せろふえ

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椿三十郎 黒澤明監督 三船敏郎

2024年12月31日 | 映画・テレビ

 黒澤の方の椿三十郎を見た。面白かったが、やはり三船敏郎がかっこよすぎるなあ。もっともwikiの解説などを見ると、もともと映画会社の上の方がそういう映画を求めていたようで、しょうがないのだろう。
 だとしたら、この映画のリメイクである森田芳光の作品がシナリオを変えないで作ったのがそもそも間違いで、あれははっきり言って意味のない映画だ。





 川越からの富士山 2024年も終わる。
 昨日も子どもとドライブ。SAのトイレ。新年の飾り。
 

コールセンターもしもし日記 吉川 徹

2024年12月30日 | 
 コールセンターもしもし日記 ご意見ご要望、クレーム、恫喝…反論せずにお聞きします 吉川徹
 図書館の案内が「怒鳴り声、金の要求、熱心な誘い、迷演技…。派遣オペレーターの実体験をもとに、知られざるコールセンターの実態だけでなく、電話する側と受ける側の生々しい攻防、そしてそこに生きる人たちの人間模様を描く。」というもの

 これは相当面白かった。著者が派遣社員でコールセンターに派遣されることが多かった、それをメインに派遣人生を書いている。全体に面白かったが途中、投資信託の勧誘がうるさくて唐突に「ニカラグアの債券は今どうなってる?」「ニカラグアですか、、、」と撃退した話がおもしろかった。



 コールセンターがらみで、いくつか短編映画を見たなあ。

一本の電話 Mat Kirkby監督 短編映画 - せろふえ

今度はBS12トゥエルビで「土曜しょ~と劇場」として短編映画を放送しているらしい。短編映画(のTV放送)がはやりなのだろうか?歓迎する。この映画は悩み相談の電話オペレ...

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BS松竹東急で Your Call Is Important To Us を見た - せろふえ

BS松竹東急(260ch)でCallWaitingにつづいて、今度はYourCallIsImportantToUsを見た。CallWaitingは緊急コールセンターのオペレーターの話でまじめな、シリアスな、ただ...

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BS松竹東急 で Call Waiting を見た - せろふえ

BS松竹東急(260ch)で短編映画を定期的(毎週?)放送していて、すばらしい。まったく、映画ってすばらしいね。CallWaitingを見た。緊急コールセンターのオペレーターと...

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a線をブチッと

2024年12月29日 | 日記

 コロナ感染前、クリスマスコンサートの当日、練習会場でケースを開けたら弦がベロンベロンになっていてあせって音合わせをしていて弦をブチッと切ってしまった。うーんひさしぶりだ。もともとチェロのペグが硬いというか張力が大きいんだよね。初心のうちはずいぶんブチッと切ってしまったものだ。最近はあまり切らなかったのだが、あせっていいことはない。
 さいわいいっしょのKさんが予備を持っていてくれて事なきを得た。僕はあらゆる事がマイナーなのだが、メジャーな弦を使っていて良かった。
 封の破り方があせっている。この歳になってもこんなにあせっていて、いや実になさけない。
 コロナで自主隔離されていて、自宅に戻ったら頼んでおいた弦が来ていた。
 封蝋かっこいいなあ。なんと100均で売ってるらしいじゃないか。買ってこようかなあ。

コロナ 寝込んだのは4日

2024年12月28日 | 日記
 コロナに感染し、4日寝込んだ。主観的には割と長かった。今に至るも元気いっぱい、じゃないからなあ。まあなんとか復帰しないと。次女はもう仕事納めした。次女にとっても長い1週間なのかな。
 庭に出るともうロウバイが満開だ。花が終わったら剪定しないとどうしようもなくなっている。まいる。


 ともかく写真の露出がかってに変えられてしまって気に入らない。

ブルックナー 交響曲第5番 変ロ長調 WAB.105

2024年12月27日 | チェロ
 結局昨日は寝るまで37℃台で、微熱とは言え思ったより熱は下がらなかった。夜も昼間寝すぎなのだ眠れず、また解熱鎮痛剤を飲んで安らかに眠れた。鎮痛剤すごい。
 今朝からいちおう平熱だがまだ不調。どれだけ長いんだ。頭来る。




 今年のブルックナーの5番は個人的にはたいへんだったし、結局まあとても弾けなかった。ずいぶん練習もしたし、それが本番でうまくいったわけではないが、充実感と、挫折感とないまぜになっている。

 このブログでもいくつも書き散らかしているが、いちおう将来の自分のためにまとめておこう。

 個人的には、ブルックナーの5番は4番ロマンティック(たしか2回)に続いて2曲目。全体的なことはwlikiでもなんでもネットで検索すればいくらでも出てくるから、見てください。僕は、へっぽこアマチュアチェロ弾きの立場からのことしか書かない、書けない。

