絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

桑の実

2007-06-08 01:20:20 | 花おりおり
桑の実 (クワ科)
御岳渓谷遊歩道を散策してきました。
日差しは暑くても木陰はヒンヤリとして、
鳥の囀りと川の流れる音・・・・マイナスイオンたっぷりです。
黒い実が沢山落ちていて、上を見上げると桑の実が・・・
口に入れると懐かしい味!
養蚕が盛んだった昔、畑に植えられた桑の木。
実がなると学校から帰るとすぐ桑畑へ・・・
お菓子代わり、貴重なオヤツでした。

切っても切っても又・又・又木になるから桑という字になったそうです。

分布:熱帯から温帯   落葉高木


ブラシノキ

2007-06-07 00:15:36 | 花おりおり
ブラシノキ (フトモモ科)
コップなどを洗うブラシに似た面白い花。
真っ赤なブラシが暑い日差しに映えます。
ブラシのように見えるものは雄シベの花糸、先端が金色です。
最近人気があるようで、あちこちで見かけるようになりました。

花後に実がなるが、山火事に遭うまで木に付いたまま種子を出さず、
山火事に遭って木が死んだら実が割れて
種子が飛び散る性質があるそうです。
山火事の多いオーストラリアで生き残るための知恵なんでしょうか?
不思議な知恵を持つ植物です。
日本には明治中期に渡来。常緑小高木。

原産地:オーストラリア
花期 :5~6月

ヘメロカリス

2007-06-06 00:55:40 | 花おりおり
ヘメロカリス (ユリ科)
ニッコウキスゲやノカンゾウなどによく似ていますが
ニッコウキスゲのような涼やかな優しさがありません。
日をいっぱい浴びた健康な少女のようです。

ニッコウキスゲやノカンゾウを元とした園芸種だそうです。
花付きもよく1本の花茎に10~30輪もつける。
一日花ですが次々と咲きつづけ、長い期間楽しめるようです。
デイリリー(一日の美しさ)
花色も多種多様・・・丈夫で育てやすい品種。

原産地:日本、朝鮮、中国   落葉多年草
花期 :5~9月

サワグルミ

2007-06-05 01:33:26 | 花おりおり
サワグルミ(クルミ科)
20cmぐらいの紐のような花が下がっている。
見慣れたオニグルミに似ているが、どこかが違う。
サワグルミです。
材は『ヤマトギリ』と称し軽く柔らかく
下駄材、経木、マッチの軸木、箸などに使用されているそうです。

分布:北海道、本州、四国、九州
   温帯低温地に分布する落葉高木。
花期:4~5月

ユキノシタ

2007-06-04 00:11:11 | 花おりおり
ユキノシタ (ユキノシタ科) ユキノシタ属
湿った石垣や土手などを覆い尽くさんばかりに咲き誇るユキノシタ。
よく見ると可愛い。左右対称、上の3個の花弁は小さく紅色の斑点があり、
下の2個の花弁は大きく、踊り子のよう・・・・。

雪の下の名の由来
冬でも雪の下で葉が枯れないで残っているからとか、
葉の白い斑を雪に見立てたとか・・・・色々な説がある。
牧野富太郎は白い花を雪にたとえ、
その下に緑の葉がちらちら見えるのを表現したと書き、
中村浩によれば、垂れ下がった花弁を舌に見立て
「雪の舌」と表現したそうです。
人それぞれの見方思いが伺えて面白い。

分布:本州、四国、九州
花期:5~6月

サイハイラン

2007-06-03 01:23:09 | 花おりおり
サイハイラン (ラン科) サイハイラン属
ミシュランのニュースが出てから高尾山の混雑が予想され
高尾登山を敬遠していましたが、久々に登って見ました。
6号路、スギに着床したセッコクが花盛りでした。
カメラマンの多いこと・・・・(みなさん、立派な望遠です)
如何せん遠い・・・・私のカメラでは撮れません。
ガッカリした気持ちを慰めるように咲いていたサイハイラン。
「サァ~頑張って!」と采配を振ってくれています

山地の木陰の湿り気の多い所に生える多年草。
葉は狭長楕円形で長さ15~30cm位で1枚だけ。
花の様子が、武将が使う采配に似ていることから「采配蘭」

分布:北海道、本州、四国、九州
花期:5~6月




バイカカラマツ

2007-06-02 00:35:46 | 花おりおり
バイカカラマツ (梅花落葉松) キンポウゲ科
花の径は1cm余りでしょうか、
小さな花を目いっぱいに咲かせて可憐です。
花が梅の花に似て、葉がカラマツに似ていることから命名されたそうです。

名前の感じから、原産地は日本?と思っていましたが
北アメリカ原産です。
1属1種だそうですが、花は多種に変化?異変?
花が大きいもの、一重、八重、色も白、ピンク、緑、黄色など・・・
耐寒性もあり、丈夫なようです。

原産地:北アメリカ
花期 :5~6月

ヤエドクダミ

2007-06-01 02:36:23 | 花おりおり
ヤエドクダミ (ドクダミ科)
白い十字型のドクダミの花が今盛りです。
濃緑色の葉が花の白さを引き立てて美しい。
白い花弁に見えるものは総苞片と呼ばれるもの。
八重のドクダミは、総苞片の付け根に小さな黄色い花をつけています。

ドクダミの別名は十薬。傷の止血、風邪や便秘、高血圧、おでき・・等
10種の薬の能あるとして「十薬」だそうです。
和名は「毒を矯める、止める」という意味と
「毒や傷みに効能がある」という意味の『毒痛み』に由来するとも言われている。

斑入りの葉の種は「ゴシキドクダミ」