せろふえ

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とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

パンツの面目ふんどしの沽券 米原万里

2018年12月28日 | 

 これはすばらしかった。本の題名は適当につけたものか、どれか中の一部分から取られているのかとかってに思っていたら、とんでもない。まじめな、パンツとふんどしのことを自分の幼少期からの(ロシアチェコの )体験や、文献、絵画(キリストはパンツをはいているのかどうか)などをからめ、考察している。
 昔読んだ「紅茶を受け皿で」(小野二郎)を思い出した。こちらは、コーヒー紅茶を受け皿にあけて冷まして飲むのを目撃して受け皿の考察をしているのだが、話題になった本だと思うのだが、怒られるかな?あれよりすばらしいと思う。


ベンツで100円ショップに来るな

2018年12月27日 | 日記
 100円ショップがなんだかずいぶん混んでいた。
 隣に停まっているのがベンツだったので頭にきた。ベンツで100円ショップに来るな。生協にもスーパーにも来るな。ベンツ買うやつは運転手雇って高級デパートでお買い物しろってんだ、フン。

漫画が語る戦争 焦土の鎮魂歌

2018年12月26日 | 日記

 図書館で借りた。銃後の日本を舞台にした作品を集成している。とても良かった。 
 垣根の魔女がなつかしかったなあ。この作品のことは全然憶えていないのだが、なつかしい。

手塚治虫「カノン」
巴里夫「石の戦場」
早乙女勝元原作、政岡としや「火の瞳」
北条司「少年たちのいた夏」
中沢啓治「黒い鳩の群れに」
曽根富美子「ヒロシマのおばちゃん」
ちばてつや「家路1945〜2003」
山上たつひこ「回転」
村野守美「御身大事に」(『垣根の魔女』より)


クリスマスに鶏の丸焼き

2018年12月25日 | 食べる・飲む
 今頃になって(というのはこの記事のことだが、)どうかとも思うが、今年も(イヴに)焼いてくれて、味がわからないといいながら、とてもおいしく焼けた。大きめな鶏でそのせいもあるのかもしれない。まだ食べきれない。

随論 日本人の精神 小田実

2018年12月24日 | 

 小田実はベ平連しか印象にない。図書館で見かけて前書きに「随筆があるなら随論があってもいいだろう」とあって、我が意を得たりと思って借りてみた。とてもおもしろかった。何でも見てやろうも読んでみてやろう。

 まったく不明を恥じるしかないが、知らなかったことでは
 アメリカでは1994年(阪神淡路大震災の1年前)にロサンゼルス近郊の地震の被災者に対して、ホームレスも含めて22200ドル(!)の公的援助金が支給されているとのこと。そして、日本も個人に金を支給することが可能になるよう、法律を作るために尽力したのだそうだ。(p.223~)(でも、それでもというか、そんなこと関係なく、この東日本大震災の被災者に対する東電、政府、行政の無能さ、いや、無能ではなく悪意に基づく不作為は本当に頭にくる。)


給料に見合う責任を

2018年12月23日 | シロート考え
 ゴーンもそうだが、東電経営者もそうだし、阿部でんでんもそうだし、重い責任を負って、高い給料をもらっているのではなく、

 責任は取らず、損してもあとで無理やり取り戻すようなことになっていることにあきれかえるが、当たり前のことらしい。

柿 12月

2018年12月20日 | 食べる・飲む

 もう今年もあとわずかだというのに、柿が取りきれずに鳥の餌になっている。まあいいけど。取るとまだどうにか食べられるのね。だいぶ柔らかくなってしまっているが、充分食べられる。木についているのってすごい。木の負担になっているだろうか。そうかもしれない。どうせ来年はならないのだ。

自転車屋のおやじのおしゃべり

2018年12月19日 | 日記
 寒くなってきたが、自転車で通勤。またブレーキがぎゅーぎゅー言うようになってきたので、ちょうどいい、自転車屋に寄ってきた。自転車屋の親父はこの春まで毎朝交通指導員をやっていたのだが、新年度になって見かけなくなっていた。5月くらいに、新しい指導員のところに寄っていって聞くと引退というか定年だという。70歳定年なんだそうだ。
 そういうわけで、自転車屋に行って修理の合間に、春から朝見かけなかったから元気かなと思っていた、と言ったら定年なんですよと言い、それからいろいろ交通指導員のことを話してくれた。いかにも職人の、ふだんあまりしゃべらない親父なのだが、苦労話やら、前任者の悪口やらべらべらしゃべってくれて、いや、悪い感じじゃない、楽しかった。

次女はショートステイ

2018年12月18日 | 自閉症
 次女は昨日の朝から作業所ーショートステイ の2泊で家に居ない。静かだ。
 次女が居ないときにできることがいろいろあるはずなのだが、なんにもしていない。テレビは繰り返しのヴィデオ再生がないので、それはとても良い。朝から好きな音楽がかけられる。今は6時、テレマン。

説明看板 水琴窟

2018年12月16日 | 出かける

 まあひとに教えられたのだけれど、観光に行っていろいろ説明の書いてあることが多いが、読んでる時間が惜しい。今は写真撮って、帰ってきてから読むのがいい。もちろん頭に入った上で見た方が感慨深いことも多いけれど。
 と言うわけで水琴窟の説明看板(と言うらしい)。