
他の植物等に絡ませながら3m位伸びて、夏の季節に成ると緑色がかった白色の
小さな花を咲かせるものの、花が小さい為に花自体は余り目立ちませんが
その後に出来る紙風船の様な形をした、袋状の果実の大きさは径3cm位で
「風船カズラ」の繊細な草姿と、風に揺れる果実は見た目にも涼しげで有り
果実の内側はホオズキの様に空洞に成っていて、最初は明るい緑色ですが
秋の季節に成って、熟して来ると果実は徐々に茶色へと変わり
ひとつの果実からはタネが3個取れて、熟したタネは全体が黒くて
ハート型の白い模様が出来ており、この模様が猿の顔の様にも見えて
愛嬌が有りユニークな形なので、花を観賞するよりも風船の様な果実や種を見ようと
爺やは10年位前から、この「風船カズラ」を自宅周りのフェンスに沿わせて
数株育てていますが、今年も順調に育ち7月中旬頃から花が咲き始めていたものの
現在では、小さな花と果実が同時に見られる状態と成っていますが
爺やは以前に「吊り雛巡り」に近郊の街を訪れた時に、南天の枝の上に
この風船カズラの種を使って作られた、小さな猿が5匹乗った飾り物が
「難を転じて災いが去る(猿)」や「家内円(猿)満に成る」等の縁起物として
訪れた店内に飾られていましたが、残念ながら工作ものに疎い爺やには
この様な小さな細工物を作る事は全く出来ないので、種を活用する事も無く
ただ風船の様な果実と、ユニークな種を見る為だけに毎年育てています
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