~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 六
「神仏の大慈悲に感謝し万象相互の調和の心が
神意なることを悟るべし」
先の続き・・・
またあのお日様から私たちの最も生きやすい熱と光を
頂いておりながら、お日様に対しても感謝を知りませんでした。
もし光が無かったら大変ですし、
熱が無かったら地球はたちまちにして凍ってしまいます。
この熱と光をカロリーに計算しますと、
一秒間に石炭二百万トンも燃焼させるだけのものになり、
それをこの地球だけが頂いているそうです。
一秒間で二百万トンもの石炭は十秒間では二千万トンですから、
一日経ちましたらもう計算することもできません。
これをお金に換算しまして、
もし請求書が来ましたらこれはもう大変なことです。
地球の全財産を持っていっても足りません。
これほど巨大な熱・光を頂いており、
しかも一銭の請求もなさいませんから私たちは
あって当たり前と思っています。