Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

選択肢は増えたけど

2011-03-01 | 想い・雑感
21世紀になり
抗がん剤の種類が
ずいぶん増えた

しかし現状では
固形がんの多くは
抗がん剤では根治できない

高価な薬剤がいろいろ出てきたが
生存曲線を
せいぜい数か月右にずらすだけ

その数か月が
個人にとって
とても価値ある場合も少なくないが

その間に
何を考え
何をなすか
きっとそれが大切

ただ
わが身に当てはめて考えると
難しい

だから
治療手段を
いろいろ説明することは
容易だが

治療手段がなくなるときに
何を語るのか

とても難しい

結局
自らで答えを出すしかないのだろうが

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
通りすがりです (やまでぃー)
2011-03-02 02:05:07
いろいろな過去の日記を拝見させていただきました。
人生についてよく考えさせられます。

私はかつて医者になりたかったのですが、受験で失敗して断念して違う道へと進みました。
しかし、負け惜しみの様ですが
今となってはこの道が私にとって最も価値があったのかなって思いますね。

何に価値があるかなんて患者さん本人にも分からない事なのだと思います。
返信する
やまでぃー さん (hanamegane)
2011-03-02 07:40:03
価値観は多様ですね
そこが日常の様々な選択に現れるのだと思います

治療方法の選択も
まさに価値観 人生観 により分かれます

患者さんに説明をし
その選択肢をお聞きするとき
自分なら
どのように考え どのように選択するか
難しいなぁ
と感じることがしばしばあります


ところで
「やまでぃー」
お名前に 「やま」がつく?
山が好き?
やまをかけた ということ?

思いつきませんが
なにか 勢いを感じます
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。