花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

ブラシの様な淡紅色の花が・・・

2013年06月27日 | 季節の花




夜になると、葉は就眠運動により
左右の小葉がぴったりと合わさって
垂れ下がり、その様子があたかも
木が眠っている様に見える事から
名前が付けられたと
云われている「ネムノキ」は
マメ科の落葉性の樹木で
大きくなると高さ10~15m程に
生長する高木で、河原等
水のある場所によく自生していて
梅雨頃になると細長くて
柔らかい刷毛の様な形をした
淡紅色の花を上に向けて咲かせます


                 ・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像8枚)・・・


                             象潟や 雨に西施が ねぶの花
                                                              松尾 芭蕉


この句は、松尾芭蕉が、紀行文「奥の細道」の中で
秋田県の南端部の「象潟(きさかた)」を訪れた時に
「ネムノキ」の花が、余りにも美しかったので
その昔、中国の美人と云われていた「西施(せいし)」に例えて詠んだもので
「ネムノキ」のひとつの花に見えるものは、小さな花が10~20個集まったもので
淡紅色をした糸の様な部分は、長く伸びた雄しべで
小さな花から沢山の雄しべが出て、それが集まってひとつの形になっており
花は夕方開花するので、朝が見頃だと云われていますが
先週末のお昼近くに訪れた公園では、綺麗な状態で花がまだ咲いていました





                       
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