せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
本と漫画 農と食 囲碁パズル
とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

僕のお父さん 矢部太郎

2024年12月25日 | 漫画
 昨日朝一番で診療所の予約をとり診察。コロナ陽性だった。うーん。僕はすべて流行遅れなのだが、コロナもか。自主隔離だというので実家に行きひとりさびしく寝てる。食料など運んでくれる家人がいるのはありがたいことだ。

 これも図書館で見かけて借りた。これが図書館に入っていることはすばらしいと思うのだが、これは「大家さん」にくらべてイマイチだと思う。お父さんが変わった人なのだが、それがいまいち表現し切れていないように思える。すみませんシロートのたわごとです。

捜索者 谷口ジロー

2024年11月05日 | 漫画
 amazonの案内は
「南アルプスの山小屋の主・志賀は、山岳パートナーだった今は亡き親友の娘・恵美が失踪したことを知る。親友とその妻・縒子への思いから山を下りて15歳の少女を捜す志賀。」
 1999年のもので、原作付きを描くことがほとんどの谷口ジローのオリジナルらしい。事件屋稼業の頃の荒っぽい絵からもうずいぶん繊細な絵になっている。ストーリーはまあ、やっぱり原作ものの方が良いよね。もちろん原作もいろいろだけど。





 昨日は振替休日だったので次女の付き合いで、ドライブし、いつものファミレスで昼食をし、いつものスーパーで買い物。昼寝。家族が昼寝していると騒音を出しにくくて、昨日はちょっと鍵盤をいじっただけだった。いかん。猫に餌をやりに行き、一日グズグズしていたなあ。楽譜をDLしたり、それを見ながらyoutube聴いたりしたが、楽譜見ながらでもすぐ眠くなってしまうのだ。まいる。

流血鬼 藤子不二雄 SF短編コンプリート・ワークス8 

2024年10月28日 | 漫画
藤子不二雄 SF短編コンプリート・ワークス8 流血鬼
 8巻は
・耳太郎
・ユメカゲロウ
・考える足
・未来ドロボウ
・ぼくは神様
・宇宙人
・老年期の終り
・うちの石炭紀
・流血鬼
 このうち・老年期の終り は異色短編集に入っていたと思う。他は読んでないと思う。
 著者自身がこの短編集に収められた作品について「何か屈折したブラックな物が多い。」オバQがヒットしたせいか、「いつも「明るく健康的なまんが」ばかり量産していた反動でしょうか。」などと書いている。たしかにそんなものが多いが、それでもやっぱり藤子不二雄は健康な精神で明るく前向きだ。

ポストの中の明日 / 藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス 7

2024年10月26日 | 漫画
未来の想い出 藤子F不二雄 がまあ良かったので買った。7巻からは少年SFとのことで、たしかにどれもわかりやすいというか、まあ単純というか。
 でも個人的には「ボクラ共和国」にとても若い健全な精神を感じて共感をおぼえる(「君たちはどう生きるか」を思い出す。)し、「世界名作童話」はいかにも若書きの、童話のスピンオフというのだろうか、おもしろかった。(僕は太宰の「お伽草紙」が大好きなのだ。)
「みどりの守り神」は少年SFとは言えないような大人向けのなかなかに深いものを感じさせるものだった。
 ほかに
・ポストの中の明日
・アン子 大いに怒る
・なくな! ゆうれい
・ひとりぼっちの宇宙戦争
・ぼくのオキちゃん
・おれ、夕子

 昨日は火もし。年越し(!)の剪定枝を一山(と言ったってたいしたことないが)燃やし、達成感がある。チェロ弾かなきゃいけないのだが弾かず。いつも見ている(見てくださっている)cellischさんに影響されて鍵盤を少しいじり、漫画読み、ネット碁を数曲打ち、充実しているのだか生産性のない無意味な一日なのか。

理想の父にはなれないけれど ジャンポ~ル西

2024年10月24日 | 漫画

おとうさん、いっしょに遊ぼ じゃんぽ~る西 - せろふえ

じゃんぽ~る西はモンプチ嫁はフランス人モンプチ嫁はフランス人じゃんぽ~る西-せろふえ非常におもしろかった。もともと外国ものはどれもたいていおもしろいのだが、これは...

