せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
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とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

インスタントお茶漬けで白菜を煮る。

2021年01月31日 | 食べる・飲む

 ふと思いついて、お昼に白菜をインスタントのノドグロお茶漬けで煮た。味は良いのだが、あられが入っているんだよね。しばらく煮ているうちにふにゃくちゃになってしまって、イマイチだった。いや、別に悪くないか。


 昨日はひさしぶりにテレマンのトリオソナタハ長調(リコーダー2本と通奏低音、忠実な音楽の師から)を吹いた。ひとりさびしく。チェロはジェームズ・フックのチェロデュエットを。これは実は録画してみたりした。ひとりさびしく。使えるかな?

クンマー チェロデュエット 作品22 第2番

2021年01月29日 | チェロ
 昨日は作品22全3曲をチェロ1の方だけだけれど、ひととおり全部弾いた。実に楽しかった。適度に難しい。あわせるにはとても難しいし、人前でやるのはとっても難しいが、そういうわけで、上だけ楽しく弾けた。
 2番は 1楽章Allgroはト短調 , Poco Adagio , Rondo Allegro の3楽章 ト短調からト長調、ニ長調を経てト長調で終わる。こういうのは全体として「第2番 ト長調」とするのかな?
 アダージョもどんどんぐちゃぐちゃになる。3楽章の最初はやさしいが親指のポジションでメロディー。親指を使う物としてはごくやさしいのだろう、僕の練習に最適だ。

超訳LIFE SHIFT: 100年時代の人生戦略 アンドリュー・スコット、リンダ・グラットン

2021年01月28日 | 
 人生100年だ、それに備えよ。60(65)定年であとは年金で、というのは終わっている。80(85)まで働くのだ。それに備えて能力を蓄えろ、起業するのがベスト、と言う本。
 僕にとってはほとんど無意味な本だった。人生を考えるきっかけにはなったが、それもきっかけという意味ではこの本を手に取ろうと思った時点で終わり、この本から参考になることはほぼなし。あたりまえのことしか書いてないんだもん。
 原理的に考えて、人生最初の20年は教育、20~60まで働く、80まで生きる。としたら、40年間で前後20+20年も食っていかなければならない。(社会全体として。)だからしつこいが、原理的に、働いている間の働いて得た金の半分は子供に、あるいは介護、税、年金、貯蓄にまわさなければならない。実はすでにみんなそうしてるでしょう?
 100年生き、40年働くのなら、収入の60%は貯めておかないといけない。だからせめて働けるなら80までは働け、と言うのだ。まあ、そうだろうね。
 60年もの間、一つの企業でおなじ仕事をし続けることはできない。だから次のステージに移行できる能力を準備する必要がある。まあそうだ。
 できたら起業するといい、という前提?で書いてあるけど、そんなみんなが起業できるわけも、うまくいくはずもない。
 問題は個人だけでなく、企業の方や社会全体の問題だと思う。個人としてはもちろん、そういう社会、国に殺されないようにしないとね。

 昨日はひさしぶりにメックのアルトリコーダーに息を入れた。テレマンのVnソナタを。チェロピッコロでも同じ曲を弾いた。同じ曲を違う楽器で弾くと、頭の訓練にになるし、それは曲を別の面から見ることができて、おもしろいのだ。

*この記事に限らず、水色のところはリンクが張ってある。よろしければ見てください。

ブレヴァル(ブレヴァール)チェロ二重奏曲 第1番 ハ長調 作品2−1

2021年01月27日 | チェロ
 Bréval , Jean-Baptiste
チェロ二重奏曲 第1番 ハ長調 作品2−1
 2本のチェロのための名曲選〈初級〜中級〉 中島隆久(編)に収められている。オリジナルというか当時の楽譜はIMSLPにある。
 いつものことだが、編曲者がかってなアーティキレイションをつけている。オリジナルで弾くべきかもしれないが、ト音記号で書かれているので(僕もふくめて)現代のチェロ奏者は、なれてないかもしれない。親指を使うところはなかなか難しいなあ。それでもチェロにとっては中級なのか。

