せろふえ

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江戸アルキ帖 杉浦日向子

2024年10月31日 | 
 どうやら文庫しか出ていないらしく、とても残念だ。大型本でなくても良いけれど、普通のサイズの物を、これは買って手元に置き、たまにパラパラめくったりしたい。
 文庫の裏に書いてあるとおり、タイムマシンに乗って江戸に行くというコンセプトで書かれたエッセイというのか、画文集か。たとえば最初のは文政十一年七月二十八日に日本橋に行ったことになっている。著者はもともと時代考証から創作に入ったので、この作品もとてもそれらしく、安心して読めた。(江戸時代を舞台にした小説にある鳥が出てきて、どんな鳥かなと思って調べたら明治になってから日本に入ってきた鳥だとあり、もうその作家の物はいっさい読む気がしなくなった。すみません。)
 でも本当は江戸時代は太陽太陰暦なので「文政十年の正月」は1827.1.5ではない。季節は1ヶ月くらいずれてるはずだ。ちょっと違和感のある記述もあり、著者を問いただしたい気分だ。だが、著者はなんと46歳で亡くなっているのだ。かえすがえすも惜しい。

土日は合宿だった

2024年10月30日 | 日記
 土日は所属する市民オケの合宿だったのだが、楽器運搬の運転手など務め、帰りは日曜の夕方で渋滞していたし、疲れた。月曜日は疲れたうえに選挙結果になんだか絶望しふぬけていた。いやいつもふぬけているけれど。
 合宿の良いところはもちろん集中して長い時間練習できることだけれど、宴会が良い。普段あまり話ができない遠いパートの人たちと話ができ、とても良かった。でも宴会でも酔っ払ってもハンドベルなどが出てきて合奏し、アンサンブルの合奏までし、どれだけ音楽好きなんだ。僕にはついて行けない(^^;)。
 

 山の中も電線だらけだなあ。

衆議院選挙結果を受けて

2024年10月29日 | シロート考え

 衆議院選挙の結果は自民大敗だが、けっして野党が大勝したわけではない。はっきり言って絶望的な気分だね。
 これだけ自民党の犯罪が明るみになったのに、こんなにも自民党を支持しているのか。もっとも、犯罪だろうとなんだろうと自分が得すればいいというのは自民党議員も自民党支持者も同じなのか。
 自民党の裏金ははっきり犯罪だ。組織的、意図的に犯罪を犯しておいて、数字を修正すれば許される、はずがない。万引きしても見つかった後に返せば許されるというのか。くり返すが裏金は組織的意図的に行われている。
 旧統一教会とこれだけずぶずぶの関係なのに、それが明るみになっているのにそれでも自民党に投票する。あきれてものが言えない。自民党議員の多くが旧統一教会の信者、ではないのだ、きっと。それが問題で、つまり自分が得すればカルトだろうとなんだろうと選挙協力してもらい、そして便宜をはかる。自民党議員の多くが旧統一教会の信者、ではないが、多くがどころではない大部分がカルトとズブズブで、だから国民の金が韓国やらさまざまな国に大量にもれ出し、その一部が自民党議員に(裏金などで)返ってくる。悪魔とだって手を結ぶ。許しがたい。
 マスゴミ、とりわけ影響力が大きいと思われるNHKのニュースや選挙に対する姿勢が許しがたい。だが、それも自公が有形無形に圧力をかけトップ人事を握っているからなのだ。今回少なくとも自民は過半数割れしたのだ、まずはマスゴミのトップを替えさせ、まともなマスコミに変えなければ日本に未来はない。



