Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

再雇用

2019-01-12 | 想い・雑感
定年を迎えました
現在再雇用され元の職場で働いています

といった挨拶文を受け取ることがある

会社にとってみれば
定年があり再雇用制度もある
というのは便利な制度ある

やめていただきたい人には
決まりだからと去っていただけるし
まだ必要なひとには
それまでより安い人件費で働いてもらえる

定年後も随分長く生きている可能性を考えると
収入は下がっても働かざるをえないのだが
なんだかいいように使われているようで
少し悲しい

定年の源流は
陸軍省で退官とか停年とか呼ばれていたものだ
と読んだことがある

それは1900年ころらしいのだが
その年齢が 55歳
一方その頃の平均寿命47〜8歳というから
実質生きている限り働くという感じだったのではなかろうか

比率で計算すると
現在平均寿命を85歳とすれば
定年は96歳くらいとなる

現在の定年制度は
雇用者側の都合という側面が強そうだ

そうであるなら
せっかく定年と言われたのなら
別のことをやってみたいものだと思うが
それもままならぬのかもしれない

人間死ぬまで生きているわけだから
生きるために何かしている
その定年は自分で決めるというのが
本来の姿だと思えてくる