添付のお写真はお釈迦様のご生誕地ルンビニにある法華ホテルの中庭に安置された天上天下の
ポーズをとられたお釈迦様の像を前にして「法」を説かれている恩師「長尾弘」先生です。
~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 六
「神仏の大慈悲に感謝し万象相互の調和の心が
神意なることを悟るべし」
私たちは日々の生活でこの神仏の大慈悲に感謝することを
忘れてはいけません。
私たちは神仏のお陰で生きさせていただいています。
神仏といいましても肉体を持たれて、
そこらを歩いておられるような神様とは違うのですね。
神様とは、大宇宙の隅々までもその愛をもって支配し、
小さくいえばこの地上界の万象万物を育てはぐくむ大自然の力です。
この力こそほんとうの神であり、また法の仏です。
法そのものが仏の体なのです。
神という言葉はすべてを生かしすべてをはぐくむことを表し、
神ご自身がその大宇宙の中に、
また自然の中にご自分の姿を示されております。
それはお互いに持ちつ持たれつという姿です。
万象相互の調和の心です。