せろふえ

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街の歌をあわせてもらった

2024年10月25日 | チェロ
 もと音楽の先生とやっぱりおなじもと音楽の先生でもあるオケの団員のクラリネットとベートーヴェンのクラリネットトリオ 街の歌を合わせてもらった。半日のうち半分くらいはおしゃべりしていて、それもとってもうれしかった。(なんて書くのは失礼かな?いやともかく楽しい時間でした。)二人は当然音大出なわけで、僕だけシロートで合奏させてもらうなんてほんとにありがたい。練習不足で申し訳ない限りだ。
 次は弦楽七重奏曲をベートーヴェン自身が編曲したクラリネットトリオをやろうと言ってもらって、ありがたいことこのうえない。さらわないといかん。

チャイコフスキー 感傷的なワルツ

2024年10月13日 | チェロ
 チャイコフスキーの感傷的なワルツは、31の名曲に取り上げられているからか、チェロ弾きにとってはわりとなじみのある小品だ。一柳信二編のチェロ小品集にも入っていて持っている。
 原曲はピアノの小品集(6つの小品 Op.51)の中の一曲で、実は弦楽器のソロでは中間部?がカットされている!チェロ用の編曲だけでなくヴァイオリン用もだ。たしかに中間部もたいしたことない気はするが(シロートのたわごとです。)あってもいいような気がするなあ。だれか中間部も入れた編曲をしてくれないものだろうか。
 個人的には昔からちょっと弾いてみてチャイコフスキーはほんとにメロディメイカーだなあと思うのだが、全然ワルツの感じがしない。もちろんわざとその3拍子を崩したメロディなのだが、それにしても、と思ってきた。今回いろいろ見たり聴いたりして、ワルツは根底というか裏というかピアノでずっとズンチャッチャとやってる。もうちょっとそれを強調して弾いてもらったらワルツっぽくなるんじゃないかと思ったことだ。

ピアノトリオ第2番 変ホ長調 作品100、D929 シューベルト

2024年09月30日 | チェロ
 シューベルトのピアノ三重奏曲は有名なのが2曲あり、第2番は、特に2楽章がキレイだ。
 全体としてとてつもなく長く、45分から50分もかかるらしい。シロートが楽しむには長すぎる。チェロもとてもむずかしく、今回2楽章だけやったんだっけ?

 ともかく長く(そればかり何回書くのだ?)腹一杯になった。
 シューベルトの近くにいたチェリストがうまかったのだろうか?1番も2番もとっても難しい。ピアノトリオやるのなら大公とか、メンデルスゾーンとか、あるいはモーツァルトとかハイドンの方が軽い気持ちで取り組めると思う。



ピアノ三重奏曲第1番 (シューベルト)

2024年09月24日 | チェロ
 連休に大学時代からの音楽仲間と音楽合宿だった。20年ぶり以上の再開だったが同じように歳を取ったのだろう、せいぜい1,2年ぶりの再会のような感覚で、じゃあまずシューベルトのトリオから、という感じ。なんの観光もせず音楽三昧。
 ピアノトリオは他にモーツァルトを2曲くらい、ベートーヴェンは大公の1楽章と街の歌を全曲、メンデルスゾーンの1,2楽章、シューベルトは難しくて実にいいかげんに、若書きのまで。他にもいろいろやったような気がするがもう老人はなにもおぼえてない。
 トリオソナタはテレマンとかバッハとかエマニュエルバッハとかいつものようにごちゃごちゃ。リコーダーアンサンブルは1,2曲、バッハの二重奏に編曲したやつは長かったが最後まで行き、とても楽しかった。ミクロコスモスの編曲は全曲。
 独奏曲をピアノ伴奏もしてもらったし、チェロピッコロはアンサンブルにいろいろ活用でき、ともかくありがたいたのしい三日間だった。


 シューベルトはピアノ三重奏曲を4曲も書いているらしい。→ウィキ
 1番と言われるOp.99はずいぶん昔ちょっとだけ楽譜をみて放棄していた、こんなの全然弾けない、不可能。今回打診されてすこし楽譜を見てみたが、やっぱり全然できそうもないねえ。すこしあわせてもらい、やっぱりできず、1楽章はすぐ拒否した。2楽章からだってできやしないのだが、ともかくずいぶん体験できた。
 こんなのばっかりなんだもん。速いんだよ。
 2番の方が有名らしい。どうも教養が無いようでぜんぜん有名曲を知らないんだよねえ。少しずつ見てみよう。

