農閑期の農地利用策として、約2万平方メートルの農地で
キク科の耐寒性一年草の「カモミール」を栽培していて
その作付け面積は、日本で最大のカモミール畑と言われ
春に成ると小菊に似た可憐な花が、そよ風に揺れ
この地方の春の風物詩の一つに成っている
今年の冬が非常に寒かった為、開花が例年より少し遅れ
4月下旬から5月の連休頃が見頃と言われていた
爺やが訪れた4月下旬は、まだ咲き始めの状態だったが
それでも、カモミール畑に近づくと
リンゴの様な甘い香りが、風に乗って運ばれてきた
5月中旬過ぎから、これらのカモミールの刈り取りが
全て手作業で行われ、刈り取られたカモミールは
水分が11%以下に成るまで、天干しされた後
3cm位にカットされ、袋詰めされて7月頃長野県の工場へ送られ
そこで石鹸や化粧水、入浴剤等の製品の成分として使われる
「カモミール」は、ギリシャ語で「大地のリンゴ」と云う意味で
和名では「カミツレ」と言い、かってはハーブティや健胃剤
発汗剤、消炎剤等に利用され、「ハーブの女王」として
親しまれていた薬草であったと言われている
カモミール畑の様子を期間限定のデジブックで作成しました
お時間がございましたら、ご覧に成って下さい(6月15日削除予定)
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