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 おとうさん、いっしょに遊ぼ は、あまりおもしろくないと書いたのだが、これはとても良かった。やっぱり視野が広がっているように感じる。やっぱりただこちらと気があったり、あわなかったりしているだけのような気もする。
 全編カラー。

美少女を食べる 諸星大二郎

2024年10月21日 | 漫画
 諸星大二郎はいつもどれもすばらしい。
 諸星大二郎劇場の第3集だったのか。1,2も買うかなあ。
 収録されているのは
鳥の宿
月童
星童
美少女を食べる
アームレス
タイム・マシンとぼく
俺が増える




 もう秋だ。寒い。(寒がりなのだ。)火を燃やす楽しみがとても楽しみでうれしい。
 オケの練習はだいぶ佳境に入っているのだが、こっちは譜読みが追いつかなくてまいったことだ。昨日はDMの宛名ラベルをみんなで貼る作業をしたが、人海戦術、あっと言う間に終わった。知り合いのがたまたま僕の所に来てうれしくひと言書けた。ブルックナーの5番を練習して帰って来たらテレビでブルックナー特集?をやっていて、8番だったかな。おんなじだ。でもブルックナーの美しさをほんの少し感じられるようになったかもしれない。やっぱり音楽は聴くだけじゃなくて、自分で参加しないとなあ。

おとうさん、いっしょに遊ぼ じゃんぽ~る西

2024年10月18日 | 漫画
 じゃんぽ~る西は モンプチ 嫁はフランス人 

モンプチ 嫁はフランス人 じゃんぽ~る西 - せろふえ

非常におもしろかった。もともと外国ものはどれもたいていおもしろいのだが、これはなかでもとてもおもしろかった。なんども読み返しそうだ。外国ものを読む楽しみは、予想...

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 の全3巻と、
私はカレン、日本に恋したフランス人 

私はカレン、日本に恋したフランス人 じゃんぽ~る西 - せろふえ

とてもおもしろかった。嫁はフランス人の続編というか、カレンさん視点で書いたもの。著者の、あるいはカレン(カリン)さんの視点がすばらしいのだと思う。必ずしも高潔な...

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 がおもしろくて、モンプチのほうに「このあとは別タイトルで」とあり、それじゃあと思って買った。僕が怠け者なので買おうと思って何年も経ってやっと買った。
 でも実はこれはイマイチだった。次男が生まれて、絵本のことを中心に書いている。著者は深く掘り下げている、と思っているのだろうと思うのだが、絵本のことばかりで、狭くなっているように感じる。こちらの求めるものと書かれていることがずれているということだけだとは思うのだけれど。

ひょうひょう ネルノダイスキ

2024年10月14日 | 漫画
  いかにも同人誌の漫画。とってもおもしろかった。とってもマニアック、というべきか。これが一般の書店に並んでいるのにびっくりする。売れるのか?しかもこの作者は何冊も出しているらしい。それどころではない。文化庁メディア芸術祭を受賞したとネットに書いてあるぞ。すごい。ボールペンで描いているという。しかし他のも買おうかと言う気分にはなってない。
 noteがある 

大友克洋全集1 銃声

2024年10月10日 | 漫画
 大友克洋全集は2022年から刊行されているらしい。本屋で見かけて読んでなさそうな「銃声」を買ったのだが、1巻だった。

 17―19歳、未成年期の大友克洋が、学生投稿者時代からプロデビュー後までの1971年―1974年にかけて制作した11篇の短編漫画を、制作/発表順に収録した初期作品集。
 とのことでたしかに貴重な、いかにも若書きの作品集だ。

海が…
戦場 ―習作―
「人形げき」まっちうりの少女
ルイーズ
銃声
親友
スマイリーおじさん
橋と そして…
子供たちは何処へ……
上海かぜ
密漁の夜

 そしてなんとも正直な著者自身の「解説」がついている。

 僕にとっては「童夢」の大友克洋で、この全集を買うような気持ちはないが、でも、童夢だけはこの大きな版で読み返してみたい気はする。

未来の想い出 藤子F不二雄

2024年09月25日 | 漫画
 本屋で見かけて思わず買った。
 こういうのを「タイムループ」と言うらしいが、同じ時間を何度もくり返すよくある設定らしい。まあ、肯定的だしおもしろかった。



 時間ものは異色短編集に入っている、昔に戻って違う女と結婚するが、結局たいして変わらない、という傑作短編がある。

藤子不二雄異色短編集 - せろふえ

藤子不二雄の異色短編集は相当の傑作だと思う。前に書いた「大予言」もすばらしいし「ウルトラスーパーデラックスマン」も相当好きだ。藤子不二雄異色短編集

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 藤子不二雄の異色短編集は本当に傑作だ。


 どうやら藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス が刊行されているという。

藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス | 小学館

「藤子・F・不二雄が描き継いだ「SF短編」シリーズ・全111作が読めるコミックスが、通常版と愛蔵版で登場!!

