コオロギラン【蟋蟀蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(ⅠA類)
四国と南九州の常緑広葉樹林内の腐葉土が多く、落葉がゆるく積もった小空地に生える繊細な地生のラン。
いつもの年なら8月20日を過ぎたころから咲き始めるのに、今年は何故か9月初めには開花しておらず、やっと撮影したのが9月9日、それも2~3株しか咲いてなく、他の株は開花しないまま花咲が枯れてしまっている。
和名は、牧野先生の命名で、花の形態と半透明の花被は鳴く虫の羽を連想させるコオロギを使用された。
アキノギンリョウソウ【秋の銀竜草) イチヤクソウ科
山地の暗い木陰にはえる腐生植物。
別名、ギンリョウソウモドキ、8月下旬~9月にはえる。