 個人的には、ブルックナーなんてほとんど聞かない。眠ってしまうのだ。(-_-;) 僕のまわりもあまり聴いてないみたいだが、熱狂的なファンもたくさんいるようで、クラシック音楽の一番美味しいところだよねなんて言うのも聞いたことがある。
 今年はブルックナーの生誕200年だそうで、知り合いのヴァイオリン・ヴィオラ弾きは今年(交響曲を)3曲演奏したそうだ。なんてすごいんだ。
 でもあきる(-_-;) 起きてられない。音量が大きくなってうるさいところがとても眠る。協和音でオルガンのようだからだろう。

 1楽章冒頭。この曲はブルックナー開始(弦のコソコソしたトレモロ)じゃないんだ、と感心する。
 最初の主題を聴くとブルックナーはこの短いアウフタクトが好きなんだなあと思う。



 ロマンティックもターン、ターンタター、だ。
 ←ロマンティックのメインテーマ

 
 ついでながらこの5番の冒頭、最初は16分音符で次は32分音符なんだから明確に区別しなければならない。

 ベートーヴェンの第九の冒頭のことを思い出す。

 あとはともかく長くて練習が追いつかない。長いしいろいろあれこれやってるらしいのだが、全体としてはおんなじだよなあと思ってしまう。そう思うからなおさら練習に身が入らない。長いが全休止がしょっちゅうあって「落ちて」もそこでまた追いつける。(足を出さないようにしなければ。)
 ロマンティックもこの5番もフラット系なのに、さらに短調になるとフラットが3個も増えるのだ。フラットばかりでたまったもんじゃない。

 ここはes moll 変ホ短調 フラット6個かな。
 付点のリズムもたくさんたくさんあるが、これは必ずアウフタクトと次の音符で意識してフィンガリングを考えなければならないのだが、それが難しいんだよねえ。そもそも付点のこのボウイングが難しい。特にレイトスターターにとっては。
 この部分では(全部フラットだが)ミ、レド、ラソ、ファミ、の組み合わせで考えなければならない。(ミレ、ドラ、ソファではない!)言わずもがなだなあ。

 もちろん1楽章のアウフタクトも同じで、アウフタクトから拍頭にかけてをまとめてフィンガリングを考えないといけない。

 ソーシレ、と考えるのではなく、ソー、シレソと考えて、シレソは第2ポジションで142でとり、この間ポジションは移動しない。3つめのオクターブ上は第4ポジションの半音上。
 25小節目のアウフタクトー25小節目は第7ポジションというのだろうか、ハーモニクスの所を1で取り132。





 この、260小節目から261小節目にかけてはとても難しいが、同じようにハーモニクスの所を2でとるようにして、132。実際には2はシをとるので基準のハーモニクスの所より半音上げなければならない。この1と3と2はとても距離があるので、手の小さい人、関節の硬い人は親指31のほうが良いのだろうか?僕は親指を含めた指の間隔がまだ確立できてなくて、音程が取れない。



 スラーのついているこの音型も同じでラの後、第1ポジションに戻りファドラを241でとってこの間移動しない。

 2楽章
 冒頭から問題で、アダージョの2拍子で3連符のピッチカートの上に4拍子としか思えないメロディーが乗るのだ。
 M先生はきっと右手で4拍子左手で3拍子で振ってくれるにちがいない、と練習前に騒いだのだが、実際ちょっとやってくれて、すごいなあと思ったのだけれど、全体の音楽の問題で、それでは生きた音楽にならないのだろう、却下されてしまった。最初は6つ途中から4つというのも音楽の流れが微妙に変わるのかもしれない。(それは指揮者も見ている聴衆の問題で、指揮を見てるから悪いのだ、目をつぶって聴けば、あるいは音だけ流せば問題がないのではないか、そう個人的には思っているだが。)
 そういうわけで4つに振ってもらうことになった。ピチカートは2拍3連(2拍の中に3個入れる)。難しい。2拍に6個のつまり1拍に3個のビートが潜在的に存在しないといけない。それを含めて弦楽器全部でその練習をした。(下の画像はクリックすると拡大します。)



 タッタタタンという図の3段目の練習をし、ずいぶん良くなったような気がする。

 もちろんこれだけじゃない。






 3楽章
 3楽章Oの直前に不自然なスラーがついている。





 スコアを確認すると
1小節1スラーなのね。これなら弾けるかな。良かった良かった。




4楽章

 4楽章41小節目の3拍頭はcじゃなくてces=h じゃないか!


