辺り一面がピンク色に染まるレンゲ畑

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「レンゲソウ」はマメ科の越年草で、岐阜県の「県の花」になっており
花茎は葉腋から真っ直ぐに伸びて立ち、葉より突き出て花を付け
輪生状に一回りに纏まって、紅紫色の花を花茎の先端に咲かせる

爺やが子供の頃には、田植えシーズン前になると
田んぼは、「レンゲソウ」の花で全体がピンク色に染まっていた

田んぼに化学肥料が使われる迄は、「レンゲソウ」を緑肥や牛の飼料とする為
稲の収穫が終わった田んぼに、「レンゲソウ」の種を蒔き
翌春に花を咲かせ、田んぼは田植え前に耕し
「レンゲソウ」をそのまま鋤き込んで肥料としていた

「レンゲソウ」の根には、窒素を固定する根粒菌の働きで球形の根粒が付き
これが稲にとって良い肥料になる為、「レンゲソウ」が栽培されていたが
最近では、化学肥料が緑肥に替わって使われるようになり
「レンゲ畑」は、余り見る事が出来なく成っていたが
今年自宅近くの田んぼの数ヶ所で、「レンゲ畑」を見る事が出来たので
「レンゲソウ」の緑肥が、最近なって見直されて来たのかもしれない