せろふえ

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残酷な神が支配する 萩尾望都 やっぱり心揺さぶられた

2022年08月31日 | 漫画
 やっと読み終えた。
 もちろん雑誌掲載のときから少しは読んでいたのだが、つらくてねえ、はっきりいって飛ばし読みしていた。今回漫画同好会の同僚が貸してくれて、勇気を出して読んだ。もちろん読んで良かった。だがやっぱり心揺さぶられ、つらくて、通読できず、何日もに渡って読んだ。うーん。
「残酷な神」というのは、もちろんいわゆる神というか運命というかあらがえないものだとばくぜんと思っていたのだが、いやそうではない。「残酷な神」というのは親のことなのだと確かな確信と共に読み進めていった。ジェルミを支配しているのはもちろん養父のグレッグではけっしてない、サンドラなのだ。グレッグが支配しているのはむしろイアンだし、グレッグも「支配されて」いるのだ。
 萩尾望都のおりにふれて語られる家族との葛藤も根深いものだが、僕自身だって深く支配されている。ともかく重くつらい、こころ揺さぶられる話だった。著者=クリエーター=創造主=神=親、というのも、なんと残酷なのだろう。

山口茜 讃 バドミントン世界選手権連覇

2022年08月30日 | 日記

 もうずっと自分でバドミントンはしてないが、TVで世界選手権の放送をしていたので見た。山口茜が連覇だそうで、すばらしい。もっともっと騒いでいい。なにしろ山口茜のプレースタイルがすばらしい。今やというかそもそもバドミントンの主流は背が高くて細くて、なんというか腰なんか使わずに(もちろんそんなことないのだけれど)、フットワークと手首でプレーするものらしいが、山口はちっちゃくて全身を使って拾いまくる。
 こんなこと書いてもしょうがないが、僕は相撲も小兵が好きだし、あらゆるスポーツの好みがそうだ。自分が小さいからだろうし、そもそもなんでもマイナー体質なんだよなあ。まあいいか。

笛にオリーブオイルを塗った 前がいつだか憶えてない

2022年08月28日 | リコーダー

 笛にオリーブオイルを塗った。前がいつだか憶えてない。
 ヴォイスフルートは亜麻仁油を塗っているので、塗っていない。それ以外に全部、と書いたところで気づいた、シュテンベルゲンに塗ってない。なんてことだ。まあ、そのうちで良いか。

実生の木を抜く 汗だくになった

2022年08月27日 | 

 掘っておくとあっと言う間に草ぼうぼうになるだけでなく、実生の木がどんどん生える。畑の隅の数cmの太さになって、もうあきらめていたのを調子に乗って抜いた。高さはもう2mくらいになっていた。ほじくり返し、たぶん1mは超えるだろう根っこをたたき切って(実際はスコップで蹴り切って)引っこ抜いた。汗だくになった。まだたくさんあるだろう。桑はもう太さが数十cmになっていて、これはもうあきらめるしかない。(2本ある)
 ワクチン打ってまだ慎重にと思っていたのに、つい調子に乗っていろいろ畑仕事をしてしまった。空心菜とセロリとパセリを植えた。茄子の切り戻しをした。どうかな?

土井かき揚げ

2022年08月26日 | 食べる・飲む

 コロナワクチンを打って翌日はやっぱり38℃ 翌々日はほぼ平熱に戻ったが、まだちょっと頭が重かったりなんとなく不調というか病み上がりの感じ。まだ慎重に暮らしている。もうずいぶん前になるが、プロ野球選手がワクチン打って1週間後に死んでいる。冗談ではない。慎重にしても損しない。

 NHKが台湾の予算、軍事費がGDPの2%を超えると騒いでいる。与党自民党が、日本は1%が限度にしているのを無視して無尽蔵に増やそうとしているのに忖度しているだ。実にけしからん。軍事費は0で良い。どこも攻めてくるはずがない。やるならまず原発の対ミサイル防衛だろう。原発は無防備だ。じつに間抜けだ。原発は再稼働すべきではない。
 どれもこれもこういうのは利権なのだ。支持する「庶民」はどこまでバカなんだ。

 昨日は草むしりはしたくなかった。まだ汗かくほど運動したくない。昼飯に土井かき揚げを作って食った。土井かき揚げはすごくて油を大さじ3しか使わないのだ。あまりキレイにできなかったが、充分うまかった。

コロナワクチン4回目を打った

2022年08月25日 | 日記
 コロナワクチン4回目を打った。ワクチン打っても感染しにくくならない、というバカな話だが、それでも重症化リスクは小さくなると言うので、まあ、打つか。
 14時半に打って、ちょっと頭が痛い感じ。翌日朝はほぼ平熱だったのだが、もう午前中には熱が出てきて38℃。一日なにもせず、グズグズしていた。翌日は微熱。まあグズグズしている。

 それにしても政府の無能!全数把握の放棄はまさにお手上げ宣言じゃないか。いままで2年半、なにしていたって言うんだ。なにもしてない。それどころかPCR検査の妨害、選挙=統一協会との深いかかわり、バレたら開き直り。マスコミに圧力。国葬、原発再開。絶望的なのは隣のおばちゃん、クソじじい、若いくせにボケてる奴らなのだ。

猫も密を避ける

2022年08月23日 | 日記

 暑くて、早起きだから、お盆の頃から2,3日に1回朝6時頃に自転車を漕いでいる。人が住んでいるのか住んでいないのかわからないような民家の庭に猫が集結していて、写真に写っていないのもいるようだが、密を避けている。