 121,122小節目の最後の音は、臨時記号は1小節間有効です、フラットですと指摘されてしまった。desは意識していたのに次のgesは意識できてなかったってのがなさけない。いかん。


 4楽章の370小節あたり。高すぎるのにヘ音記号で書いてあるのでちっともわかりゃあしない。見にくいが369小節目の最後の音はcでその前のaより加線が1本多い。
 そのくせ2楽章ではト音記号で書いてあったりして、チェロ奏者はト音記号は苦手なのだ。

 しかもこの場合ト音記号の所は記譜の1オクターブ下で弾くらしく、それだったらテノール記号で書けばたいして変わらず、ずっとストレスが少ないのになあ。
 最初のレミファ(フラットつき)とラシドは完全に5度の関係なので最初のレのフラットをd線上1で取ると良さそうだ。
 どっちにしても僕の実力を超えているので、本番までにできるようになる気がしない。実際形はこれでやったが音程は正しくとれていたのだろうか?

ニキータ リュック・ベッソン

2024年12月26日 | 映画・テレビ
 うーん。なかなか熱が下がんない。寝てるのがつらい。背中が痛い。起きてられない。さいわいよく眠れて、一日20時間くらい眠っているんじゃないか。眠れるのはまだ体力があるとも聞いたがどうかな。高熱ではないが解熱鎮痛薬を飲んだら楽になって夜も眠れた。ありがたい。うーん、もうすこしだ。がんばって寝るぞ。




 リュックベッソンだと言うし、ちょっと期待したのだが、イマイチだった。こういう娯楽映画は観客に考えさせなくて良いのだ。爽快感を味あわせてくれれば良い。

僕のお父さん 矢部太郎

2024年12月25日 | 漫画
 昨日朝一番で診療所の予約をとり診察。コロナ陽性だった。うーん。僕はすべて流行遅れなのだが、コロナもか。自主隔離だというので実家に行きひとりさびしく寝てる。食料など運んでくれる家人がいるのはありがたいことだ。

 これも図書館で見かけて借りた。これが図書館に入っていることはすばらしいと思うのだが、これは「大家さん」にくらべてイマイチだと思う。お父さんが変わった人なのだが、それがいまいち表現し切れていないように思える。すみませんシロートのたわごとです。

大人は愉しい 内田樹、鈴木晶メール交換

2024年12月24日 | 
 日曜の夜から悪寒、発熱。昨日は一日寝込んでいた。まだ37.7℃。これから医者行く。知り合いが何人も発熱している。まいったもんだ。

「大人は愉しい」というタイトルに惹かれて借りたが、こども向けのものではなくただのメール交換というかやりとりだった。あまりおもしろくなかった。いくつもなるほどと思ったり、感心した内容はあるのだが、全体としてはイマイチ。僕と肌が合わないというにすぎない、とは思う。

一本の電話 Mat Kirkby監督 短編映画

2024年12月23日 | 映画・テレビ

 今度はBS12 トゥエルビで「土曜しょ~と劇場」として短編映画を放送しているらしい。短編映画(のTV放送)がはやりなのだろうか?歓迎する。

 この映画は悩み相談の電話オペレーターの所にかかってくる、まさに「一本の電話」のこと。わずか20分なのだが、すばらしい作品だと思う。たくさんのことが描かれていなくて、暗示していることはもちろんあるのだが、観客の想像にまかされているところがとっても多くて、それは誰かと「こういうことじゃない?」「え?、そう?俺はこうかと思ってた、そんな考えがあるのか!」「え?こっちこそ」みたいな余地がたくさんある映画だと思う。

 コールセンターの映画はやっぱり短編映画で見たなあ。

畑に靴

2024年12月22日 | 日記
 数日前、ポタリング中、畑に靴が落ちてるのが日に当たって目立っていた。近くにプラスチックのスプーン。
 畑や田んぼにしょっちゅうゴミが投げ捨てられていてほんとに頭にくる。でもこれは捨てたんじゃないのかな?ちょっと気になる。



 昨日のクリスマス会は賛美歌?とか小曲をたくさん。有名曲ではモーツァルトのディヴェルティメントKV136 アイネクライネナハトムジーク パッヘルベルのカノンなど。このカノンで最初から間違えてへんな音を出し、とても後悔している。うーん。(-_-;)

電動チェーンソー買った レッグウォーマーも

2024年12月21日 | 

 電動チェーンソーを買った。こういう物はどんどん性能が良くなっているのだと思う。なかなかパワフルなのだが、充電池はあまり減らず、これで充分だ。剪定枝がたくさん燃やせず残っている。桜を剪定しないといけない。少しずつやらないと。



 どんどん歳を取って寒くてしょうがない。妻は大病の後、むくみ防止だと言って厚いタイツなんかはいてるし、厚着しているし布団も立派なダウンなんか掛けてる。こっちの方が薄い。その厚いダウンのペアのは次女に取られている。
 比較的薄着のオレの方が寒がりなのだ、矛盾している。スーパーで見かけてレッグウォーマーを買ってみた。
 
