御本尊は、開祖・伝教大師最澄大和上の作と伝えられる十一面千手観世音菩薩 で
このお寺の歴史は遠く平安初期に迄さかのぼり、その当時は七堂伽藍を有する
広大な境内が在って、僧兵も在住していたと云われていますが
元亀・天正の戦国時代には、織田信長の家臣による員弁攻略で
郡内の諸神社・諸寺院は兵火に遭って、聖宝寺を含めて殆んどが
焼失してしまいましたが、その後の徳川時代の中期(万治元年)に成り
開山して再興されましたが、境内に有って藤原時代の造庭と云われています
回遊式の大きな池は別名では浄土池と呼ばれ、この池の周りや境内から裏山にかけて
もみじの木が40数本植栽されていて、秋の季節に成るともみじが彩りを競演して
庭園の紅葉が綺麗なお寺として知られていて、11月18日~26日迄は
「もみじまつり」が開催され、夜にはライトアップもされていましたが
爺やはまつり期間中の混雑を避けて、まつりが終了し晴れの天候と成った28日に
藤原岳の懐に静かに佇む、「いなべのもみじ寺」と云われています
このお寺の紅葉を観る為にお昼過ぎに訪れましたが、境内の中へ入ると
爺やの予想が外れて、境内にはカメラマンや観光客が沢山訪れて賑わっていました
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