
昨夜は十六夜。




2024.10

職場を出るときのいちばん星
家に着く直前に空を見上げると、なんとなんと、あまりにも鮮やかな光に包まれた月。

慌ててカメラを向けたら、光のコントラストが強すぎたのか、さらに色が強調された一枚が撮影されました。
いやいや、これは目視と違いすぎるでしょ(^^;;
ただ、かなり鮮やかな「月光環」であることは違いなく、大興奮でありました。家の前を通り過ぎ、もう少しだけ条件のいい場所で撮影開始。

そうそう、こんな感じです。
「月光環」は、高積雲や巻積雲など、薄い雲が出ている時、その中の細かな水や氷の粒によって光が曲がって進むこと(回折)で、起こる現象です。
割とよくある現象ですが、ここまではっきりと、虹色に輝くのは滅多にお目にかかれません。なんでラッキーなんだ!
しかも一度弱くなった虹色の光が、再び強くなり、外側にも虹色の輪が現れました。

ちょうど9度ハロくらいの位置なので、それなのかな?
ちなみに、月の周りにハロ(月暈)が現れることもあります。

2024.10
うっすらと二重のハロになっていると思うのですが、その内側が「9度ハロ」、外側が「(22度)ハロ」です。
「暈」は訓読みが「かさ」、音読みが「ウン」です。月の周りにできれば「月暈(つきがさ/げつうん)」、太陽の周りにできれば「日暈(ひがさ/にちうん)」です。
それにしても美しい夜でした!!

職場を出るときのいちばん星
祖母は、月の暈を観て、何日後に雨や雪の降るのを知っていました。
二重の光輪は、災害へ向かう前兆かも。
注意されたいのは、旧暦表示と新暦との記載が異なることです。
閏月は、小閏水無月ですよ。
閏7月ではありません。
暦には、右下に小さく記されています。
個人的な見解ですが、1ヶ月も旧暦では26日や28日となります。
つまりは月の満ち欠けです。
そうなんですよね。巻積雲とか高積雲とかがあると見られる現象なので、基本、お天気は下り坂のサイン。とはいえ、美しいものは美しい♪
暦のことはちゃんとりかいできていないみたいですね。もう一度ちゃんと調べてみたいです。ありがとうございました。