爺やの気が付かない内に花を咲かせ始めて、数日前からは沢山の花が咲き
見頃を迎えていているのではないかと思っていますが、この「紫蘭」は
日本の関東から沖縄地方や、台湾、中国に自生するラン科の植物で
やや湿った岩の上や林に自生して居り、育て易いランで有る事から
園芸店等で見かける機会は多くありますが、野生種は準絶滅危惧種に指定され
春の季節に成ると、地下に連ねた扁平な地下球(偽球茎)からササの様な葉茎を伸ばし
先端に赤紫色の華麗な花を咲かせ、晩秋には葉を落とし休眠してしまい
結実すると種を飛ばして、気付か無い内に庭のあちらこちらから小苗が発芽し
年々生育領域を増やす事が有って、種からも増やし易い為に新しい花づくりが行われて
一般的な赤紫色の花以外に、白い「白花シラン」やリップの先端をほんのり桃色に染めた
「口紅シラン」、葉の縁に斑を流し染めた「覆輪シラン」等が有ると云われていて
爺やは5年位前に「白花シラン」の苗を購入して、赤紫色の花を咲かせる「紫蘭」から
少し離れた庭先へ植え付けたところ上手く根付いて、最近では株数も増えていますので
ある程度の株数に成ったら、2品種の「紫蘭」の生育領域を限定して育てる心算です
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