Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

どちらに進む?

2010-06-04 | 想い・雑感
田舎道を走っていると
とんでもない道や
行き止まりの道へ迷い込むことがある

地図を頭に入れつつ走るのだが
地図上で明記された国道などより
県道や市道 はたまた林道などのほうが
部分的にずっと広く美しい道だったりするので
ついついそちらに進んでしまうのだ

日々の生活の中でも
どちらに進むか
意識的に あるいは無意識のうちに決断している

その決断のときに
「よさそうに見えるけど そちらに行くとまずいよ」
という情報があるとなしでは大きく違う

医療現場での説明は
まさにその情報を提示できるかどうか

・手術をしないと数ヶ月で食べられなくなりますよ
・この血糖のままでは失明しますよ
・抗がん剤を上手に使ったほうが長生きできますよ
・・・

ただし
それは
死に至るまでの道筋 風景が変わるだけ
つまりいかに生きるかに関わる問題であり
永遠の命を得るための選択ではない

いかに生きるかの選択なのだから
治療方法は
治療しないことも含めて
本人が決めることである

医療者は
本人の想いを尊重するなかで
最善 次善 ・・・ の策を考えていけばよい
寄り添っていけばよい

通勤距離

2010-06-04 | 想い・雑感
通勤距離は
片道約7.5Km
おとなしく最短距離で往復すれば
当然15Km くらい

なぜか20~30Kmのことが多い
気候が良くなると
それが延長傾向に

バイクに跨ると
ついつい
ふらふら
してしまう

先日はついに
70Km

週末の当番だったりすると
走れなかった分
平日に取り返さなくては・・・
と思っているわけでもないのですがね

伝えるなら早めに

2010-06-04 | 想い・雑感
手術不能な進行癌で見つかっても
ほとんど症状がないこともある

そんな時
症状と現実の恐ろしさとのギャップに
家族は本人への告知を避けたいという心境になる

当然な感情かもしれないが
進行癌の方に症状が出始めると
一気に状態が悪くなることも少なくない

そうなったとき
隠してきた事実を伝えるのは難しい

そして隠していることがあれば
家族は本人の顔を見るのがつらくなる
最後の大切な時に
心を通わせるチャンスを失うことになるかもしれない

難しいことも多いが
目の前の現実に対し
誠実に
正直に
向き合うほうが
その時はつらくても
結局良い方向に向かうことが多いことは
病気の告知ということ以外でもよくあること

病気について伝えるならば
ある程度本人の体が動き
日常生活を送ることができ
強い症状などがない時期に伝えるほうがよいと思う