~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 六
「神仏の大慈悲に感謝し万象相互の調和の心が
神意なることを悟るべし」
先の続き・・・
日々の生活の中でもそうですね。
両親にいていただき、夫婦がお互いに生きさせていただき、
子供さんにいていただいて、しかもそれで当たり前と思っています。
当たり前と思う中から感謝を忘れていきます。
もしいなければどれほど淋しいか、どれほど不自由であるか、
そのことが分からないのです。
ですから、神様への感謝ということが、
法の生活をする上では一番大切な基本です。
見るもの触れるものすべてに感謝の心を持たせてもらうことです。
「神仏の大慈悲に感謝し」と書いていただいておりますが、
自然界に現れたすべてのものが神様の現れです。
すべてのものに感謝するということが神様への感謝につながります。