花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

生け花の材料としても使われている

2013年12月15日 | 季節の便り




12月上旬に国営公園の
河川環境楽園を訪れ
園内を散策していた時に
散策路脇で黄色く色付いた
珍しい「ツルウメモドキ」の
果実が割れて、中から赤い種子が
沢山顔を出しているのに気が付き
その姿をカメラに収めて帰って来ました


「ツルウメモドキ」は、ニシキギ科の
つる性の落葉低木で
日当たりのよい林等に生育し


                ・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像10枚)・・・


つるは他の植物にからまりながら、上へ上へと伸び
茎は生長すると木化して太くなり、他の木を覆う事も有り
葉は長さ5~12 cm位で、幅の広い卵形から円形していて鋸歯があり互生しています

5月頃に成ると花が開花し、花弁は黄緑色をした5枚からなり
花は葉腋から集散花序に付きますが、花が小さいので
春~秋の季節は殆んど目立つ事は無くて、人に気付かれず
花が咲いた後に出来る果実は、晩秋の頃に成ると淡黄色に熟し
そして3つに裂開し、橙赤色をした仮種皮に被われた種子が現れるので
初冬の季節になると、俄然目立つ様に成ってきます

そしてこの姿が美しいので、生け花や装飾用の材料として使われ
この種子は鳥や獣等に食べられ遠く迄散布されて、その生育範囲が広がって行きます



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