飛行機飛ばしに行った 10年ぶり以上

　天気が良かったので、飛行機飛ばしに行った。やるべきことはたくさんある気がするが、まあ、いいのだ。老人は自由だ！　
　前に飛行機飛ばしたのはもう10年以上前だと思う。耕地が開けていてそこで飛ばしたこともあるが、運動公園に行った。広い芝生があり、何も置いてないのがすばらしい。だから老人がゲートボールなんかして場所をだいぶ占拠しやがって実にけしからん。（おれのことか(^^;)
　写真は最近作ったものだが、30年前くらいに長女が作ったやつもちゃんと飛んで感心した。

長練習で腕がけいれんした。

　日曜の練習は長かった。15時から21時まで何回か休憩はあったけれど長かった。もう再来週が本番なのだ。
　岩城宏之の書いたものだけれど、デルモナコが自分はアマチュア（！）だからリハーサルでセーブするなんてできない、と常に全力で歌っていたと言うのがいつも頭にあるから、一生懸命弾いた。力みすぎていると思う。
　途中で腕がけいれんし、弓は持てなくなるし、左手も何秒か動かなかった。脱水？老人は吸水力だ！と思って一生懸命水分補給しているんだがなあ。昨日はめずらしくスタミナドリンクなんかも飲んじまったよ。

許されざる者 イーストウッド

　やる気なく、なんにも考えなくていい（乱暴でもいい）娯楽映画でも見るかと思って、それでもそうだなあたとえばジョン・ウェインの西部劇だとたぶんそのあまりに白人の勝手さ加減に怒り狂ってしまうので、イーストウッドのを見たのだが、いや、やっぱり考え込んでしまうのだった。
　いや（「いや」ばっかり書いてるなあ）、映画そのものはまあ勧善懲悪と見られる乱暴な映画で、嫌いじゃない。
　ネットでいろいろ見ると「「勧善懲悪」などとは程遠い世界観で綴られる。」なんて書いてある。そうかなあ？たしかになにが絶対の正義かなんてわかるはずもないし、正義なんてなんていうか多面的だし、今の時代揺らぎ続けている。だからこそゆらぎながら、迷いながら、逡巡しながら、そのある瞬間ある場所での正義をある程度の説得力で描いていると思う。
　この映画の保安官は町の治安のために自分は絶対の正義だと思い込んだまま死んだ。僕には正義ではなく自己満足の極みと思える。(もちろん主人公の方だってそうだ。)

ポークビーンズにスナップエンドウ

　ここ何年かエンドウがうまくできて、とてもたくさんでき、うれしく今年（去年秋）もキヌサヤとスナップエンドウを蒔いて世話（いや「放置」）して来たのだが、あまりうまくいかずがっかりしている。北風の防御が不十分だったか。
　それでもスナップエンドウがやっとすこし太ってきたので、片手くらい取ってきた。初物だ。ポークビーンズに入れられた。まあうまかった。

最明寺 川越

　自転車で猫に餌をやりに行き、やりたいことは頓挫し、しょうがないちょっと買い物して、そうだ最明寺というのが花手水で有名らしいと思って寄ってみた。

　花手水だけでなくこんなのまであった。笑った。そうね。

　きれいなんだけど花を首？のところでちょん切っちまってこんなにたくさん浮かべて、ほんのすこしかわいそうな気がする。手水というのだから、こんなのが美しいと思う。　
　まあいいか。僕の自転車こぎは実にたいしたことなくてわずか1時間半。きっと20kmくらいなもんだ。まあいいか。

100均資本主義 郭洋春

100均資本主義　〜脱成長社会「幸せな暮らし」のつかみ方　郭 洋春

　

100均フリーダム　内海慶一 - せろふえ

　がおもしろかったもんだから、つい図書館で「100均」で検索して借りたものだ。
　おもしろく読んだが、読み終えて何日か過ぎ、なんていうかたいしたことないな、学者はあたりまえのことを偉そうに書くだけだと再認識している。（すみません、シロートのたわごとです。）
　煎じ詰めれば100均は企業の努力のたまもので、消費者は恩恵をうけている、インフレじゃなくて良い。というもの。
　そんなのあたりまえじゃない？
　前から書いているが、デフレというのは物の値段がさがると言うことだが、別の言い方をすれば金の価値が上がると言うことなのだ。インフレは金の価値が下がると言うこと。小金しか持っていないが、こっちは老人なのだ、金の価値が下落するのはたまったものではない。
　

