Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

ダルース

2016-10-14 | 想い・雑感
四半世紀前
ミネソタ州のミネアポリスで
約2年を過ごした

そこから北北東へ車で2時間半
Duluth(ダルース)に到着する

スペリオル湖の最奥に位置する
小さな地方都市

そこからスペリオル湖沿いに走る国道沿いは
静かで実に美しい街道

短い秋におとずれると
数日の間みるみる広葉樹の色が変わり
あっという間に降り注ぐ落ち葉となる

Bob Dylanのニュースで
彼がそのダルース出身であることを知った

静かで冬の長い地方都市で
深く思索を巡らせたのであろうか

私は直接影響受けた世代と言うより
Bob Dylanに影響受けた世代である
吉田拓郎などに影響を受けた世代

それでも風に吹かれてと言う歌は
よく耳にしていたし
日本語訳を歌ったりもした

そのころ
戦争がなくなるまでに人は何度戦わなければいけないのか
という問いかけに対する答えは近い将来出るかもしれない
などと楽天的に考えていたが
いまだに答えがが出ないまま
時だけが流れた

そしてまた戦いを起こしそうな人間が
政治を司る今の日本を見ていると
この先もまだ当分答えが出ないのかもしれない
と今度は悲観的になっている

彼の受賞を契機に
平和への思いが
地球を覆ってくれるとよいのだが