毛替えした

2024年09月17日 | チェロ
 弓の毛替えに東京まで。こんなことでもないと東京にも行かないし、それどころか電車にも乗らない。
 何しろ物価高で毛替えも数年前?は5000円が相場だったと思うのだけれど、今は1万円近くもする。給料上げろ、年金上げろ、政治が悪い。毛替えに3種類も値段が設定されている。どのくらい違うものか聞いたら、1000円違うと2%違うというなんとも正直なことを言ってくれて、でもそうなのだと思う。こういうのって、楽器の値段もそうだけれど、2倍出したら1割増し、10倍出して倍にはならないと思う。
 1時間でできるというので、その間に本屋に行ったら妙にスイッチが入ってしまって、漫画ばかり大量に購入した。本屋もたいへんらしいからまあいいか。地元の本屋を応援しないとなあ。
 帰宅して、前に別な職人に教えてもらったように最初はうへえ、と言うほど大量に松ヤニをつけて試奏。いつも繊細さとは無縁で、毛替えしても、松ヤニ換えても全然違いを感じないのだけれど、今回はちょっとひっかかりを感じて弾き心地も違っているようだ。どうかな?

チェロ用ピックアップ

2024年09月14日 | チェロ
 少し前にチェロ用ピックアップを買ったのを記事にしてなかった。
 チェロ用ピックアップもいろいろあるらしいのだが、楽器(駒)にキズをつけたくないし、貼り付けるのもいやなので駒にはさむタイプにした。




 ちょっとわかりにくいが、ちょうどすきまなくはさめるように厚さ調整の木片?もついているので糊でくっつけた。

 ひさしぶりに沖縄バンドで自治会の長寿の会に出演できて試せてとても良かった。評判良く、こちらも気持ちよく弾けて問題なく、これはお買い得だったなあ。

ガット切れてた

2024年09月07日 | チェロ

 何日かぶりに開けたら弦が切れてた。いつのことだろう?前に人前で弾く前に張り替えて、古いのをとって置いたらしく、手垢で黒くなってるのが予備にあったのでそれを張った。まだ数本使ってない予備があるのでまあ安心だ。415でやっていたアンサンブルとは縁が切れた(というかその後空中分解あるいは自然消滅したらしい)ので、この楽器ではバッハの無伴奏を細々と練習しているだけだ。ちょっともったいない。

ケーゲルシュタットトリオのヴィオラをチェロピッコロで

2024年09月05日 | チェロ
 そういうわけでモーツァルトのケーゲルシュタットトリオのヴィオラをチェロピッコロで練習している。ピアノとクラリネットとヴィオラのためのトリオなのだが、ヴィオラの書かれている音域が高くなく、チェロピッコロで充分弾ける。(技術さえあれば)実音が出せるのだ。

 冒頭のターンは記譜に寄れば相当後ろに、そしてとても速く弾かなければならない。

 でもプロの演奏を聴いていると全然この通りに弾いてなくてせいぜい






 か、あるいは(6拍でとっての)3拍目の頭からターンしていると思う。もちろん全体として速いほうが軽くて美しいと思っているのだろうけれど、僕に言わせればそもそもこの記譜のしかたからしてもっと遅く、アンダンテと書いてあるのだ。きっとモーツァルトの想定しているテンポはメヌエットくらいなのじゃないかと思っている。モーツァルトは生きているうちに「最近はみんな速く弾きすぎる。」と文句を言っていたと読んだことがある。プロの演奏は速すぎてついて行けない。

ケーゲルシュタットトリオをチェロで

2024年08月22日 | チェロ
 昨日は元音楽の先生と、その元同僚だったというオケのクラリネット奏者とでアンサンブルを楽しんだ。僕だけシロートで誠に申し訳ないのだが、すごく楽しめて、こんな幸福なことはない。
 ケーゲルシュタットトリオはピアノクラリネットヴィオラの曲だが、そのヴィオラをト音記号に書き直してくれたのをチェロピッコロで、それからオクターブ下げたのをモダンチェロで、つまり2回もやれた。ピッコロはふだんそんなに練習してないので、これを初見で、しかも相手はつまりプロなのでとっても申し訳なかった。さらわないとなあ。ピッコロでは実音が出るので、へたくそだがモダンのオクターブ下より違和感がないそうだ。さらわないと。申し訳ない。

 画像はwikiのものを無断拝借。まあ宣伝になるだろうから勘弁してください。

ブルックナー交響曲5番 2楽章

2024年08月06日 | チェロ
 ブルックナーの5番、2楽章
 冒頭から問題で、アダージョの2拍子で3連符のピッチカートの上に4拍子としか思えないメロディーが乗るのだ。
 M先生はきっと右手で4拍子左手で3拍子で振ってくれるにちがいない、と練習前に騒いだのだが、実際ちょっとやってくれて、すごいなあと思ったのだけれど、全体の音楽の問題で、それでは生きた音楽にならないのだろう、却下されてしまった。最初は6つ途中から4つというのも音楽の流れが微妙に変わるのかもしれない。(それは指揮者も見ている聴衆の問題で、指揮を見てるから悪いのだ、目をつぶって聴けば、あるいは音だけ流せば問題がないのではないか、そう個人的には思っているだが。)
 そういうわけで4つに振ってもらうことになった。ピチカートは2拍3連(2拍の中に3個入れる)。難しい。2拍に6個のつまり1拍に3個のビートが潜在的に存在しないといけない。それを含めて弦楽器全部でその練習をした。(下の画像はクリックすると拡大します。)



 タッタタタンという図の3段目の練習をし、ずいぶん良くなったような気がする。

 もちろんこれだけじゃない。



ブルックナー 5番 高すぎる!

