雪を見ていると
スキーに行っていた頃を思い出す
冬になると
積雪情報をチェックし
週末が近づくとそわそわ
一旦ゲレンデに着けば
リフトが動き始めてから止まるまで
ほぼ滑り通しだった
ところで
ゲレンデでも高い位置を通るリフトの下には
ネットが張ってあることが多かった
おそらくこれもセーフティーネットと呼ぶのだろう
ネットがしっかりしていれば 安心だが
ところどころにほころびがあるようなネットだと
なんだか不安になった
医療という社会のセーフティーネットも
今やほころびが目立つ
昨年の病院倒産件数が過去最高と聞き
さらに不安は募る
いまどきの病院は
設備投資のやりすぎとか
放漫経営などということはまず考えにくい
昨年の病院倒産の原因が
診療報酬引き下げが主体となっているところから見ても
これは完全に政治の問題である
ほころびのないセーフティーネットで
安心したいものである