*写真は今年初めて採れたスダチ

流血鬼 藤子不二雄 SF短編コンプリート・ワークス8 

2024年10月28日 | 漫画
藤子不二雄 SF短編コンプリート・ワークス8 流血鬼
 8巻は
・耳太郎
・ユメカゲロウ
・考える足
・未来ドロボウ
・ぼくは神様
・宇宙人
・老年期の終り
・うちの石炭紀
・流血鬼
 このうち・老年期の終り は異色短編集に入っていたと思う。他は読んでないと思う。
 著者自身がこの短編集に収められた作品について「何か屈折したブラックな物が多い。」オバQがヒットしたせいか、「いつも「明るく健康的なまんが」ばかり量産していた反動でしょうか。」などと書いている。たしかにそんなものが多いが、それでもやっぱり藤子不二雄は健康な精神で明るく前向きだ。

ポストの中の明日 / 藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス 7

2024年10月26日 | 漫画
未来の想い出 藤子F不二雄 がまあ良かったので買った。7巻からは少年SFとのことで、たしかにどれもわかりやすいというか、まあ単純というか。
 でも個人的には「ボクラ共和国」にとても若い健全な精神を感じて共感をおぼえる(「君たちはどう生きるか」を思い出す。)し、「世界名作童話」はいかにも若書きの、童話のスピンオフというのだろうか、おもしろかった。(僕は太宰の「お伽草紙」が大好きなのだ。)
「みどりの守り神」は少年SFとは言えないような大人向けのなかなかに深いものを感じさせるものだった。
 ほかに
・ポストの中の明日
・アン子 大いに怒る
・なくな! ゆうれい
・ひとりぼっちの宇宙戦争
・ぼくのオキちゃん
・おれ、夕子

 昨日は火もし。年越し(!)の剪定枝を一山(と言ったってたいしたことないが)燃やし、達成感がある。チェロ弾かなきゃいけないのだが弾かず。いつも見ている(見てくださっている)cellischさんに影響されて鍵盤を少しいじり、漫画読み、ネット碁を数曲打ち、充実しているのだか生産性のない無意味な一日なのか。

街の歌をあわせてもらった

2024年10月25日 | チェロ
 もと音楽の先生とやっぱりおなじもと音楽の先生でもあるオケの団員のクラリネットとベートーヴェンのクラリネットトリオ 街の歌を合わせてもらった。半日のうち半分くらいはおしゃべりしていて、それもとってもうれしかった。(なんて書くのは失礼かな?いやともかく楽しい時間でした。)二人は当然音大出なわけで、僕だけシロートで合奏させてもらうなんてほんとにありがたい。練習不足で申し訳ない限りだ。
 次は弦楽七重奏曲をベートーヴェン自身が編曲したクラリネットトリオをやろうと言ってもらって、ありがたいことこのうえない。さらわないといかん。

理想の父にはなれないけれど ジャンポ~ル西

2024年10月24日 | 漫画

おとうさん、いっしょに遊ぼ じゃんぽ~る西 - せろふえ

じゃんぽ~る西はモンプチ嫁はフランス人モンプチ嫁はフランス人じゃんぽ~る西-せろふえ非常におもしろかった。もともと外国ものはどれもたいていおもしろいのだが、これは...

goo blog

 
 おとうさん、いっしょに遊ぼ は、あまりおもしろくないと書いたのだが、これはとても良かった。やっぱり視野が広がっているように感じる。やっぱりただこちらと気があったり、あわなかったりしているだけのような気もする。
 全編カラー。

弘兼憲史の垂れ流すデマ

2024年10月23日 | シロート考え

あの「島耕作」で裏取りせずデマ再燃 「弘兼憲史氏ほど影響力ある作家がひっかかるなんて…」沖縄の嘆き:東京新聞 TOKYO Web

人気漫画シリーズ「島耕作」が物議を醸している。17日発売の週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に掲載された回では、沖縄県の辺野古埋め立て...

東京新聞 TOKYO Web

 

 東京新聞の「こちら特報部」で、島耕作のなかで「沖縄の基地反対デモは金で雇われている」というデマが描かれ、大問題になっていることが伝えられている。講談社弘兼連名で裏付けをとっていないと謝罪コメントを出したようだが、反省していない。
 袴田事件について警察は謝罪したらしいが、反省してないし、なんと検察は組織ぐるみでまだ袴田さんは犯人だと思っている。(それをそう表現している。)
 裁判所も狂っている。国民審査では全員×をつけるべきだ。こういうことを書くと中にはいい裁判官もいるみたいなことを言うバカがいる。国民審査を受けるようなやつは全員一人残らず、上ばかり見ているやつらなのだ。全員×!