2024年08月01日 | チェロ
 冬の定期はブルックナーの5番なのでほんのすこしずつさらっているのだが、高すぎる!

 4楽章の370小節あたり。高すぎるのにヘ音記号で書いてあるのでちっともわかりゃあしない。見にくいが369小節目の最後の音はcでその前のaより加線が1本多い。
 そのくせ2楽章ではト音記号で書いてあったりして、チェロ奏者はト音記号は苦手なのだ。

 しかもこの場合ト音記号の所は記譜の1オクターブ下で弾くらしく、それだったらテノール記号で書けばたいして変わらず、ずっとストレスが少ないのになあ。
 どっちにしても僕の実力を超えているので、本番までにできるようになる気がしない。

チェロ名曲31選 をヴァイオリンとユニゾンで

2024年07月26日 | チェロ
 チェロ名曲31選だけでなくヴァイオリン、フルート、ヴィオラ、クラリネットも「名曲31選」が出ているようだ。→ドレミ楽譜出版
 元音楽の先生のアンサンブルで、合わせてもらった。ヴァイオリン版を見ると同じ曲がたくさんあり、伴奏がまったく同じだったりするのだ。ヴォイオリンとユニゾンあるいはオクターブで同時に伴奏してもらい、なかなか楽しかった。なにしろピアノってのはピアノではなくてフォルテ(^^;)なのでふたりでもまだピアノに負けてたりする。


 めずらしくむきになって草をむしったら手首が痛い。まいる。しばらく安静である(^^;)
 


ファミリーコンサート

2024年07月17日 | チェロ
 海の日は公民館主催の利益還元コンサート(つまり日頃公民館を使っている団体がただ公共財を使うのではなく、一般市民にも楽しめる催しをしてくれ、というものでとても意味のある行事だと思う。)だった。
 服装は自由と言うことで女性のうち何人かは浴衣で、夏らしくてすばらしい。男はいなかった。ついでながらチェロは無理。おそろいのパートもあり、いや実に良い。
 曲は定番ばかり。カルメンとかアルルの女、ラデツキー行進曲、ハンガリー舞曲、ジブリ作品。指揮者体験コーナー。
 とても盛況で椅子を追加で出したり、ともかく暖かく聴いてもらってほんとうにありがたいことだ。


 顔写ってないし、小さめの画像なので許してもらえるかな?問題があればもちろん削除します。

イマジン ジョンレノン をピアノ伴奏のチェロで

2024年07月14日 | チェロ

チェロ愛奏曲選 〈ピアノ伴奏付〉 小原 仁 (編集) - せろふえ

これいつ買ったんだろう?たまに引っ張り出して少しは弾いたが、まだ全部なんて全然弾けない。編者が書いているのが「難曲に挑戦することも大切ですが、「チェロを歌わせる...

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 1曲目はジョンレノンのイマジンなのだ。これを歌詞なしでチェロで弾いておもしろいのだろうか?僕にはイマジンはその歌詞にほぼすべての価値がある、としか思えないのだが。
 音域は狭い、と思ったのだが、まあ1オクターブと3度あり、上はa線の4ポジションのソ、下はd線のすぐ上のe
 初心者でも弾ける音域だが、まあイマジンをぜひとも弾きたい!という人のためのものだなあ。




 ジョンレノン自身が言っていたらしいが、この詩はオノヨーコとの共作というか彼女の考えが大きく反映されている?ものらしい。
 この曲のことを多くのバカどもが共産主義的と批判している。ジョンレノン自身が実際共産主義的だと言ってる。やっぱり人類の理想の社会は共産主義だよね。共産主義社会こそユートピアなのだ。(しつこいが、それは旧ソ連でも中国でもない。あれは専制主義独裁国家だ。)
 たしかに億万長者のジョンレノンが(そして大金持ちのおじょう様のオノヨーコが)この曲を書くことは矛盾しているかもしれない。だから?だからといってこの曲の価値はまったく毀損されない。1%の人間が99%の富を独占する(ジョンレノンも含めて(含めて!))この世界は間違っている。(だからといってあるいはだからこそ、ジョンレノンが殺されるいわれは断固として、ない!)