花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ヒメシロアサザ

2014-09-30 06:43:20 | 日記



          ヒメシロアサザ「ミツガシワ科」 姫白莕菜

           「絶滅危惧」徳島県Ⅰ類、環境庁Ⅱ類 

ガガブタとヒメシロアサザは、ともに白い花を咲かせる。
ガガブタの花は直径1.5㎝ほどで内側に白毛があるのに対し、
ヒメシロアサザの花は直径1㎝足らずで,外縁にだけ毛がある。
本州、四国、九州、沖縄に点々と分布する珍しい種。
岡山県地方では水田雑草になっていて農家のきらわれものになっている。












              イボクサ「ツユクサ科」 疣草

全体やや多肉で柔らかく、高さ20~40㎝。
花は夏~秋に葉腋にふつう1個ずつつき、花弁は3個あって淡紅色で長さ6~7㎜。
和名は、この草をいぼにつけるといぼがとれる、と俗にいわれることからつけられた。












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ミズトラノオ

2014-09-29 08:13:16 | 日記



          ミズトラノオ「水虎尾」

        絶滅危惧、 「徳島県Ⅰ類」 「環境庁Ⅱ類」

例年であれば、20日~23日頃には満開のミズトラノオ。
今年は1週間以上開花が遅れ、90%以上が未だ蕾の状態。(写真は26日に撮影)

シソ科の多年草。別名ムラサキミズトラノオ。
湿地に生え、茎は高さ30~50㎝。茎の頂に長さ3~8㎝の円柱状の花穂が出て、
紫色の小形花が密生する。花冠は長さ3~4㎜。



























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シバナ

2014-09-28 08:26:48 | 日記



             シバナ「ヒルムシロ科」

          [絶滅危惧] 徳島県Ⅰ類、環境庁Ⅱ類。

「和名」塩場菜、別名モシオグサ
1997年(平成9年)阿波学会の学術調査で当町の河口で自生しているのが発見された。
一時は河川の改修等で絶滅が危惧されたが、今年は見事に繁殖している。

海水の出入りする内湾の湿地に生える多年草。泥土の地を好む。
葉は根元に集まり線形で長さ10~20㎝、幅1.5~4㎜、花茎は葉鞘の間からでて高さ15~25㎝、花茎は2~4㎜で斜開し、花被片は6枚、雄しべ6本、雌しべ1個、葉は食用になる。




































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ウリカワ

2014-09-27 08:12:04 | 日記



           ウリカワ「オモダカ科」

[日本名]瓜皮は葉の状態がマクワウリを縦に剥いだ様である所から云う。
沼地や水田にはえる多年草。
全辺緑色、基部は白色、多数の平行脈を有する。長さ8~16㎝、幅4~8mm程。
夏から秋にかけて、高さ10~30㎝内外の花茎を出し少数の白色花をつける。




















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ギンリョウソウモドキ

2014-09-25 07:55:40 | 日記



           ギンリョソウモドキ 「イチヤクソウ科」

別名:アキノギンリョウソウ、ユウレイタケモドキ。
山地や広陵地の暗い林の下にはえる腐生植物。
生えている場所も形態もギンリョウソウによく似てまぎらわしい。
ギンリョウソウは春から夏に咲くが、ギンリョウソモドキは夏から秋に花が咲く。


















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