絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

高尾山

2006-05-21 23:35:46 | Weblog
二週間ぶりの五月晴れ

気分爽快、登山日和・・・と思うのは誰しも同じ・・・

久々の高尾山は大変な込みようでした。しかし、鳥の声、蝶が舞い、深緑のシャワー

高尾山では春と秋にスタンプハイクのイベントをしています。

(5ヶ所のスタンプに文字が隠されていて、文字を並べ替えると1つの言葉になりそのキーワードを答えて応募すると抽選でプレゼントがもらえる)

たまにはスタンプハイクも良いかも・・・

子供心に帰って・・・5ヶ所のスタンプを押し満足

又、ビジターセンターの観察会に参加。

参加者の子供の昆虫を見つける速さ?に

孵ったばかりの小さなナナフシやヒシガタバッタなど・・始めてみました。

未来の昆虫学者にです。

高尾山は今初夏の花、ウツギ類(コゴメ・マルバ・ガク・ツクバネ)が盛りです。

写真の花はマルバウツギ。途中マルバウツギの枝が折られていました

皆の山をもっと大切にしてほしいものです。

ビジターセンターの方は、毛虫(蛾)を手にとって説明した後元の場所に帰して

あげていました。自然を大切にするとはこういう事なんですね



ニセアカシア

2006-05-20 19:19:07 | 花おりおり
ニセアカシア(マメ科) ハリエンジュ属
甘い香りにふと木を見上げるとニセアカシアの花が満開でした。
ニセアカシアは北アメリカ原産の落葉高木。
日本では「アカシア」といえば普通はニセアカシアを指します。
ほんとう(学問上)のアカシアはオーストラリア原産のフサアカシアやギンヨウアカシアなど「アカシア属」の植物ですが、日本ではそれらを「ミモザ」と呼んでいます。
明治初期に渡来した帰化樹木。明治8年に日比谷公園に初めて植えられ「明石屋樹」と呼ばれた。
札幌のアカシアは明治18年街路樹として植えられたのが始まりだそうです。
※新芽はお浸しや胡麻和え花は天麩羅など・・・
 (天麩羅を食べた事がありますがとても美味しかったです)
 蜂蜜は極上とされています。
※西田佐知子の「アカシヤの雨がやむとき」は”60年安保”のレクイエム・・・としてヒットしたといわれています。

スズラン

2006-05-19 14:46:53 | 花おりおり
スズラン (ユリ科)
山地や高原の草地に生える日本原産の多年草で、誰でも知っている有名な花!
品種としては、日本スズランとドイツスズランの2品種が有名。
見た目はあまり変わらないが日本スズランは少し葉が小型。
園芸店などで販売されているのは殆どドイツスズラン。
日本スズランは夏の暑さに若干弱く育てにくい為強健なドイツスズランが好まれるようです。
我が家のは?北海道産を植えたという方から株分けで頂いたものですから
日本スズランかも?????・・・・でもかなり強健です。
花が葉の蔭に隠れるように咲くのでキミカゲソウ(君影草)とも呼ばれる。
※スズランの花は芳香があり香水などに利用される。
 一方全草(特に花)に心臓毒があり、スズランを挿してあったコップの水を
 子供が飲み死亡した例もあるそうです。要注意!!
 

テッセン(クレマチス)

2006-05-18 20:52:18 | 花おりおり
テッセン/クレマチス (キンポウゲ科)
垣根や庭を彩るテッセンの花が盛りですが、
本当はテッセンというよりクレマチスといった方が良いのかも知れません。
テッセンは日本には寛永年間の渡来したそうです。
蔓が鉄線のように強いということが命名の由来。
通常出回っているのは園芸品種のクレマチス。
日本原産のカザグルマ、中国原産のテッセン、ヨーロッパ原産のピチセラ等を交配したもの。
花弁に見えるのは萼片、雄しべと雌しべは多数。
品種はかなり多いようで我が家は二種、お隣さんはなんと10種位あり
近所でも同じ花(色合い)は見当たりません。
そんな微妙な違いが(我が家の色として)人気なのでしょうか?