ポイント ポイ活 の話

Vポイント 初日から不具合相次ぐ - Yahoo!ニュース

　ニュースは「「Vポイント」統合初日、システムトラブル相次ぐ」だけどまあどうでもいいか。
　ポイ活なんてのもあるらしいが、無縁だ。いや無縁じゃなくてポイントはむこうからまとわりついてくるので、しょうがない、その程度に使っている。だいたい普通に付いてくるポイントが0.5％とかでしょう？なにそれ。
　昔小売店でよくサービスにスタンプカードみたいなのをくれて、10個集めると1個無料だった（はず）だ。10％還元だよ。今のポイントっていかにせこいか。
　たしか今回統合されたTポイントがことの始まりで、各店舗バラバラのポイントではめんどくさいし無駄だから統合したらすべての店舗のポイントが統合されてすごくオトク♡みたいな詐欺商売だったはずだ。そんなの巨大企業の思う壺だと思ったし、いまも変わらぬ思いだ。各店舗はなんとかポイントの会社に少しずつみかじめ料を取られてしばられて、お客の方はたった0.5%で喜ばされている。どれだけ小さなオトクなのだ。
　各店舗自分の所だけのポイントにすればいいんだよ。昔みたいに500円でスタンプ1個、10個たまったら500円分にする。なんと！10％還元！と大いばりで宣伝すれば良い。こちらの方が小売店にとってもよっぽど良いからくりで、10％どころではない。たぶん2~3％引き値引のサービスをするくらいのコストにしかならないと思う。
　そもそもこの「10％還元」は10％値引きではない。9％ほどの値引きなのだ。（昔記事にした。→「５割還元セール」も「５割キャッシュバック」も５割引ではない）
　それから500円でスタンプ1個は800円でもスタンプ1個。有効期限1年とかにしていたはず。だから10％還元でもないし、一回限りのお客は使えない。それでいいのだ。ひいきしてくれるお客に大きなサービスをするのだ。
　小売店には巨大ポイントから足を抜き、自分の所だけのポイントにすることを、声を大にしておすすめする。

　いや、ちょっと待て。もしかしたら、小売店がこっちのポイントからあっちのポイントに変えたりすると、ポイント会社から巨大なキックバックがあるのか？それじゃあ裏金自民党の企業献金と同じじゃないか。いつも庶民が食い物にされるのか？
けしからん！

楽譜は細部まで注意深く読まねばならない

　前にスコットランドをやったときに楽譜が読めてない体験を書いたのだが、昨日はまさにその場所で
　
　この38小節目の1拍目2拍目は他と違って8分音符だから他より長く！と先生に指摘されてまいった。すべての音符を注意深く読まなければならない！いやまいった。

　楽章のはじめのあたり、1stVnのメロディーの細かなニュアンスを指導されているときに隣がページをめくって、あとで出てくるチェロのメロディーを見ながら「ここのことですね」と確認していて、まいった。僕はぼうっとしていたよ。いかん。

　そう、これも昔話だが、知り合いのプロというか学校の音楽の先生なのだが、
「わたしはソナタの再現部で、提示部と同じ指摘をされたことはない！
　提示部での指導を絶対に忘れないようにしている。」
　と言っていて、プロはすごいなあと思い、それからまあこっちはへっぽこアマチュアなのだが、なかば自慢げに他人に語るそのプライドというか自信というか、それもすごいなあと思ったことだ。

コッヘルで湯を沸かす

　汚い台所だが電気なのだ。母が歳とって危ないかもと思い電化した。東京電力はつぶすべきだが、うちを電化したのは賢明な判断だったと思う。
　電磁調理は金属部分を直接加熱するので、小さなコッヘルとかこれはコップだが、効率が良いのではないか、すごくすぐ湧く。ガスで小さな鍋を使うと熱はまわりから大部分が逃げてしまう。そうかティファールとかもそれですぐ湧くのだ。何Lも湧かせるヤカンはヤカンを温めるためにエネルギーを使っているのだと思う。

一瞬と永遠と 萩尾望都

　萩尾望都のエッセイを偶然見かけて借りた。いつもの萩尾望都でとてもよい。理知的で示唆に富んでいる。僕が見ていない映画などの作品でわずかにわからないところもあるが、それすらわかるような書き方ですばらしい。
「厚木淳の「ノート」にレイ・ブラッドベリ激賛がのべられていたので、こんなすごい作家に対し、”波長があう”だの”探してたものがあった”だのいうのは冒涜じゃないかという気がしてきた」
　というのはまさに萩尾望都に対する僕じゃないか、と思ったことだ。

