1日遅い「梅雨明け」と成りましたが、天気図を見ると「梅雨前線」は日本の南海上に停滞していて
普通「梅雨前線」が北方に押し上げられて、もう影響が無いだろうと判断されると
「梅雨明け」と発表されますが、今年は「梅雨前線」が南海上に下がった状態で「梅雨明け」と成り
このケースでは北からの冷たい高気圧が優勢という事で、冷夏に成るパターンと云われていますが
今年は北側の高気圧も十分に高温で有る為に、南へと押し下げて「梅雨明け」したのにもかかわらず
猛暑という点でもかなりの稀なケースで、当地方でも「厳重警戒」の熱中症情報が毎日の様に出されて
爺やは日中の畑仕事は行わずに、早朝とか夕方の比較的涼しい時間帯を選んで短時間だけ行い
日中はエアコンで涼しくした部屋内で、新聞やテレビ等を見ながらのんびり過ごしていますが・・・
「金柑」の葉等にセミの抜け殻が有るのに気付き、脱皮したセミの姿が見られるかもしれないと思い
「渋柿」の木を下側から上へと眺めていると、小形セミの「ニイニイゼミ」の初姿が数匹見られましたが
一般的に「ゼミ」は夏の成虫の間に木の幹に卵を産み付けて、その卵が孵化するのは翌年の梅雨時で
孵化した幼虫は土の中へ潜って行き、3~17年の期間土の中で過ごした後に
羽化のタイミングで再び木に登り、ようやく羽の生えた成虫と成るものの
羽化の最初のうちは体も白っぽくて、鳴き声も小さいと云われていて
セミが鳴くのはオスだけで、子孫繁栄の為に生きている僅かの時間を惜しむかの様に
オスはメスに合図をする為に懸命に鳴き、自らの使命を果たして一生を終えると云われています
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