
樹高は60cm~1m位になり、特に土質を選ばず移植に強く
生長が早く芽吹く力が強くて、細かい枝葉を密生させ
よく分岐し刈込にも耐えるので、江戸時代から形を整えて
盆栽や庭園の生け垣、植え込み等に利用され
日本や中国では古くから観賞用として栽培されていたらしい
初夏の頃に、葉腋に1cm足らずの星形をした白い花を咲かせ
花冠は漏斗状の形で、その先端は5裂し裂片は更に浅く3裂していて
内面には長毛があり、花柱が雄しべより長い花と、短い花とがある
遠くからでは余り気づかないが、よく見るとシンプルながら
なかなか可愛らしい花で、園芸品種には、二重咲きのハクチョウゲや
八重咲きのハクチョウゲ、紫がかった白花のムラサキハクチョウゲ等
花に変化のあるものや葉に白い縁取りの入るフイリハクチョウゲが有ると云われ
「ハクチョウゲ」は丁字に似た白い花を咲かせるという意味で
「白丁花」の漢字を当てるのが一般的で、鳥の白鳥とは関係無いと云われている
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