
図書館の紹介: 上から目線でストレスのはけ口をドライバーに向けるお客。理不尽な言いがかりにも反論することなく、ぐっと我慢し…。50歳でスタートしたタクシードライバーが、65歳でリタイアするまでの15年間の体験をまとめる。
これを読んでいて感じたのだが、このシリーズの他の本は、著者の自分は社会の底辺の職業についているという自意識をとても感じるのだが、この本の著者には、お客はそう思っているだろうがそんなことはない、というたしかな誇り(プライド、とはちょっと違って、やっぱり「誇り」と自信を感じる。)を持っていてそれがだからいやみではなくとても良かった。そして著者といっしょにそういう世間の目とか社会のしくみに対する怒り?を共感できた。とても良かった。