 植えたイチジクの新芽が美しい。

友達の展覧会

2024年10月22日 | 日記

 友達なんて言うのは失礼かもしれないが、先輩というか年上のもと同僚の展覧会を仙川まで見に行った。
 美術を楽しむような生活ではないので、新鮮だった。なにしろ25人もの別々の個性、外見的にも、油絵も、立体造形も、なかには「テンペラ」の作品などもあり、飽きさせることがない。


 先輩と言っても同世代、大学時代の写真がいわゆるフォークソング世代のもので、芸大だけどあかぬけるようなことはあまりなく、時代を映していて、おかしくってしょうがなかった。

「半世紀後の問い」展 -1975年東京藝術大学油画入学生25人の今- (特設サイト)

2024/10/5 - 12/22 東京アートミュージアム「半世紀後の問い」展は、1975年東京芸術大学油画専攻入学者に呼びかけて、この時にスタートした表現者達が、当時抱いていた其々...

 

美少女を食べる 諸星大二郎

2024年10月21日 | 漫画
 諸星大二郎はいつもどれもすばらしい。
 諸星大二郎劇場の第3集だったのか。1,2も買うかなあ。
 収録されているのは
鳥の宿
月童
星童
美少女を食べる
アームレス
タイム・マシンとぼく
俺が増える




 もう秋だ。寒い。(寒がりなのだ。)火を燃やす楽しみがとても楽しみでうれしい。
 オケの練習はだいぶ佳境に入っているのだが、こっちは譜読みが追いつかなくてまいったことだ。昨日はDMの宛名ラベルをみんなで貼る作業をしたが、人海戦術、あっと言う間に終わった。知り合いのがたまたま僕の所に来てうれしくひと言書けた。ブルックナーの5番を練習して帰って来たらテレビでブルックナー特集?をやっていて、8番だったかな。おんなじだ。でもブルックナーの美しさをほんの少し感じられるようになったかもしれない。やっぱり音楽は聴くだけじゃなくて、自分で参加しないとなあ。

半日焼き鶏を焼いた / 川越祭り

2024年10月20日 | 自閉症
 昨日今日と川越祭りだ。昔は平日だろうと10/14-15 だったのだが、氷川神社も妥協して土日になっている。中心部の連蓮寺の近く連雀町に叔父一家が住んでいたのだが、今は誰も居ないなあ。



 昨日は半日次女の作業所の出店で焼き鶏を焼いていた。4時間交代なしはきつかった。雨模様だったので自転車で30分はあきらめて、駅まで20分強往復を歩いたのであわせて5時間立ちっぱなしは疲れた。トイレもないし。
 今日は少なくとも次女は平常の日曜日なので、ドライブして外食して遠くの生協まで買い物の予定。


*不思議だ。写真の露出がかってに変えられている、と何度か書いたのだが、今回は変えられていない。なにかあったのだろうか?

公約なんて意味あんの?

2024年10月19日 | 日記

 選挙券が届いた。選挙戦が始まったが選挙戦になんの意味があるのだろう?選挙の意味は重大だ。マスゴミはすこし各候補者、政党の公約というかウソ八百を伝えては居るようだ。なんの意味がある?今回の自民党総裁選とその後の石破の変節(じゃなくて予定通りの豹変)が、じつに良く象徴しているが、公約なんてほとんど意味がない。
 ルールを守るってそれが公約なの?しかもそれすら守らないのは目に見えてるんだよ。あけれてものが言えない。
 マスゴミが前より公約を伝えるようになったと思うのだが、それは「選挙ウォッチャー」と呼ばれる畠山理仁氏の功績だと思うが、僕はまったく意味がないと思う。公約なんて守られないんだもん。伝えるべきは公約をどれだけ実現したか、それから特に「革新政権」などと言われる非自民党の地方自治体のやってきたこと、それから。やろうとしたら政府に妨害されたその記録だ。非常に多くの自治体でなにか新しいことをやろうとすると(日本政府に!)妨害されたり、交付金をカットされているらしい。日本政府というか自民党なのだが、腐りきっている。
 ばかが「野党なんて実績がない」などと言う。実績を積ませてないのはお前の投票行動なのだ。やらせてみろ。



