YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

光の輪に包まれた十六夜

2025-02-14 09:43:00 | 
昨夜は十六夜。
家に着く直前に空を見上げると、なんとなんと、あまりにも鮮やかな光に包まれた月。



慌ててカメラを向けたら、光のコントラストが強すぎたのか、さらに色が強調された一枚が撮影されました。

いやいや、これは目視と違いすぎるでしょ(^^;;

ただ、かなり鮮やかな「月光環」であることは違いなく、大興奮でありました。家の前を通り過ぎ、もう少しだけ条件のいい場所で撮影開始。



そうそう、こんな感じです。

「月光環」は、高積雲や巻積雲など、薄い雲が出ている時、その中の細かな水や氷の粒によって光が曲がって進むこと(回折)で、起こる現象です。

割とよくある現象ですが、ここまではっきりと、虹色に輝くのは滅多にお目にかかれません。なんでラッキーなんだ!

しかも一度弱くなった虹色の光が、再び強くなり、外側にも虹色の輪が現れました。


ちょうど9度ハロくらいの位置なので、それなのかな?
 
ちなみに、月の周りにハロ(月暈)が現れることもあります。


2024.10

うっすらと二重のハロになっていると思うのですが、その内側が「9度ハロ」、外側が「(22度)ハロ」です。

「暈」は訓読みが「かさ」、音読みが「ウン」です。月の周りにできれば「月暈(つきがさ/げつうん)」、太陽の周りにできれば「日暈(ひがさ/にちうん)」です。

太陽の周りにできる虹色現象についてはこちらの記事にまとめてあります虹色DAY~気象光学現象~ - YNWC的な日常

それにしても美しい夜でした!!


職場を出るときのいちばん星





今日もいい日になりますように♪


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2 コメント

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光輪の中 (アナザン・スター)
2025-02-14 11:00:50
珍しい現象には、自然界の意味がありますね。
祖母は、月の暈を観て、何日後に雨や雪の降るのを知っていました。

二重の光輪は、災害へ向かう前兆かも。

注意されたいのは、旧暦表示と新暦との記載が異なることです。
閏月は、小閏水無月ですよ。
閏7月ではありません。
暦には、右下に小さく記されています。
個人的な見解ですが、1ヶ月も旧暦では26日や28日となります。
つまりは月の満ち欠けです。
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Unknown (うにまる)
2025-02-14 18:39:50
アナザン・スター様
そうなんですよね。巻積雲とか高積雲とかがあると見られる現象なので、基本、お天気は下り坂のサイン。とはいえ、美しいものは美しい♪
暦のことはちゃんとりかいできていないみたいですね。もう一度ちゃんと調べてみたいです。ありがとうございました。
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