今でもヨーロッパでは、万能ハーブとして多くの家庭で常備されていて
古くから「母なるハーブ」や「ハーブの女王」として親しまれてきた
薬草の「カモミール」は、ヨーロッパ原産・キク科の2年草で
「除虫菊」を小型にした様な花の形をしており、「りんご」の様な
香りが有る事が特徴で、和名を「カミツレ」と云い
日本へはオランダ医学の薬剤のひとつとして、江戸時代に伝わって来たと云われ
青りんごを思わせる柔らかな香りと飲みやすさから、最近では「ハーブティー」として人気が高まり
東京に本社が在る会社が、この「カモミール」の薬効エキスに注目して
様々なスキンケア商品を開発していて、岐阜県大垣市で昭和59年に発足した
大垣市薬草組合が、市内の南部地区を中心に栽培していますが
栽培するにあたっては、機械化が出来ずに栽培から収穫迄の一連の作業が
手作業中心の為に、生産者の高齢化等に依り年々生産量は減少していますが
安全・安心な「カモミール」を生産する為に、平成16年より化学合成肥料や
農薬を使用しない有機栽培に取り組み始め、現在では生産量が日本一と云われ
ここで収穫された「カモミール」は、東京に本社の在る会社へ出荷されて
石鹸や入浴剤、ハーブティ等の製品が作られていると云われ
4月下旬に「カモミール」の花が見頃を迎えていると聞き、天候に恵まれた
今年のGW期間中に訪れると、「カモミール」の花をがきれいに咲き
芳い香りが辺り一面に漂っていて、GWの一日を楽しむ事が出来ました
「カモミール」を観に行った時の様子を、デジブックに纏めました。
お目に留まり、ご高覧頂ければ嬉しいです。
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