ホタル

漂うホタルの輝きに
淡い華麗さ
儚い美しさ
僅かな恋の予感
などを感じ　見ていたのは　遠い昔だろうか

ふーっと光
スーッと消えていく
明滅する灯をみていると
この頃は哀しみが前面に出てきてしまう

人生を
終わりから見始めた
ということなのだろうか

見た目

人を見た目で判断してはいけない
と言われることも多いのですが
通常の人が脳内に取り込む情報量の8割は視覚から
という事実から見て
ある程度見た目で判断するのは仕方が無いし
見た目でわかることというのはかなりあるとおもう

確かに見た目だけで判断しては
誤ることも多いとおもうので
他の情報を加味して修正していけばよいのである

胃癌や大腸癌の診断に際しては
内視鏡検査での見た目が大きく物を言う
消化管壁のどの深さまで癌が入り込んでいるかの診断を
かなり正確にくだすことができるのである
しかしこれも
内視鏡検査結果の見た目だけで判断してはまずい
血液検査やＣＴ検査その他の検査結果を
総合して判断する必要がある

ただ総合して判断しても
手術で本当に体内の癌が全てとりきれたかどうかは
わからない
ひょっとして体のどこかに
小さくて今の医学では発見できない転移巣があるかもしれない

もしあれば時間をおいてその転移巣が大きくなり
いずれ再発として現れることになる
だから5年間ほどはそんな再発が出てこないか
定期的に検査をすることになる

ながら

携帯を覗き込みながら・・・
というひとが
スマホが増えてさらに増加したような気がする

歩きながら
自転車漕ぎながら
車を運転しながら

危なくてしょうがない

でもふと気がつくと

新聞見ながら歩くおじさん
本を読みながら歩くおねえさん
かばんの中をかき回しながらあるくおばさん

いろいろいます

かく言う私は
ながら自転車運転はしていないようで
考え事をして曲がる場所を通り過ぎたりしています

一つのことに集中するのは意外と難しい

ながら○△　に囲まれた私たちは
多くの危険にさらされている可能性が高い

ご用心

感受

咲く花を見て

生命の不思議を感じたり
その美しさを愛でたりする人間

花は人に見てもらおうとしているわけでなく
ただ　ただ　咲いているだけなのでしょうが

それでも
その不可思議や美しさに感じ入ることのできる心でいたい

目線

どうしても
自分の立場から世の中を見るから
すべてに感謝
なんていうのは
むつかしいね

ついつい
愚痴や文句が
出てしまうね

移り香

微かなお線香の香りを引き連れて
外来に来られる方がいる
毎日お仏壇に線香をあげているのでしょう

香りというのは
本人が気づかぬうちに移り
運んでいく

良い香りだなと心地よくなる場合と
そうでもない時がある

実際の香りだけでなく
人の醸し出す雰囲気という香りも
どこかから気づかずわが身に移り
運ぶことがよくある

良き香りと接し
それを身にまとい
運んでいきたいものだと思う

さらにはそのような香りに揺れない
己自身というものを
見出したいものだと思う

何のマーク？

最近バイクを走らせていると
このようなマークを見かけるようになってきた
なんだろうなぁ
高齢運転者のマークとは違うような…？

ところが
昨年の2月から
高齢運転者標識がこのマークに代わっていたらしい

新標識のデザインが意味するところは知らないが
若葉マークに対し
落ち葉マークと揶揄されていた以前のデザインを
変更したということなんでしょうね

現在のところこれを貼るのは
努力義務ということで罰則はないようですが
その年齢に達したころにまだバイクに乗っていたら
ヘルメットの後ろに大きく貼り付けて
乗り回してやろうかなぁ