職場で署名活動をした

2021年01月26日 | 日記
 きょうされんは共同作業所連合会?連絡会?、ともかく障害者関係の事業所で構成されている団体だ。
 職場できょうされんの署名をしてもらってきた。署名してもらうのって、はっきり言って署名してもらったからといって何が変わるわけでもない。国会に署名出したってたいしてなんにもしてくれない。ただ、多くの人に署名してもらいながら、話をすることに意味があるのだと思っている。障害者の通う作業所に関してはいつも措置費の日払いがひどすぎると話をして、いつもまったくひどいねえと言ってもらえる。
 うちの次女も自立能力はない。毎日通っている作業所は国からの「措置費」で運営している。その国からの金が日払いなのだ。その日作業所に何人障害者が来たかでその人数分だけ、何ヶ月か遅れで「措置」される。障害者が風邪引いて休むとその分、金がさっぴかれて国からおりてくるのだ。精神的な問題で休むこともある。措置費が減額される。少なくともうちの作業所はまじめなのだ。「仲間」と呼ぶ、障害者が休むと常に連絡を取り、ケアし、必要なら家庭訪問したりする。休んだら手間がよりかかる。国からの金はさっぴかれる。やり方がせこい。ふざけてる。
 いつも怒り狂いながらいろんなところで話をしている。今回も署名してもらいながら、ずいぶん怒った。みんなひどいねえと言ってくれる。こういう制度のままあらためようとしないのはどこの役人、どこの政治家なのだ?怒りがおさまらない。


 昨日はひさしぶりにリコーダー メックアルトに息を入れた。 トラベルソ:黒(というのはアウロスのプラスチック、モダンピッチ)を数分二回、少しちょっと感じがつかめたか。 チェロピッコロ20分か?テレマンのVnソナタがマイブーム

アジア菜食紀行  森枝卓士

2021年01月25日 | 
 ヴェジタリアンと言うか「精進」と言った方がいいのか、我々の感覚で言うと生臭(なまぐさ)というか肉食を避ける思想をを求めていろいろ巡ったり、昔のことを思い出したり、考えたりしたことを書いている本。
 前半は自分の体験をいろいろ書いていて、とてもおもしろく読んでいたのだが、途中から学者でもないのに文献の引用とか「考察」を始めて、説得力を失っている思う。シロートが考えちゃいけないと言っているわけではないのだが、文献を網羅していろいろ考えるのは学者の仕事だろう。シロートでも荒俣宏級になるとおそれいって、なるほど、と思うのだが。こんな偉そうなことを書いている僕がシロートなのだから、これを読んでる人も眉に唾して、自分で読めばいいのだ。

 昨日は選挙だった。雪でなかったので、ありがたく、雨の中投票に行ってきた。コロナ対策なのだろう、鉛筆は置いてなくて、ひとりひとりによくあるアンケート用みたいな使い捨てのような鉛筆を貸し出してた。なるほど。
 入れる候補者がいない。なんだよ。ちゃんと野党は話し合って候補を立てろってんだ。でも自公に入れるのは中央の安倍ースガ政権を肯定することにつながるので、たとえへっぽこでも自公以外に入れる。報道もちゃんと伝えないし、じつにけしからん選挙だった。

 昨日はチェロ、序曲軽騎兵を見てみた。所属するアマオケで5月にやる予定なのだ。やれないとは思うけれど。

一昨日のソラミミの話

2021年01月24日 | 日記
 もうどんどんぼけてきていつも捜し物をしているのだが、また眼鏡を探していて妻に「もう認知はいってるんじゃない?」と言われた。いや言われたらしい。え?まだ21日だろう?と思ったのだが、いや、たしかににじゅうにんちなのだった。
 同僚に話したら、女子駅伝を見て(聞いて?)いたら、セクシー化学工業が活躍しているのを「攻めてる」企業名だなあと聞いていたら積水化学工業でした、と聞いて大笑いした。
 写真は伝説のNHK サラリーマンNEOのセクスィー部長。またやってくれNHK

 チェロはモダンでチッリをひととおり弾いた。僕でも楽しめてうれしい。ついでにブレヴァールの1番、親指の練習にちょっとだけ。どちらも中島隆久(編)

 昨日はスーパーがとても混んでいた。雪の予報だったからなあ。寝るまでも、心配していたが、さいわい雨だ。ひさしぶりの雨だし、ありがたい。

昼食:油揚げと小松菜の炒め煮

2021年01月23日 | 食べる・飲む

 油揚は半月も前に賞味期限が切れているのだが、熱湯をかけ(酸化しているかもしれない油を落とし)問題なさそうだった。小松菜ももう寒さですっかりこわくなっている感じなのだが、軽くゆでてすばらしい青(ってのは緑のこと)菜で、炒めうどん汁で味付け。

チシャもすっかり寒さでやられてる感じなのだが、大丈夫。

 昨日はトラベルソ(蛍光灯というアウロスのプラスチック)を少し吹いた。ヘンデルのイ短調
 チェロはピッコロでテレマンのVnソナタ(12曲セットでIMSLPに登録されているトラベルソのものと思われるもの。)5番ト短調。テレマンは本当にどの曲もハズレがない。すばらしい。

チェロ弦上に秘められた生命 R.キャロライン・ボーザンケー, 近藤フミ子

2021年01月22日 | チェロ
 1998年の本らしく、当時?楽譜屋で見かけて買ったものだ。おもしろがったけれど、自分の演奏という意味ではまったくできない。まだなんとか手に入るようだ。アマゾンでは扱えない、とある。
 ともかくチェロのハーモニックスのことだけ書いてある本。
 ひさしぶりに引っ張りだして、第6倍音、第7倍音がちょっと出せたようだが、思ったようにはもちろん出せないし、演奏の役に立つとは思えない。でもおもしろい。

 せろふえなんか名乗っているのに、せろのこともふえのことも書きゃあしない。まずい。いや別にまずくないけれど、もうすこし自分のチェロ、リコーダーがらみのことも書かないとなあ。でもまあいいか。
 昨日は1時間くらい(!)チェロ弾いた。ハーモニックスのことなんか遊んでいて、全然練習になんかなりゃしない(^^;)

有料道路ETC割引更新手続き

2021年01月21日 | 自閉症
 次女の有料道路ETC割引の期限だという通知がまた来た。いろいろ制約があったり、めんどくさかったりするし、そもそもあんまり有料道路に乗らないし、それでもこういう障害者に対する優遇は使わないと要らないと思われてしまいかねない。
 関係書類は福祉の係にあると書いてある。市役所に行っていつも老母の関係で行っている高齢福祉課の近くだろうと、3階に昇ったら障害者福祉課は1階だった。そうか。福祉課が1階というのはよろしい。高齢福祉課も1階にしたらどうだ。
 車検証、次女名義のETCカード、ETCカード積載機の登録番号、障害者手帳、と、どれだけ個人情報を取るんだ。書類をその場で書かされ、確認され、コピーを封筒に入れ、こっちによこして、切手を貼って出せという。なんだかなあ。この「御中」のシールがおかしい。(僕に渡したときから貼ってある!のだ。)こういう「ざま」になるまでにどんな経緯があったかと想像するとおかしくてしかたがない。
 それにしてもこうして2年に一回、わざわざ市役所まで行って手続き書類を書かなければならない。どうして全体として手間を減らすようにしないのだろうか?
 本人の手間だけでなく市役所でも何分か(10分くらいか)役人の手を煩わせた。市役所でうちの次女(障害者)の情報は持っている。知らないけれどたぶんカード型情報データベースで管理しているのだろう。ETC割引というボタンを作って、そこにチェックが入っている人の情報が変化したら、本人の了承をとって直接連絡すればいいじゃないか。連絡しろと本人に言ってもいい。ETCカードには期限がある。期限が近づいたら直接こっちに、カード更新したら情報よこせとか、コピー送れとか言えば良いじゃないか。2年ごとにこうして形式的というか、役所的に書類を書かせるのは大いに無駄だ。

菊次郎の夏 北野武

2021年01月20日 | 映画・テレビ

  菊次郎の夏を見た。図書館にあった。吾妻ひでおが良いと書いていて、あまり期待せず見た。期待しないで良かった。たいしたことない。名作を見るのは教養だ。たけしの、自分をこうやって見ていてこうして作品にする精神がすごいと思うのだが、そんなことない?
 具体的にどうとうまく書けないのだけれど、僕の感じ方では細部がいろいろデタラメで全体としてもたいしたことないと思うだけれど、良いと思う人はたくさんいるのだろう。子役が下手くそで、それはわざとそう演出しているのだと思うのだが、それも成功しているとは思えない。でもまあいいか。

誰も農業を知らない プロ農家だからわかる日本農業の未来 有坪民雄

2021年01月19日 | 
 誰も農業を知らない プロ農家だからわかる日本農業の未来 原書房 201812 有坪 民雄/著
「誰も農業を知らない」というのはつまり全体像と部分と両方を知っている者はいないという意味で、まったくそうだろう。前書きにあるようにこの著者も知らないことばかりだ。批判してくれ、筆者の望むところだ、いっしょに考えよう、と言うのもまったくすばらしい。
 バイオテクノロジーによるインスリンが問題ないから、遺伝子組み換え農作物も問題ないと言う議論はあまりにシロート考えだし乱暴すぎる。どうも農業の連中はろくに勉強もせず断定する傾向があり、実に問題だ。だがそれこそ誰でも多面的なのだ、誰もがあっちではまともなことを言い、こっちではとんちんかんだ。それこそ是々非々で議論しないといけないと思う。
 だから眉に唾して読むべきものだろう、なるほどそうかも、と思うところもたくさんあった。

アーヤと魔女 宮崎 吾朗監督 TVアニメジブリ

2021年01月18日 | 映画・テレビ

 録画しておいたアーヤと魔女を見た。3Dアニメ。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ原作
 佳作というべきか。3Dより普通のアニメの方が良いなあ。でも随所にいかにもジブリという感じの描写、動きがあって、それは好ましいものだ。主人公も元気な、けっして「良い子」でなくて、とても良い。
 この作品もある意味イントロで終わってしまっているような物語なのだが、それでもいいのだ。12人の魔女はどうなっているんだ、最初にちょっとだけ匂わせて、それでおしまいかよー、などと言ってもしょうがない。それは見る者にまかされているのだ。

カセットガスストーブ

2021年01月17日 | 物欲

 カセットガスを使うストーブを買った。
 家の暖房は都市ガスのストーブとエアコン。電気が来なくなることはほぼないが、何が起こるかわからない。直火は暖かい。
 そういえばカセットガスを使う耕運機のCMを見た時は、なるほどなあと思ったものだ。

空の色に似ている 内田善美

2021年01月16日 | 漫画
 もう40年以上も昔、大学に入って同じクラス(クラスがあった!)のA君に、少女漫画に染められてしまって、いろいろ読んだ。
 ぶーけもおもしろそうなのは読んで、内田善美の「ひぐらしの森」がすごーく良くって、でもA君は感じなかったらしく、くれと言ったらくれた。うれしかった。
 その後「空の色に似ている」はまわりでも評判で、それはくれなかったが、ひぐらしの森をあらためて読んで、この時にはわからなかったなあと言われて、うれしかった。
 単行本が出て、うれしく買ったが、初版はここ、鼻の所に傷がある。

 もっと大判で出るにちがいないと思ったが、いつになっても出ない。著者が許さないというのだよなあ。出してくれ。
 大事にしていた単行本なのに、何年かどこかにやってしまって、まさか捨てられたのではないだろうなあと絶望していたのだが、そのうち思わぬ所から出てきて、狂喜乱舞した。今読み返してもその完成度に驚嘆する。