YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

ミックス種から作る草むら花壇!

2020-07-29 19:49:00 | 園芸植物



職場が開店休業状態だったこの春、花の種を撒きました。

前にも紹介しましたが、使ったのはこちらの種です↓



3ヶ月たった今、花咲く緑の草むら状態に!!

上から見るとなかなか綺麗なのですが、横から見ると、ジャングルのようにわさわさとしげってきました。

これを草むら花壇と命名しましょう(笑)



種、2袋分でこの状態!!

こちらの草むら花壇ははいいとして、1ヶ月遅れで開墾したこちらの花壇





芽が出た頃には職場に日常が戻ってきたため、なかなかお手入れできずにいたところ…

OMG…Σ(゚д゚lll)



本物の草むらです!!
雑草の海に埋もれて花が見えません(>_<)

手の掛け方でこんなにも違うんだなぁ…ということを実感させてくれます。

今更草むしりというのもどうかと思ったのですが、2日かけて(といっても3時間ほど)がんばったところ…



ちゃんと花苗も育っていました。
こちらは種1袋分です。

花があると虫たちが遊びにきてくれますから、お客様たちも大喜び。





花壇の縁に配したブロックが良いのか、カナヘビやトカゲの姿もよく見かけるようになりました。



背が高くなりすぎたコスモスを剪定していたところ目の前にとびだしてきたキリギリス。



サトクダマキモドキでしょうか?
草むらに上手にかくれるものです。



もちろん花そのものを楽しむのもあり!
百日草は切り花にしても長持ちするのがいいです!!



ガーベラ風に飾ってみたり…(笑)




眺めてよし、飾ってよし、虫たちも大好きな草むら花壇。



秋まきは9〜11月が種蒔きの適期です!!










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オーガニックなヒマワリを買う!!

2020-07-28 07:48:00 | 園芸植物



ヒマワリの花を買いました!!
ご近所の花屋さん。仏壇の花などを時々買いに行っていたのですが、最近はついに顔馴染みになりました。

で、先日買い物に行ったときに、「もうすぐオーガニック栽培のヒマワリが届きますよ」と教えていただきました。

なんと、切り花界にもオーガニック旋風が!?



これがそのヒマワリ!!
昨日入手しました。

北海道の大地で無農薬で元気に育った野生味あふれるヒマワリたちです。土づくりにもこだわった栽培で、1本1本が元気いっぱい!!
茎なんて親指以上の太さがあるんですよ。

花色も鮮やか!
光り輝くようなビタミンカラー!!!

花器より長めに生けたのは、毎日少しずつ茎の先を切ることを見越して。



わたしってば今まで花器いっぱいに水を入れてたのですが、植物によって適した水の深さっていうのがあるのですね(^^;;

ヒマワリは水に浸かっている部分がすぐに柔らかくなるので、水は少なめが良いんだそうです。

さらに毎日の水換えの際に少しずつ茎の先を切ると長持ちするんだそうです。

水換えや切ることは知っていたのですが、水の深さも関係していたとは!!!
なんたら不覚…(^^;;

言われてみると、これまでになんとなくそんな経験を重ねていたような…。


今回花屋のご主人にレクチャーしていただいたおかげで、ちょっと賢くなれました♪

そうして我が家にやってきたヒマワリたち!!

育てた花を飾るのも悪くないですが、やはりプロが育てたものは華やかさが違います。

ちゃんとお世話して、長く楽しみたいと思います。






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ゼラニウム

2020-03-23 07:00:00 | 園芸植物


ゼラニウム(フウロソウ科)
原産地:南アフリカ/ 四季咲き

ゼラニウムが、南アフリカのケープ地方からヨーロッパ渡り、品種改良されたのは17世紀のことらしいです。それ以後、ヨーロッパでは玄関や軒先を飾る花として定着。


@フェックス谷(スイスエンガディン地方)

ゼラニウムは匂いが強いため、玄関に飾ると魔除けになると考える地方もあるんだとか。日本が節分にイワシの頭を飾るのと一緒ですね。 

丈夫な植物ですが、温度が高くジメジメしたところが苦手。




だから、我が家では盛夏を過ぎるとこんな風に歯が黄色くなってしまいます。高温障害って言うらしいのですが、再び秋になって気温が落ち着くと復活してきます。

さらに気温が下がり霜に当たると、今度は葉っぱが赤くなったしまいます。



そしてこれも春になって暖かくなると、次第に復活してくれます。




というわけで、盛夏と真冬を除いて、だいたい咲いてくれているありがたい植物がゼラニウム。

しかも、切り花にしても長持ち。
ただし、花びらがはらはらと散るので注意してください。



ゼラニウムの香りは独特で、蚊除けにもなるくらいなのですが、精製されたアロマオイルはイライラを落ち着けてくれる働きもあるそうです。

さて、そんなゼラニウムに種がついているのを発見しました。



なんと、綿毛タイプです。

見つけたときにはすでにいくつか飛んで行ってしまった後ようで、すでに残り1つでした。調べたところ、1つの実に3〜4の種子がついてきるとのこと。




で、この種子なんですが、よく観察してみると何やら螺旋状の軸のような部分を持っているようです。

!!!




