花咲爺やの気まぐれ通信

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暦の上では「立春」と成りましたが、本日は冷たい北西の風が吹いて寒い日と成り・・・

2020年02月04日 | 季節の便り

・・・昨日の朝刊に入っていた、某スーパーの「恵方巻き」のチラシ・・・


昨日は二十四節気のひとつ「節分」で、そして本日は「立春」であり
暦の上では春を迎える頃と成りましたが、爺やの住んでいる地方の本日は
晴れの天候と成り、最高気温も12℃迄上がりましたが冷たい北西の風が
1日中吹いていましたので体感的には寒い日と成り、週間天気予報に依れば
明日から来週の月曜日頃にかけては、先週迄シベリア大陸にあった
今シーズン一番と云われる寒気が、6日(木)頃をピークに日本列島上空へと
流れ込むと予想され、この強い寒気の影響で爺やの住んでいる地方では
最高気温も10℃以下の寒い日が数日間続き、まだまだ春の訪れを感じる事は出来ませんが
昨日は「節分」の日で、日本の各地では「節分」に因んだ各種の行事が行われたと思いますが
「節分」という言葉には、「季節を分ける」と云う意味が含まれており
言い換えると、「季節の変わり目」と云う意味に成り「季節の分かれ目」とは
立春・立夏・立秋・立冬の事で、本来は春・夏・秋・冬のどの季節にも
「変わり目」が有ってその前日を「節分」と云い、一年の季節は「春夏秋冬」と書く様に
一年の始まりは「春」に成っており、この「春」の始まりが「立春」なので
「立春」の前日である2月3日が「節分」として、広く世間で認知される様に成り
その「春」が始まる前日、即ち新しい一年が始まる前日に「これから始まる
新しい一年が、不幸や災いの無い一年に成ります様に」との願いを込めて
神社仏閣や各家庭等で、2月3日の「節分」の日には「鬼は外、福は内」と言いながら
豆撒きをし歳の数の豆を食べる習わしが有って、最近では「恵方巻き」を
その年の恵方と云われる方角を向きながら無言で食べると、幸運が訪れると云われ
この「恵方巻き」は、元々関西地方のみで行われていた風習だと云われていましたが
平成10年に或るコンビニが節分用に「丸かぶり寿司 恵方巻」との商品名で
太巻き寿司を全国販売したところ、消費者に受け入れられて
ここ数年の間に全国的に急激に広まって、今や日本の北から南迄
「節分」の日に、その年の恵方に向かって太巻きを鬼の金棒に見立てて
「邪気を祓う」と云う意味の有る、切らずに長いまま太巻きを食べる事で
「縁を切らない」や「福を巻く」と云う意味も含めて、「祓鬼来福」を祈念しながら
太巻き寿司を無言で、まるかぶりで食べる風習が定着する様に成り
爺やの家庭でも、本日の夕食時に今年の恵方「西南西」の方角を向いて
家族揃って無言でまるかぶりで食べながら、「祓鬼来福」を祈念しましたが
数年前頃から、この恵方巻の大量の売れ残りが問題と成っていて
関西地方の或る大学教授が、恵方巻きの消費人口を約3213万人と推定し
1本800円で計算して、販売総額を約257億円と見積もり
スーパーやコンビニへの調査等から、廃棄率を4%と仮定して
計算したところ、損失額を約10億3千万円と成ったとの記事を
爺やは一昨年の2月に読み、売れ残った大量の恵方巻が廃棄処分となり
その損失額が、余りにも多いのに驚いてしまいましたが
昨年から農水省が業界団体への文書の中で、大量生産を止めて
廃棄物を少しでも減らす様にと、呼びかけてはいましたが
果たして、今年の恵方巻きの廃棄率の結果は如何に成ったのでしょうか?




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