「薬草園」を訪れて、今の時期に咲いている花を探しながら散策していると
鮮やかなコバルトブルーの色で、涼しげに見える径3cm前後の花が
沢山咲いているのに気が付き、よく見ると「チョウマメ」の花で
「蝶豆(チョウマメ)」は、東南アジア・インド原産マメ科チョウマメ属の
本来はつる性の多年草ですが、日本では冬に成ると枯れてしまう為に
園芸上は一年草として扱われ、日本へは江戸時代の末期に渡来したと云われ
暑さには非常に強くて夏の炎天下でも花を咲かせ、夏から秋の季節迄
花を長く楽しむ事が出来、マメ科には黄色や白色、赤紫色等の花を
咲かせる種が多いのですが、珍しい青色の花を咲かせる「チョウマメ」は
元々東南アジアの国々では、古くから染料やお菓子の着色に「チョウマメ」の
エキスを使用していたと云われていて、初夏の頃につゆ草と同じ様な涼しげで
優雅な雰囲気を漂わせて、「蝶」の姿に似た青い花を次々と咲かせますが
夏が過ぎ、秋の季節と成ってしまった現在の「チョウマメ」は
やはりマメ科の植物なので、花と共にえんどう豆の様なサヤの姿も見られました
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