これって、ひょっとして…

自分で種まきをするカラスムギと同じ仕組みなのでは!?

フウロソウ科にはやはり螺旋の軸を回転させて土に種を固定する種があるとのこと。

で、実験しようと思った矢先に風に飛ばされて種を紛失しました…(T . T)

む、無念…_| ̄|○

今度見つけた時こそ!!!




ゼラニウムは挿木でどんどん増えます。

今の職場に緑の手をもった(園芸上手な)方がいらっしゃり、どんどん増やして配ってくれます♪

なんてありがたい!!

というわけで、ラベルを作ってみました。



こうしたラベル。つけておくと、中には気に留めて興味を持ってくれる人がいるようです。よろしければお使いください。



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ヘリクリサム

2020-03-13 19:32:00 | 園芸植物


ヘリクリサム(キク科)
原産地:オーストラリア・タスマニア

キク科のヘリクリサム属全体の呼び名のようです。なんと500種ほどあるらしい。

上の写真は「かんざし姫」という園芸種。
こちらは、「コロロ」↓


冬にいくつか開花して、春になって再び咲き出しています。



ヘリクリサム属は日本語ではムギワラギク属。

ムギワラみたいにカサカサした花が咲きます。
だから咲いている花を摘み取ったらそのままドライフラワーになっちゃうんです!

すごく便利。
リースに入れれば1輪でも結構目立ちます。


右下の黄色い花がヘリクリサム「コロロ」

で、先日新たに購入したのが「かんざし姫」なのですが、




こちらは、小さな花がいくつか集まって咲くタイプ同じようにカサカサしているので、ドライフラワー向きかなって思ったのですが…




扱いやすいよなワイヤーに刺して乾かしてみたところ…




1日たって花がぐったりと下向きに…
(T ^ T)

ならばこのまま下向きにつるしてしまえ〜ってことで、現在乾燥中



うまく乾燥してくれるといいのですが…

ちなみにヘリクリサムの仲間にはシルバーリーフもあったりします



これ↑と、これ↓が同じ名前で流通しているややこしさ(^^;



※白いのはハナカンザシ

どちらもヘリクリサム!!!!!




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ルスカス(ウラバナナギイカダ)

2020-03-13 07:00:00 | 園芸植物



ルスカス(ユリ科)

和名は、ウラバナナギイカダ
花束やフラワーアレンジメントなどの葉物として流通しています

あまり気に止めることもない葉なのですが、よくよく観察するとこれが面白い!




葉っぱから、花(実)が!?

葉っぱの真ん中から伸びる花茎といえば、「シナノキ」。



でも、正確にはシナノキは葉っぱではなく苞の真ん中から花茎が伸びたもの。

しかも葉の真ん中から花茎が出ているわけではなく、花茎の一部が葉脈と癒着したまま真ん中まで伸びているのです。

「ハナイカダ」も同じ。


ハナイカダ

ところが、よくよく調べると、ウラバナナギイカダの花はこれらともまた違うようなのです。



この葉っぱに見える部分、「仮葉枝」とか「葉状茎」と呼ばれるもので、厳密には葉っぱではなかったんです。

葉っぱは鱗状(棘状?)に退化しているとありました。

えええ~っ∑(゜Д゜)
そんなのアリなんですか???

葉と茎の違いってなんなんでしょう?
勝手な思い込みでは、

葉…光合成を担当
花…生殖器官(葉から進化)
茎…葉や花を支える

と理解していたんですが、
葉状茎というのは茎から葉に進化する途上ということ?

その辺まだ未解決のままなんですが、とりあえずウラバナナギイカダは、葉と花が癒着しているわけではなく、茎に花をつけているようです。

ひょっとしたら葉の付け根なのかも…



鱗状(棘状)の葉っぱってどれだろう???

ちなみに花屋に並ぶルスカスにもいろいろ種類があるようで、こちらはイタリアンルスカス。
 


花束やアレンジメントの葉や花も、よく観察するとおもしろいものなんだなって思います。


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