花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

クマガイソウ

2016-04-30 06:37:43 | 日記




クマガイソウ「熊谷草」 ラン科

絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「Ⅱ類」
日本の代表的名花の1つ。
山地斜面の林下で、腐植土が豊かで過湿にならない所を好む。
撮影日が少し早かったようで、花色が未だ十分出ていないようです。
あと3~4日すると母衣(唇弁)の部分が鮮やかな色になると思います。
高さ20~40㎝。花は茎頂に1個つき、径8㎝。






















珍しい1茎2花





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キンラン

2016-04-29 05:59:30 | 日記


キンラン「金蘭」 ラン科

絶滅危惧 徳島県「Ⅱ類」 環境庁「Ⅱ類」
低地の山林に生える多年草。
高さ50㎝、葉は10個内外で鮮緑色。
黄花を10個内外つけた総状花序に開く。
花は直立して全開せず、長さ1.5㎝で広楕円形をしている。


































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ツチグリカンアオイ他

2016-04-28 07:56:17 | 日記


ツチグリカンアオイ「土栗寒葵」 ウマノスズクサ科

徳島県絶滅危惧「Ⅰ類」
山地の木の下に生えている常緑多年草。
県内の生育は極めて少なく、県南のこの場所にしか生育していないと思われる。





















サツマイナモリ「薩摩稲森」 アカネ科
常緑樹林の下などに群れをなしてはえる常緑の多年草。
花冠は漏斗状で筒の先が5列し、内面に白毛がある。










ハマヒルガオ「浜昼顔」 ヒルガオ科
海岸の砂地に生え、日本全土で見られる。

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サワグルマ&イワタイゲキ

2016-04-27 08:37:47 | 日記


サワオグルマ「沢小車」 キク科

絶滅危惧 「徳島県、準絶滅危惧」

山野の湿地に生える。
茎は高さ30~60㎝。
茎の頂に散形状にに頭花が付く。
頭花は径3~5㎝、舌状花は黄色。















イワタイゲキ「岩大戟」 トウダイグサ科
海岸の岩石地に生える多年草。
高さ30~50㎝位になり、多数が群生して株立ちになる。

















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ヤマウツボ他

2016-04-26 08:11:36 | 日記



ヤマウツボ「山靭」 ハマウツボ科

徳島県絶滅危惧「Ⅱ類」

全寄生植物。葉緑体がなく、全体が帯白色。
花茎は高さ10~20㎝。花茎の上部に長さ5~10㎝の花穂がつく。
日本の特産種で本州、四国、九州に分布する。













ヒロハハナヤスリ「広葉花鑢」ハナヤスリ科

中部以南の山野の樹林下、または草原にはえる多年草。











ユキモチソウ「雪餅草」 サトイモ科

絶滅危惧 徳島県「準絶滅危惧」 環境庁「Ⅱ類」
別名カンキソウ「歓喜草」ともよばれる。
暖地の木陰に生える。花序の付属体は先が径10~20㎜の純白の柔らかい球体となるので、餅にたとえてユキモチソウとよばれる。









オオギカズラ「扇蔓」 シソ科

本州、四国、九州の山地の木陰にはえる多年草。
高さ8~20㎝、茎は短く直立し、花後基部から地表をはう長い枝を出す。
上部の葉のつけねに紫色の唇形の花を対生して数個つける。







アナグマ(おまけ)
人間に警戒する様子もなく近くまできて餌を探している。
多分ミミズを探していたのかも。







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