※テッセンは花弁は6枚、クレマチス系は花弁は8枚だそうです。
 見分ける目安?になるのかも・・・・
 

アッツザクラ

2006-05-17 15:42:54 | 花おりおり
アッツザクラ  (コキンバイサザ科)
アッツザクラというと何となくあのアッツ島原産?と思われがちですが
南アフリカ原産の耐寒性球根です。
第二次世界大戦で日本軍がアッツ島で玉砕したという悲報が伝えられた当時
ある山野草の店が慰霊の気持ちで?「アッツ桜」という名前で売り出した。
その時から、アッツ桜と呼ばれるようになった。
花色は紅、桃、白、八重などがあります。
4月から6月頃まで次々と咲き温度が高くなるにつれ減り、秋には葉が枯れて
休眠に入ります。
丈夫で耐寒性があり育てやすい花の1つです。
別名:ロードヒポキンス

都忘れ

2006-05-16 15:35:59 | 花おりおり
都忘れ (キク科) シオン属
名前の由来は承久の変で佐渡に流された順徳上皇が配所で詠んだと伝わる歌に因む
 「いかにして 契りおきけむ 白菊を 
             都忘れと 名づくるも憂し」
今、都忘れと呼ばれている植物は江戸時代以降に作られた園芸品種で
順徳上皇が見たのは別の花・東菊・(都忘れに似た薄紫の花を付ける)であろうといわれている。
順徳上皇は在島21年、歌道と仏教に打ち込む歳月を過したが仁治三年(1242)
9月46歳の若さで崩御。
一説によると都恋しさに耐えきれず、絶食の果ての自殺・・・・
可憐な花も上皇の憂憤を晴らすことは出来なかったようです。

人の想いを知ってか知らずか・・・・花はただ、ただ静かに咲くばかりです。

アヤメ

2006-05-15 15:53:48 | 花おりおり
アヤメ (アヤメ科)
我が家では今アヤメが満開!濃青紫色の可憐な花です。
菖蒲と違って乾燥ぎみな所で手入れをしなくても毎年沢山の花を付け
この季節を愉しませてくれます。
花菖蒲があまりにも名高いので、アヤメ科全体がなにか湿った所を好む花のように思われがちですが
実際はアヤメ科の圧倒的多数は乾燥草原の植物だそうです。
※よく似た美しいものがいくつかある時に「いづれアヤメか、ショウブ、カキツバ タ」と例えられるが、
 区別は意外と明確で、アヤメは花弁の基部に濃い紫色の細い脈が網目を作っているのと、
 葉には太い脈が走っていない。
 「霍公鳥(ホトトギス)待てど来鳴かず菖蒲草(アヤメグサ)玉に貫く日をいまだ遠みか」
                             大伴家持
 万葉集に詠まれている菖蒲草(アヤメ草)はこの時代アヤメとはショウブの
 ことを意味しているが、そのショウブも現在の花菖蒲ではなく、サトイモ科のショウブのこと。
 薬草として利用していたショウブを詠んだわけで、花を観賞して詠んだのではないのだそうです。
※生花店用語のショウブはハナショウブが正しい名で葉の中央に太い脈が走っている。

ハクサンボク

2006-05-14 21:43:24 | 花おりおり
ハクサンボク(スイカズラ科)  ガマズミ属
ガマズミに似た小さな白い花が沢山寄り集まって咲いています。
暖地(伊豆・山口県・九州等)の海岸付近の山野に生える常緑低木。
ハクサンボクの名は石川県の白山に自生するとの誤認されたことから付いたと言われています。
葉は対生、広卵形、表面は艶があります。
材は道具の柄や、木釘などに用いられる。
秋には綺麗な赤い実が沢山成り、食べられます。

ハルジオン

2006-05-13 14:48:32 | 花おりおり
ハルジオン(春紫苑) キク科
何処にでも生えている一般的な雑草ですが
大正年代に園芸種として渡来したのだそうです。
広がるまでは時間がかかるが、一度生えるとしぶとく雑草化した。
しかし可愛いピンクの花は子供に好かれ、学校帰りお土産に?よく摘んできてくれました。
肥沃な空き地には、休耕畑であろうが都市であろうが庭であろうが、いたるところに生える。
先輩のヒメジョンを追い出して、春の雑草の王座を占めている。
故に、所によっては貧乏草とも呼ばれる。
原産地:北アメリカ  多年草

桐の花

2006-05-12 18:19:31 | 花おりおり
桐 (ゴマノハクサ科)キリ属
日本の木材の中で最も軽く狂いが少なく、工作が容易であり
さらに、湿気を通さず燃えにくいという優れた工芸的な性格が有るため
建築材、工芸材、箪笥、琴や下駄などと幅広く使われている身近な桐。
花も美しく今盛りです。
花の形は筒型5弁で芳香があるそうです(高木なので匂いを嗅げません)
特長のある花と葉は紋章としても馴染みがあります。
日本各地に桐はありますが、福島県、岩手県、新潟県、茨城県の各県が
主産地とされ、特に福島の会津桐、岩手県の南部桐は良質とされているようです。
(岩手県の県花は桐です)

   桐の花 咲くや都の 古屋敷
                   子規