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最高峰の伊吹山は標高1,377 mの山で山頂部は滋賀県米原市に属して
滋賀県最高峰の山であり、山域一帯は琵琶湖国定公園に指定されていて
滋賀県と岐阜県の両県からも、その雄大な山姿を見る事が出来ますので
古くから神が宿る山として信仰の対象とされ、室町時代後期には織田信長に依って
山上に野草園が造られ、伊吹山の東山麓に位置する揖斐川町春日地区では
数多くの薬草が自生しており、古くから食用・飲用・入浴用として広くこの薬草が活用されて
江戸末期から昭和の初めには、甘茶や山椒の他、数種類の薬草を混ぜ合わせた
「伊吹百草」の生産が大規模に行われていたり、そして最近注目され始めた「沢あざみ」は
飛騨美濃伝統野菜にも指定されて、柔らかい葉の軸の部分が食用と成って
薬草料理や佃煮等に用いられる様になり、また1964年(昭和39年)に
日本百名山に選定されると、百名山ブームもあって全国的に登山対象の
山としての知名度が高まった山でも有りますが、このところ日本列島には
この時期としては強い寒気が数日間居座っている影響で、日本海側では積雪する地方が急増し
太平洋側でも厳しい寒さと成り、爺やが住んでいる地方でも最高気温が10℃迄上がらずに
真冬並みの寒い日と成っていましたので、当地から望める伊吹山も昨日の朝は初冠雪と成り
伊吹山の上側半分程が、白くなっている姿を早くも見る事が出来ました
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