![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/80/b51a929eecee92821ce42960617888a8.gif)
夜になると、葉は就眠運動により
左右の小葉がぴったりと合わさって
垂れ下がり、その様子があたかも
木が眠っている様に見える事から
名前が付けられたと
云われている「ネムノキ」は
マメ科の落葉性の樹木で
大きくなると高さ10~15m程に
生長する高木で、河原等
水のある場所によく自生していて
梅雨頃になると細長くて
柔らかい刷毛の様な形をした
淡紅色の花を上に向けて咲かせます
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像8枚)・・・
象潟や 雨に西施が ねぶの花
松尾 芭蕉
秋田県の南端部の「象潟(きさかた)」を訪れた時に
「ネムノキ」の花が、余りにも美しかったので
その昔、中国の美人と云われていた「西施(せいし)」に例えて詠んだもので
「ネムノキ」のひとつの花に見えるものは、小さな花が10~20個集まったもので
淡紅色をした糸の様な部分は、長く伸びた雄しべで
小さな花から沢山の雄しべが出て、それが集まってひとつの形になっており
花は夕方開花するので、朝が見頃だと云われていますが
先週末のお昼近くに訪れた公園では、綺麗な状態で花がまだ咲いていました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます