いちえふの(2)と(3)が古本屋に出ていたので買った。前見たときは(1)だけ100円で出ていて、残りは見かけなかった。100円じゃなかったけれど、まあ、読む価値があるかなと思って買った。まあまあ。でも現場からのこういう報告は貴重だ。
現場の事実や実感、その報告は確かに貴重だが、一方科学的な知見も大切だ。この本の著者の放射線に対する考えは甘すぎると思う。ご用学者以外が言っているように、低線量被曝を甘く見るのは大いに問題だ。
これにも書いてあるが「バレる」ことを恐れないまでもはばかるような雰囲気?があるのはなぜなのだろう?うそが書いてあるなら別だが、べつにかまわないじゃないか。バレてまずい事実があるなら、それはバレるのがまずいのじゃなくて、まずい事実がまずいのだ。
現代は誰でも情報が発信できる。良いことも悪いことも発信して「正しい情報」を広め、世の中を少しずつ良くできたら良いなあ。