小学館公式サイト

 
 
 藤子不二雄に対しては、全部「所有」したいと思うようなオトコノコ的な欲望はないが、読んでないのは読んでみたい。

すとまとねことがんけんしん 内田春菊

2024年09月12日 | 漫画
 古本屋で見かけておお!こんなの書いてる、と思いうれしく買った。題名の通り。内田春菊はとても良い。何度も同じことを書くが、その健康な精神に感心する。がんや人工肛門も自然なこと(自然なことっていうことはないけれど、現代人として、自然な治療とその結果)として受け入れ、自然にこうして隠さずいることに感心する。僕の場合は若干露悪趣味的な所もあるかもしれないが、隠したいと言う感覚が理解できない。2冊目最後のあたりはとてもいい感じに書いてあり、とても共感して読んだ。
 これからも健康で過ごしてほしいものだ。


 自分も健康診断に行った。結果はまだ。今回は前立腺癌検査、肝炎ウィルス検査、眼底写真、骨密度もオプションでつけた。視力も聴力もなかった。聴力は気になっているのだが。結果はまだなのだが、骨密度が小さいらしくとても頭にきている。頭にきてもしょうがない。もうちょっとカルシウムを気にして摂り、すこし負荷の大きい運動しなきゃいけないのか。

SF少女マンガ全史 長山 靖生

2024年08月19日 | 漫画
SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に筑摩選書0276図書 長山 靖生∥著 筑摩書房2024/03
 なかなかすごい本でたしかに「SF少女マンガ全史」の名に恥じない物だと思う。
 著者は僕とほぼ同世代で、僕は大学に入ってから少女漫画を読んできたのだが、なんかすごく同じ物を読んできていると感心する。あたりまえとは言え僕よりずっとたくさん網羅的に。
 なぜ「SF」少女漫画かというのはよくわからない。たしかにSFが少女漫画の中でとても重要だと言うのはよくわかるが、それはむしろ特別なものではなく自然に、つまり漫画(でも小説でも映画でも)は(も)虚構というか作られた世界なんだから、舞台が現代でも未来でもパラレルワールドでも分け隔てがないのではないか。
 それからたとえばこの本の中で大島弓子坂田靖子山岸凉子高野文子が論じられるのはちょっと違うのではないか。違和感がぬぐえない。割とおもしろがってずっと少女漫画を読んできた者として「SF少女マンガ全史」という切り取り方が間違っているのじゃないかと、そんな感じが強い。うまく書けないけど。
 少なくともぼくにとってはあまり意味のない本で、飛ばし読みした。知ってる漫画のことはこんなふうに書いてあっても意味がないし、読んでない漫画については読む意味がない。すみません。



ぼくの漫画100冊

ペリリュー外伝3が出た。

2024年08月07日 | 漫画
 ペリリュー外伝の3巻が出たのでさっそく買った。来年4巻も出るらしい。読み続けなければならない作品だと思う。

 言わずもがなだが、核兵器、すべての兵器に反対する。戦争をやめろ。武力で現状を変えるようなすべての力に反対する。
 今はとりわけロシア、イスラエルの蛮行に強く反対する。日本の平和をないがしろにして金を儲けようとする姿勢に抗議する。

増補 ハナコ月記 吉田秋生

2024年07月25日 | 漫画
 これは持っているような気がするのだが、図書館で見かけてなつかしくて借り楽しく読んだ。80年代バブル。僕自身はバブルとはほぼ無縁だったが、そう、スキーだったねえ。盛者必衰。文庫は小さすぎるよ。

 昨日は自転車で昼飯を食いに出たらちょうどすごい夕立(てったって12時前!)にあった。濡れ鼠になって昼飯を食った。まいった。埼玉県内はたくさん被害があったようだ。落雷(稲妻)も見て、恐ろしかった。

 昨日の照ノ富士ー大の里を見ると完全に地力で追い越されてる。昔千代の富士が引退した時のことを思い出す。