 割と良いようだ。
 ついでにフリース?のハイネックも



 昨日は保育園のクリスマス会で笛とチェロ。遊び歌などたくさん。楽しかった。そして今日は知り合いのヴァイオリン教室の主宰するアンサンブルのクリスマスコンサート。こちらはモーツァルトなどもある。こちらも楽しみだ。

取ったと思ったらセキ

2024年12月20日 | 囲碁

 これはネット碁
 取ったと思ったら終局してから気づいた。黒から打てばセキじゃないか。ただし白から○の左に打てば中手(なかで)になる。最初から○の左に打てば中手だったか。
 まあ白は右辺に地もあるし、外回りだから勝っているとは思うが。


 昨夜は寒くって20時台に布団に入ってそのうち眠ってしまった。(-_-;) 老人は自由だ!
 今日は頼まれて保育園のクリスマス会。童謡とか、笛はピタゴラスイッチを頼まれていてうれしい。服装はクリスマスだから赤か緑、と言われているのだがそんなの持ってないよ。どうしようかなあ。


 今朝の東京新聞4面 イスラエルはこの世に存在させるべきではないテロ国家、虐殺国家だ。ユダヤ人を差別しているわけではない。

PLAN75 早川千絵監督

2024年12月19日 | 映画・テレビ


 「安楽死が合法の国で起こっていること」でふれられていた「PLAN75」を見た。すばらしいと書くのがはばかられるような内容で、いや手ばなしですばらしいと思うのだが考え込んでしまう。
「75歳以上が自ら生死を選択できる制度が施行された近未来の日本を舞台に、その制度に翻弄される人々の行く末を描く。」というもので「安楽死…」で鋭く指摘されていたような、差別や格差やつまり社会的コストだの益になる無益だなどという議論になるということが実に恐ろしい。
 映画com.のレビューがすばらしいと思う。

市の公民館にある囲碁クラブに行ってみた。

2024年12月18日 | 囲碁
 前から気になっていた市の公民館にある囲碁クラブに行ってみた。平日の昼間にやっている囲碁クラブのようで当然ながらじーさんばーさんばかりなのだが、こっちだってそうなのだからそれで良い。いきなり入っていてちょっと参加させてくださいと言って、そうしたら相当強い人に紹介されて4子置いて2敗。結果は当然なので良いのだが、強いと言われてホクホクしている。でもじつはそれほどではない、かいかぶられているのはあきらかだ。ネットで打っていると基本互い先なので置き碁は新鮮だ。次の週も行ってみたが、今度は置かせるはめになり置かせて打ったことなど皆無なのだ、全然どうやったら良いかわからない。コテンパンに負けた。当然だ。こういう置いたり置かせたりするのも楽しいかも。しばらく通ってみようかと思う。



 所属する市民オーケストラの次の定期はブラームスの2番だ。楽しみだ。すこしずつ練習しないといけないと思いながら怠け者は何にもしてない。昔記事を書いたっけ。

 

安楽死が合法の国で起こっていること 児玉真美

2024年12月17日 | 
 図書館の案内: 拡大していく対象者像、合法化後に緩和される手続き要件、安楽死を「日常化」していく医療現場…。安楽死が合法化された国で起こっていることに加え、世界的なコロナ禍で医師と家族が抱えた葛藤や日本の実状などを紹介する。

 この本も実に考えさせられるというか、何事も単純じゃない、この本にはグラデーションと書いてあるが、何事も多面的なのだと思う。
 「尊厳死」たしかにスパゲッティ症候群で尊厳もなく生きたくない。だが尊厳死から安楽死へ、さらに…。それをこの本では「すべり坂」と書いてあるが「なし崩し」でいいじゃないか、安楽死の線引きの曖昧化。そして「安楽死は臓器移植と直結している」。あるいは安楽死と医療の「コスト」の問題、「無益な医療」「無益な患者」「新鮮な臓器」差別される障害者、傲慢な医者という専門家、家族に依存する日本の福祉。なし崩しと横すべりとでも言うべき現状と議論。
 そういえば僕の父もパーキンソン病で長いこと入院していたが、今思えば邪魔にされていたよなあ。「ベッドブロッカー」という言葉があるのを初めて知った。
 死ぬ権利の前に「死んだ方がまし」な現状がなぜなのか、それを変える、あるいは苦しみを減らす社会の取り組みが必要なことはたしかだ。カナダの世論調査で、安楽死を認めての良い理由として「貧しいこと」「ホームレスであること」を選択した人が25%いたという。なんという恐ろしい世の中だろうか。