落葉樹林内の斜面等に自生し、凍てつくような真冬に芽を出して花を咲かせた後に
葉を茂らせ、木々の新緑がまぶしくなる晩春には茎葉が枯れてしまって
地下にて球根の状態で秋迄休眠に入り、根は秋頃から地下で伸び始めて
翌年の早春に花を咲かせますが、落葉広葉樹が新緑の葉を広げる5月頃には
枯れて地上から姿を消してしまい、葉を広げ花を咲かせて地上に姿を見せているのは
1年の内の早春の2ヶ月足らずの短い期間なので、「春先のはかない命
(Spring Ephemeral)」とか、「春の妖精」と呼ばれている可憐さと
はかなさが魅力の山野草で、国営木曽三川公園のひとつであります
河川環境楽園の園内に咲く「セツブンソウ」は他の自生地に比べて
凡そ1ヶ月位早く花を咲かせますので、2月16日に初めて訪れた時は
まだ咲き始めの状態でしたが、それから5日経過した本日の午後から
再び様子を観に訪れると、アチラコチラで10輪程花が咲いていたものの
まだ蕾の姿も少し見る事が出来ましたので、7部咲き位ではないかと
爺やは思っていて、まだ少しの間花を楽しむ事が出来そうだと思いました
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