19日の朝は冷え込みが厳しかったものの
「晴れ」の天候となり、日中は風も吹かなくて
最高気温も14℃まで上昇して
久しぶりに暖かい日となったので
橙色に色付いて来た渋柿の収穫作業を
婆やと二人で、午後から行う事にした
柿は実の成り年(表年)と
不成り年(裏年)が交互に現れる
「隔年結果」だと云われ
表年は花芽と果実が多く出来
養分の消費が多くなり
翌年の裏年は花芽がつきにくい為
果実は少なくなり易い
爺やんちの今年の渋柿の出来具合は
昨年に比べて形はやや大きいものの
数は少なめであったので
不成り年に当たっていたみたいだったが
それでもカゴに2箱程、収穫する事が出来た
柿の収穫作業は、脚立を使って
爺やが柿の木に登り
木の上で渋柿を1個づつ
紐が縛り易い様に
木バサミで、枝をT字形に切り
袋の中へ入れ、袋が一杯になったら
柿の木の下にいる婆やに渡して
袋をカゴにあけて貰う段取りで
作業していたが、木の上での作業は
足元が悪くて、中々はかどらず
夕方の暗くなる迄行ったが
それでも、終える事は出来なかったので
昨日の午前中も、再び作業をして
渋柿の収穫作業はお昼前には終わったが
これを地方によっては「布施柿」とも呼んでいて、この「布施柿」というのは
木になった柿の実を全部取ってしまわずに、いくらかは残しておいて
鳥達への「お布施」の様なものにしている柿の事で
爺やも今年は、高い所に在り柔らかい柿を2個残しておいた
収穫した渋柿の多くは
婆やが俄か宅配業者になって
ご近所や親戚の人達に配達した為
爺やんちには80個程残っただけで有ったが
婆やが、夕方と夜に渋柿の皮を剥き
軒下に吊るしたいと云ったので
今朝になり、爺やがパイプを使って
吊るし場所を作り、二人で吊るしておいた
カビ等生えずに順調にいけば
お正月頃には、飴色になった渋柿に
白い粉が付いて食べ頃となるのだが
今から、干し柿が出来上がるのを楽しみに待っている爺やです
お久しぶりです
見事な干し柿、綺麗に吊るされましたね
初冬の懐かしい風景です
寒風が立派な干し柿に仕上げてくれるでしょう
お正月が楽しみですね
柿の木に一つ~(青空に)
「子守柿」と呼んでいます
「お布施柿}納得です。
当地は、伊吹山が近い為
冬の季節になると「伊吹おろし」と言いまして
冷たい風が吹きますので
大根や干し柿等を軒下に吊るしておくと
程よく乾燥されて美味しくなります。
お正月頃が、食べ頃になるのではと思っています。