 これだけ統一協会の汚染がはっきりしているのに、自民党公明党がのうのうとしているのが許せない。岸田総理がコロナに感染して、あっというまにPCR検査をしたのが許せない。もちろんPCR検査をしたのが許せないのではなく、いまだにPCR検査を妨害しバカが攻撃し、医療体制をまともにする努力をせず、反省も情報公開もしていないことが許せない。

ロシア点描 小泉悠 

2022年08月21日 | 
 軽くてあっと言う間に読んだ。2022 5月の本が市立図書館で借りられるのだから、ありがたいことだ。
 題名のとおりで、筆者はロシアの軍事・安全保障政策の専門家らしく、だがロシア人、ロシアの暮らし、あるいはうわさなどが書かれていて、とてもおもしろい。こういうのがたくさん紹介されてたくさん読まれるといいと思うなあ。

CD聴くが寝てしまう

2022年08月20日 | 音楽
 岩城宏之がCDだったか音楽を聴く事はあまりない、たいてい眠てしまう、と書いている。坂田靖子もチャイコフスキーのピアノ協奏曲が大好きで毎日のように聴いているのだが、眠てしまって最後がどうなってるか知らない、と書いている。我が意を得たり!
 バロックみたいな静かな盛り上がりのない曲の事ではない。むしろ古典からロマン派のあたりの曲なんかが眠りやすい。長過ぎるんだよ。いや長いもなにもワーグナーなんて1分もあれば眠れる。昨日はブラームスでやっぱり2分くらいしか聴いた意識がない。その前は一生懸命聴いていたのに10分ももたなかった。美しく、気持ちよすぎるのだ。(坂田靖子も同じ事を書いてる)

タクシードライバー スコセッシ

2022年08月19日 | 映画・テレビ
 市立図書館にあったので借りて見た。図書館にあるくらいだから名作なのだろうか?ちっともわからない。
 いや、衝撃的な内容というか描写だと思うし、考えさせられる、というのは確かだけれど(そう?)、共感もできないし、逆にこのくそ映画という気にもなれない。それでも暴力事件まではそれはそれでいいと思うのだけれど、事件の事が12歳の売春婦(ジョディーフォスター)の救出劇として新聞記事になるというのがわからない。ただの銃撃事件じゃないか。アメリカってそういう感じなの?その後その売春婦が「普通に勉強に励んでる」というのがわからない。わからないというか、なにも描かれていないから、ちっともわからない。救出されたがまたじきにまた売春婦として戻ってきてしまった、というのならわかるし、いや普通の学生に戻ったことが説得力ある描き方をされていれば納得するのだが、これじゃわからない。こういうのって描かない事が深みを増すということが多いのだけれど、これはだめ。
 事件の後に主人公がまたタクシードライバーとして戻っているのも、これもちっともわからない。わかるように、納得できるように描かれていない。このばあい、わからなくて良い、のではないと思う。共感できるかどうかでもない。
 やっぱり、衝撃的で商業的にも成功した映画だけれど、だめな映画だと思う。ごめん。
 例えば俺たちに明日はないとか、イージーライダーは人間の、あるいは、この世界の不条理をきちんと描いていて、名作だと思う。

テレマン 無伴奏フルートのための幻想曲

2022年08月18日 | リコーダー

 せろふえなんぞ名乗っているのに、チェロのことも笛のこともろくに書きゃあしない。いかん。いや、まあいいか。
 テレマンの幻想曲はもちろん短三度あげてリコーダーで完全に吹ける。ブリュッヘンの編曲?で親しんでいるので、なにもスラーがついていない楽譜は逆に新鮮だ。昨日は下手くそトラベルソで吹いたのだが、楽しめた。リコーダーだって人前でやることはないだろうからなあ。チェロピッコロでも弾いてみるか。

 朝30分自転車を漕ぎ、シャワー。農作業というかまあ草むしりして汗だくになり、シャワー。夜は風呂入った。合計3回はめったにないことだ。さっぱりした。
 

事件 映画 野村芳太郎監督

2022年08月17日 | 映画・テレビ
 TVでやっていたのを録画しておいて見た。ほんとうはNHKのテレビドラマがとっても良かったので、もう一度見たいと思っているのだが、これも相当良い。昭和の映像だなあと思って見た。
 大竹しのぶが当時から相当評判だったが、今見てもほんとうに大竹しのぶは天才だと思うが、今回見て、松坂慶子のあごの線がキレイだと感心してしまった。なんというか演技じゃなくて全体の演出と言うことなのか、とても良いのだが、特別俳優としてうまいとかあるいは魅力的とか、そういう感じでは全然なくていやだからあごの線がキレイだった。萩尾望都の描く美しいあごなのだ。
 そういうわけでNHKの「事件」をもう一度見たい。なかの1回はたしか佐藤浩市のデビュー作で、マザコンで近親相姦の話なのだよ。信じられる?

ゆかいな理科年表 スレンドラ・ヴァーマ

2022年08月16日 | 
 おもしろかった。買って、手元に置いておくべき本なのかも知れない。知らないことがたくさん書いてあった。でも読み終えて今はそれをひとつもおぼえていない。なにかの時にひっかかっていたことを思い出してネットで検索すれば良いと思う。この本も内容が時代遅れになることも多いはず。