役に立たない日々

　そう「役に立たない日々」と言うのがあったなあ。
　これは翌日になってから、前の日の記事としてアップロードしている(これいいねえ、これからはこうしようかな)のだが、実に役に立たない日だった。
　チェロ弾かず。笛はいつもの愛のウグイス。鍵盤もいつものメヌエット1回。碁も打たず。
　いやそんなことじゃない。やらなければならない事務手続きをしようと思ったら書類が足りずそれを依頼。相手が既読スルーしているので不快。事前に頼み損ねた俺が悪いんだけどさ。
　運動もしてないし、農作業もほんの少し耕耘しておしまい。10分くらいか。キヌサヤができていた！だが、成長が悪くやきもきしている。去年はやく種を蒔きすぎたのか、芽は出て、良いと思ったのに、北風の防御が不十分だったのか、良くないなあ。

　これはツツジだったか、それ以外にもてんとう虫の幼虫？らしいのがたくさん木や草についている。てんとう虫はアブラムシを食ってくれるのかな。期待している。写真をあげてから「センシティブ」かと思い、小さくした。クリックすると拡大します。
　レモン（実がならない！）に蝶が卵産んでる、と聞いて後で見てみたがいや昨日の黄砂のせいかひとつも見つからなかった。フェンネルには10個くらいも付いていた。処分！
　やる気無いのは早く目覚めすぎたからか。3回くらい昼寝した。僕は寝るのが好きなのだ。それだけじゃなく、20時過ぎに次女が「おとうさんねる？」と自閉症特有の誘い方をしてきて、しょうがないなあ「じゃあ60分！」と1時間後に来いと言うといそいそとじぶんでタイマーをかけに居間に行き、6分後（！）に「おとうさんねる？」と言いに来て、くそ「ろくじっぷん」はわからなかったか。しょうがないから寝室に行きデモクラシータイムスのyoutube配信をみて怒り狂い、そのうち寝た。21時には寝たと思う。（翌日記す）

マンガ日本性教育トーク 内田春菊

　図書館に入っていてすばらしい。
　いつもの内田春菊で、この人の壮絶な人生と健康な精神と作品とが完全には消化できない気もするのだが、ともかく作品はその健康な精神がすばらしいと思う。「性教育」なのかよくわからないが、いつもの性がらみのあれこれが健康な精神（ってこれしか書いてない）で描かれている。おもしろかった。

雑草の中のチューリップ

　写真はたしか一昨日のもので、昨日はもうだいぶ開ききってしまった

　雑草の中に咲いていていい感じだと言うので、雑草だけ抜こうかとも思っていたのだが、まあいいか。

　本番がだいぶ近づいてきていて、日曜は長練習でひととおり全部弾いたが、いや弾けない。いや、アマチュアは弾けないところがあって当然だし、弾けてると思っても「楽譜の表している音楽」の大部分は表現できていないのだ。それをきびしく指導してくれるM先生には感謝しかない。（いや感謝と「きびしいなあ、そうだよなあ」と思う気持ち。）

東京電力は断固つぶすべき

「私たちの命を無視している」原発再稼働に突き進む東京電力に怒る地元　柏崎刈羽で後回しにされた課題とは：東京新聞 TOKYO Web

　今朝の東京新聞トップ記事
　柏崎刈羽原発の再稼働に向け、地元・新潟県の同意が得られる見通しが立たない中、東京電力は15日、7号機の原子炉に核燃料を入れる装塡を開始
　東電　本当に資格はあるのか
　とある。ない！だんこ東京電力はつぶすべきだ。旧経営陣の資産は没収！

武器としての国際人権 藤田早苗

　ともかく怒り狂いながら読んだ。ほんとに日本ってダメ。基本的に政府自民党、ひいては官僚どもがダメなのだが、結局日本人がダメなのかと思い、がっくりくる。日本人がダメだとしたら、もちろん本質がダメなのだが、教育がダメなのだろう。がっくりくる。
　こんなこと書くと、そんなことない、こんな良いところがある、とバカが書きそうだ。この絶望的な政治状況をどうにかしてみろ。こんな風に書かざるを得ないほど状況は絶望的だ。
　この本は日本国民が皆読むべきで、国際的にいかに日本がダメだと思われているかがわかる。みんなで声を上げなければならない。
　この本の中だけでも、民主党政権の時に少し良くなったが自民党が復権してダメにしたとか、民主党の批准した条約を安倍晋三がないがしろにしたとか、何度も出てくる。自民党を復権させてしまったことを強く強く後悔する。今や自民党が犯罪者集団だということはあきらかなのだ。国際人権なんて夢の世界になっている。せめて法治国家に戻したいが、それすらあやしい。ひどすぎる。