Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

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2013-10-19 | 想い・雑感
世の中
老老介護の家庭が増えてきた
がん末期の方に家で過ごしていただこうと思っても
受け入れの家の方には
患者さんとほぼ同年齢の配偶者がいるばかり

そうなると
もうすこし患者さんの状態が良くなってからでなくては
自宅に受け入れる自信がない
ということになる

そこで患者さんの状態がすこしよくなったところで
なんとか体制を整えるが
時すでに遅し
ということが珍しくない

何度が危機的状況を乗り越えてきたAさん
なんとか体制を調えて自宅へ!
と頑張ってきたけれど
その週を迎えようとする
週末に急変して旅立たれた

終末期に家に迎える方とすれば
少しでも良い状態で迎え入れたいと思うのはよくわかるのだが
終末期の方に残された時間は少ないのです

本人が帰りたいと言った時に
もし受け入れられる可能性があるのなら
時を移さず行動にでなければ
間に合わないことが多い

遠隔地に住んでいようとも
子供に状況を伝えてなんとかしないと
後悔が残るかもしれない

仕方がないかもしれないけれど