少しずつ涼しくなって、秋の気配が漂いだすと云われていますが
まだまだかなり暑い日が続き、今年は新型コロナウイルス感染症が
国内でまだ終息を迎えずに、第2波を迎えて拡大傾向が続いていますので
猛暑の中でも、外出時にはマスクをかけなくてはいけないので厳しい夏を迎え
今年の「立秋」は昨日で、立秋以降の暑さを「残暑」と手紙等で書きますが
その「残暑」が厳しかった昨日の夕方に自宅の庭に植えて在ります
柿の木の根もとで、「アブラセミ」がまさに羽化し終えた姿を見つけました
「セミ」達は長い間土の中で幼虫として生きていて、夏に成ると成長したものから
順番に地上へ出て来て羽化を始めて、成虫へと成っていきますが
この羽化の時が、「セミ」達にとっては一番敵に襲われる危険性が高いので
夜にひっそりと行わるれのが普通なので、「セミ」が羽化をしている姿を見る事は
難しいと云われていますが、公園等で「セミ」の抜け殻が樹木に
沢山付いているのを見かける事も有って、セミ達は案外我々の身近な所で
羽化をしている様に思われ、「アブラゼミ」の羽化の場合には地上へと出て来た幼虫が
あちこち歩きながら羽化をする場所を選び、場所が決まるとしばらくじっとしていて
やがて背中の中央に縦の裂け目が出来て、そこから成虫の背中や頭が出て来て
次には前足を出して反り返りながら後ろ足を出すものの、まだ新しい足が
しっかりしていない為に10分位このままの姿勢で過ごして、足がしっかりしてくると
腹に力を入れて起き直り、残ったお腹の部分を殻から抜き出して
抜け出ると羽根が少しずつ伸びて10分程で広がりますが、この時点では
羽根の模様はまだはっきりしていなくて、このまま朝迄じっとして
明るくなると飛んで行ってしまうと云われていますが、爺やが見たのは
まさに殻から抜け出て、羽根が少しずつ伸び始めている状態で
珍しい姿を偶然見ましたので、その姿をカメラに収めた次第です
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