約5ヶ月をかけて全行程約2,400kmを旅し、「月日は百代の過客にして
行かふ年も又旅人也・・・」の書き出しで始まる「奥の細道」紀行を
現在の岐阜県大垣市で終え、ここから舟で伊勢の国・桑名を通り
生まれ故郷である現在の三重県伊賀市へ帰った事は知られていますが
その「奥の細道」結びの地であります大垣市船町川湊港跡近くには
数年前の春に紀行文「奥の細道」の解説をはじめ、松尾芭蕉の人となりや
旅に生きた人生を紹介する「芭蕉館」等を中心とした「奥の細道
むすびの地記念館」をオープンさせ、紀行を終えた松尾芭蕉が舟に乗って
桑名経由で伊賀へと帰った事に因み、かっては大垣城のお堀であり
現在は水門川として市街地を流れるこの川を、ゆっくりと舟に乗って下り
春の風景を楽しむ、「水の都おおがき舟下り」が、今年は3月31日から
4月15日迄の期間開催中で、この舟下りは1日に8回・各回10艘が運航し
市営東外側駐車場前の乗り場から、奥の細道むすびの地記念館近くの
旧船町川湊跡迄の1㎞余を、桜を眺めながら水門川を凡そ30分かけて
のんびりと下るミニ船旅で、水門川の両岸に植えられた桜が
今年は平年より10日程早い3月30日に見頃を迎え、晴れと成った3月末に見に行くと
綺麗な桜が咲き多くの人達で賑わっていて、写真を写すのも難しくて
少しの時間舟下りを追っかけて写してから家に帰り、4月3日に再び訪れると
早くも桜が散り始め、川の水面には桜の花びらが多く流れていて
時々強い風が吹くと、一斉に舞い落ちる花吹雪きを見る事が出来ました
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