 写真の露出?がかってに変えられてしまって実に気に入らない。それとも僕がなにか変えるようにどこかのボタンを触ってしまったのだろうか?

おとうさん、いっしょに遊ぼ じゃんぽ~る西

2024年10月18日 | 漫画
 じゃんぽ~る西は モンプチ 嫁はフランス人 

モンプチ 嫁はフランス人 じゃんぽ~る西 - せろふえ

非常におもしろかった。もともと外国ものはどれもたいていおもしろいのだが、これはなかでもとてもおもしろかった。なんども読み返しそうだ。外国ものを読む楽しみは、予想...

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 の全3巻と、
私はカレン、日本に恋したフランス人 

私はカレン、日本に恋したフランス人 じゃんぽ~る西 - せろふえ

とてもおもしろかった。嫁はフランス人の続編というか、カレンさん視点で書いたもの。著者の、あるいはカレン(カリン)さんの視点がすばらしいのだと思う。必ずしも高潔な...

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 がおもしろくて、モンプチのほうに「このあとは別タイトルで」とあり、それじゃあと思って買った。僕が怠け者なので買おうと思って何年も経ってやっと買った。
 でも実はこれはイマイチだった。次男が生まれて、絵本のことを中心に書いている。著者は深く掘り下げている、と思っているのだろうと思うのだが、絵本のことばかりで、狭くなっているように感じる。こちらの求めるものと書かれていることがずれているということだけだとは思うのだけれど。

バッハ 、ヨハン・クリスチアン Bach , Johann Christian (1735 - 1782)  フルートための6つのソナタから1〜3番

2024年10月17日 | リコーダー
 大バッハの末子、クリスチャン・バッハは鍵盤がメインだし、もうリコーダーの時代はとうの昔に終わっているので、リコーダー吹きとしては縁の薄い作曲家だ。
 東京コレギウムからヨハン・クリスチアン・バッハのフルート(又はヴァイオリン)と鍵盤楽器のための6つのソナタの1〜3番が出ている。(現役)
 金 昌國が編曲したもの。解説によると、モーツァルトのヴァイオリンまたはフルートのオブリガート付きクラヴィーアソナタをjoseph Bopp が編曲したように、この曲もオブリガートの方のフルートとクラヴィーアの右手を入れ替えた物だそうだ。
 少なくとも2番、3番はリコーダーで完全に吹ける。1番も適当にオクターブ上げたりすれば吹ける。なんというか、軽く、薄く、軽快に美しく吹くのは難しいかも知れないが、ま、遊びで吹くにはよい。

Johann Christian Bach 6 Sonatas
 for the Flute and Harpsichord or Piano Opera 16

 以上ほぼ再掲

    →リコーダーのレパートリー
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ バス・リコーダー、ヴィオラと通奏低音のためのトリオ ヘ長調 H.588
                  →大バッハ

歌集など整理

2024年10月16日 | 日記
 母は生前、と言っても裁縫や刺繍ができなくなってからだろうなあ、短歌に打ち込んでいた。申し訳ないが僕には詩にしても短歌、俳句にも感じる感性がない。短歌は、俵万智はすばらしいと思うけれど、それから奥村晃作はとても好きだが、まあ、普通じゃないよね。(^^;)
 母の作ったものも残念、全然感じない。あまりに普通に善良で。すみません。
 雑誌はどうやら売れそうもないから捨てた。歌集などはこれから売って、好きな人に読んでもらえたらうれしい。