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今では珍しい数体の案山子の姿が見られ、稲を鳥類の害から守っていた
この案山子を設置する最大の目的は、スズメやカラス等をはじめとする
田畑に害をなすケモノを追い払う事で、その為の手段の一つとして
人間がいる所へは、基本的に動物は寄ってこないので
「人間がその場にいるかの様に見せかける」事が考えられて
人間に似せた案山子を立たせておく事に依って
不在時の田畑を守ろうと考えられたが、害獣の側にも学習能力と慣れがあって
動かない案山子が立っていても、効果が無くなってしまったので
現在では、ほとんど案山子の姿を見る事が出来なくなっている
先回水稲の白い花を紹介しましたが、爺やの住んでいる地方では
今頃は、稲穂が膨らみ始めて頭を垂れている状態となり
早い所では10月の初旬頃には収穫作業が始まるのではないかと思っている
昨日の新聞に、農林水産省が2012年水稲の全国作況指数を
28日に発表した記事が載っていたが、それに依れば
今年は、全国的におおむね天候に恵まれ順調に生育してる事から
9月15日時点では、「やや良」になるとの見通しで
地方別にみてみると、北海道や東北地方を中心に「豊作」が見込まれ
九州や沖縄地方と四国の愛媛県や高知県、そして長野県が「やや不良」となり
それ以外の地方は、「平年並み」の見込みになると書いてあった
この地方の農家の人達にとっては、今頃が水稲の出来る大事な時期だが
最近南の太平洋上で発生し、非常に大きな勢力を持った台風17号が
日本列島を縦断するコースを通るとの進路予想が出されているので
折角膨らんできた稲穂が強風であおれてしまわない事を願っている
本日の朝は雨風も無く、いつも通りの静かな朝を迎えているが
昨日現在台風は沖縄本島付近にあって、昨夜には奄美大島に最も接近し
その後は速度を上げながら日本列島へ接近する為
本日の夕方には近畿から東海地方に、上陸する可能性が高いと予想され
午後からは西日本~東日本地方にかけて、急に雨や風が強まり
暴風や大雨に対する厳重な警戒が呼びかけられていて
予想される最大瞬間風速は65m、雨量は最大500mmと云われているので
なんとか大きな被害も無く、無事に台風17号が通り過ぎてくれて
稲穂がたわわになった、実りの秋を向けえて欲しいと願っている
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