Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

受け入れる

2008-09-28 | 想い・雑感
中学時代の同級生6人で恩師宅を訪れた

授業中にすぐ教科書と離れた話をし始める国語の先生であったが
なぜか国語の成績が良い中学校であった
今にして思えば
表面的な知識を伝えるだけでなく
いかに感じるかを教えてくださっていたのだと思う

62歳の時
脳血管障害から記憶や言葉を失うと共に
右半身の麻痺が残った
動かぬ右足をみて
なんでこんなのが付いているのか
と悲嘆にくれていたそうだ

徐々に言葉を取り戻し
何とか立ち上がることができるようになり
倒れてから9年の歳月が過ぎたころ
右足の麻痺は治らないもの と思えるようになってから
元気になれたような気がするそうだ

受け入れることがとても困難な現実というのは
それぞれがあるのだろうが
現実を受け入れることができて
初めて人は前向きに生きていけるということなのだろう

現在の自分を丸ごと受け入れることができて
人は強く生きていくことができるのだろう

35年以上昔の国語の授業風景を
思い出すようなひと時であった

顔認証

2008-09-28 | 想い・雑感
老け顔というのはあるもので
中学生の時に
爺っちゃん
などと呼ばれていた同級生がいた

若いころの顔というのは
生れながらのものであるが
10代も後半になると
多少それまでの生活が顔にあらわれてくる
随分と大人びた顔も出てくる

顔認証システムで
未成年か否かを判別して
煙草の購入の可否を決める自動販売機があるそうだ
17歳の少年が
顔にしわを寄せてシステムに近づくと
なんとタバコが購入できたというニュースを見た
認証システムには多くのデータを入れているはずだから
ふつうはしわを寄せたくらいでは成人と判断されないだろうから
もともと老け顔の少年だったのだろうか

ただ 志村けんさんや コロッケさんなら
17歳のときでも
顔を作って成人と認証させるくらいのことは
簡単にできたかもしれない