浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「御垂訓」

2019-09-26 23:11:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


            講演 六

「神仏の大慈悲に感謝し万象相互の調和の心が
              神意なることを悟るべし」

先の続き・・・

またあのお日様から私たちの最も生きやすい熱と光を
頂いておりながら、お日様に対しても感謝を知りませんでした。
もし光が無かったら大変ですし、
熱が無かったら地球はたちまちにして凍ってしまいます。

この熱と光をカロリーに計算しますと、
一秒間に石炭二百万トンも燃焼させるだけのものになり、
それをこの地球だけが頂いているそうです。
一秒間で二百万トンもの石炭は十秒間では二千万トンですから、
一日経ちましたらもう計算することもできません。

これをお金に換算しまして、
もし請求書が来ましたらこれはもう大変なことです。
地球の全財産を持っていっても足りません。
これほど巨大な熱・光を頂いており、
しかも一銭の請求もなさいませんから私たちは
あって当たり前と思っています。


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「御垂訓」

2019-09-26 02:14:32 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真は大阪岸和田に建立されている浄心庵の正門に
朝日が差し込んでいる様子をカメラにと収めたものです。


~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


                    講演 六

「神仏の大慈悲に感謝し万象相互の調和の心が
             神意なることを悟るべし」

「私は自分の家の神さんにだけ感謝します」という人がありますが、
こういう神様はほんとうの神様ではありません。
真の神様とは宇宙の隅々までもその愛をもって支配なさる
計り知ることのできない巨大なエネルギーであって、
この神様であれば素直に受け入れることができますね。

私たちが毎日の生活でこうして生きさせていただくには、
動物、植物、鉱物を頂いています。
そして感謝したこともなく、
その有難さを味わったこともない空気というものを
私たちに与えていただいています。

しかもその空気の中には私たちが生きさせていただくのに
ちょうど都合の良い量の酸素を入れていただいているのですのですね。
もし酸素が無かったら、私たちは三分か四分のうちに全部窒息します。
それにもかかわらず空気に対して私たちは
感謝することさえ知りませんでした。



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