絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

バッテリー  Ⅰ~Ⅵ    あさの あつこ

2007-02-05 15:05:20 | 読書
昨年友に「面白いから読んで見たら~」と薦められⅠ、Ⅱ巻は文庫本で買い
後は図書館で・・・児童本のベストセラーというのにかかわらず、
スンナリとⅤ巻まで借りることが出来、ワクワクしてⅥ巻を予約!
なんと58人待ち・・・ようやく図書館から連絡があったのは3ヵ月後。
(Ⅵ巻めは昨年夏発売されたのだそうです)5ヶ月かかってようやく読み終えました。

バッテリー、
岡山県の小さな市新田で出合った中学入学直前の少年2人。
天才ピッチャーという強烈なプライドを持つ石田巧と少し大人びた巨漢キャッチャー永倉豪。
会うべくしてあったという感じの2人がバッテリーとしてぶつかり合う。
協調、規律、友情、努力と言う言葉と縁のない自己中の石田巧が
どのようにして、野球部の一員としてまた、人間として成長していくのか・・・・
勝ち負けに拘らず野球を楽しめるのか・・・・興味は尽きない。
18,44メートル先のキャッチャーを信じ思いのたけを投げる。
お互い、もたれあって崩れていくバッテリーでなく、
踏みとどまり補い合えるバッテリーを目指し・・・・。

野球観戦が好きで良く見に行くけれど、ピッチャー、キャッチャー、
又、打者の気持ちまで思っても見なかったきがする。
少年野球とはいえ、野球を心底から愛する者の気持ちが伝わってくる。
読者の気持ちでどうとでも取れる(三振?ホームラン?)結末も又良い・・・。

☆☆☆☆


福寿草

2007-02-04 21:39:32 | 花おりおり
福寿草 (キンポウゲ科)
福寿草の花が落ち葉を掻き分け顔を覗かせています。
金色に輝く花は日の当たる時間に笑みを見せ夕方になると静かに閉じます。

旧正月の頃咲く花。
新春を祝う花として喜ばれ別名「元日草」
福を招く縁起の良い花「福寿草」の名が付いたのだそうです。
黄金色の花を見ていると、本当に福が訪れるような・・・・
幸せな気分にさせてくれます。
種子から花を咲かせるのに5年以上もかかるとか・・・。

シナマンサク

2007-02-03 19:56:06 | 花おりおり
シナマンサク(支那満作) マンサク科
立川昭和記念公園で花探し・・・・。

支那万作が満開でした。
青空に映えて美しい~・・・・。
日本の万作より花が大きく、
枯れ葉が残っているのも特徴です。
又開花時期も、早く1月の下旬から咲き始めます。
春を告げる花の1つ。「まんず咲くからマンサク」

中国原産の落葉小高木。

猫柳

2007-02-02 21:50:29 | 花おりおり
ネコヤナギ (ヤナギ科)
春を感じさせる可愛い銀色の花穂、つい触ってみたくなる猫柳。

日本各地の河川沿いに生育する落葉低木。
冬芽の鞘がとれた銀白色の花穂の手触りが、
猫の柔らかな毛なみに似ていることから猫柳と名が付いた。

最近この近辺では見かけなくなりましたが、
3km余り先の畑の縁に二株・・・嬉しく・・・心にも春が来たようです。


曹操  (上・下)   陳舜臣

2007-02-01 18:10:21 | 読書
宦官の養子を親に持ち魏王まで上り詰めた三国志で馴染みの曹操。
若い頃、人相見に「清平(平和時)の姦賊、乱世の英雄」と言われたとおり
能力のある人間を見いだし利用。いに染まぬと切り捨てる。
冷酷な性質は乱世を治める力の1つであったのかもしれない。

『三国志』武帝紀は、曹操伝の総括として、次のように締めくくっている。・・・
・・・そもそも彼は非常の人、超世の傑というべきである。・・・・

本書の締めくくりの言葉ですが、曹操の全てがこの言葉に要約されているようです。

三国志を愛するものとして、やはり劉備、孔明、関羽、孫権等の活躍する話のほうが面白い。
*三国志を読み返そう・・・・。
★★★