YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

頭かくして…〜食欲の秋ー

2018-10-01 07:00:21 | 生物の不思議・生命の神秘


チャーミー、かわいい名前のくせにその威力は人の手に余るほど大きかったようで…(T_T)

今年はほんと自然災害山盛りすぎです。25号とか、本当に勘弁してほしい。

今朝は気分転換に、ほっこりとヤマボウシの赤い実など

初夏に白い花を咲かせたヤマボウシ。



この実がなんともかわいいんですよねですよねー



しかも、どうやら美味しいらしく、地面に落ちた実を拾おうとしたら…



ハナムグリの一種ですかね。
すっぽりはまってました。

これって、頭かくして尻かくさずってやつ?

食欲の秋!!
小さなアリンコも群がってました。



この赤い実、ジャムや果実酒にして人間も食べられるんですよね。まだ試したことがないんですが、いつか試してみたいと思っています。




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時間差攻撃!リンドウの場合

2018-09-23 07:00:31 | 生物の不思議・生命の神秘


今日はお彼岸のお中日。
ヒガンバナが各地で見頃のようですね。

さて、本日はリンドウのお話。



尾瀬ではシーズンの終わりを飾るエゾリンドウの花。

リンドウの花は晴れたときだけ開きます。
今回の尾瀬ハイクは、雨が降ったり止んだりのお天気。

蕾のねじねじがかわいい感じ



それでもほんの僅かに日が差した時間帯があり、せっかくなのでパチリと1枚。



あれ?この雄しべの感じ、なんだかウメバチソウに似ています。
ウメバチソウの時間差攻撃

ほかの花も探してみると…



やはり最初のうちは、雄蕊が雌しべに寄り添っているようです。

調べてみると、ウメバチソウのように1日1本ずつということではないのですが、やはり雄性先熟とのこと。

ウメバチソウの場合は一度花弁が開くと閉じることはないので、一本ずつ花粉を放出させることで、たとえ開花中に雨の日があっても、ほかの日に受粉できるようにしているのかなぁ…。

その点、リンドウは曇りや雨の日は花を閉じているので花粉の流出を防いでいるのかも???



これは、あくまでわたしの仮説だけれど、
あながち的外れでもないような…。

雄蕊を1本ずつ成熟させたり、花弁を開閉させたり…。進化の形というのはつくづくおもしろいものだなぁと思います。








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ウメバチソウの時間差攻撃

2018-09-22 06:29:57 | 生物の不思議・生命の神秘


三連休スタート

先週の今頃は尾瀬に行っていました。



湿原にはこの季節、ウメバチソウという花が咲いています。もっとも、夏の終わり頃から咲き始めてますからそろそろおしまい。

日本画で使うような、梅の形をした絵の具皿。あの皿は梅皿とか梅鉢って呼ばれているらしいです。これ↓



それでウメバチソウ。

他にも梅鉢の家紋から命名されたとの説も。



まあ、いずれにしても梅の花に形が似た5弁の花が咲くのがウメバチソウ。



たまにこんな風に花弁が多くなることも自然界ではよくある話。

この花、よく見ると、なんだか不思議なつくりをしています。

中心に集まっているのが雄しべで、その中に隠れて見えない雌しべがあります。そしてその周りに「仮雄蘂」と呼ばれる黄色いプチプチ。



仮雄蘂というのは、退化して花粉を出さなくなった雄蕊とのことですが、ウメバチソウの仮雄蘂は根元から蜜のような液体をわずかに出しているとも…。

虫を呼ぶ作戦でしょうか?

さて、今回はこの花について興味深い話を聞いてきました。



ボランティアさんによる観察会でのお話です。



まずは開花1日目。
5ほんの雄蕊が中心に集まっています(写真は花弁が7枚のレア物なので雄蕊も7本)。
この時点で花粉は出ていません。

翌日から蜜、1日一本ずつ葯が開いて花粉を放出。それとも同時に雌しべから離れていくそうです。







そして5本の雄蕊が全て花粉を出し切った7日目。雌しべが成熟し、柱頭が顔を出します。



自家受粉を避けるため、雄蕊や雌蕊が時間差で熟すという植物は多々ありますが、このように、雄蕊が1日に1本、まるでカレンダーのように熟していくという植物は初めて知りました!!

ちなみに、上の写真の柱頭は黄色く色づいているので、すでに受粉が完了しているようです。柱頭はもともと白い色をしているようです。

受粉成功、おめでとう!!

他家受粉は、受粉できない危険性を伴いますが、成功すれば、様々な形質を獲得し、変化する環境に適した子孫を生み出すチャンスにもなります。

それにしても、ウメバチソウの受粉システムはなんとも複雑!!



やがて花弁が剥がれ落ち、子房が膨らみ種子を作り始めた個体。

枯れかけた仮雄蕊に露がついて、光っていました。

公園や植物園などでは、こうした観察会がよく開かれているので、時間が許す限り参加するようにしています。今回もとても勉強になりました。楽しいお話、ありがとうございました!!







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ツチアケビに出会う〜8月末〜

2018-09-20 06:58:06 | 生物の不思議・生命の神秘


8/28のこと、箱根の旧道を歩いてきました。

天気は曇り。途中かなりガスがかかり幻想的な森の中



長年、会いたかった赤いあの子に初遭遇。



ツチアケビです!!

ツチアケビはラン科の腐生植物。花は初夏に咲いて、この赤いソーセージのようなものは実。草丈も高く、なんともユニークなお姿。



初めて見ることができ、かなり興奮。
ろくな写真が残ってません(^^;;

次は花に出会ってみたいものです。






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世界最大の蛾!アヤミハビルに会う!!

2018-08-01 07:20:02 | 生物の不思議・生命の神秘
※本日は巨大な蛾の写真や芋虫の写真多数登場します。



与那国島に生息する、世界最大の蛾「ヨナグニサン」

現地の人たちがアヤミハビル(あや模様のある蝶)と呼ぶ、その蛾の博物館が与那国島にあると言う。



いつか行きたいと思っていたこの場所。与那国島へ行くなら立ち寄らないで入られません。



入場料500円を支払い、まず案内されたのはミニシアター。おそらく最近製作されたと思われる映像は、ヨナグニサンの誕生から羽化までの様子はもちろん、与那国島全体の自然についてコンパクトにまとまっていて見応え十分。島に来たらすぐ見るべきだったな。

展示フロアは2つあり、こちらには解説ボードがたくさん



↑これで半分くらい

そして、もう一箇所には、飼育ケースがずらり



ちょ、ちょ、ちょっと…

まさかと思うのですが、右手に展示されてるのって、ひょっとすると実物?



あまりに雑な大胆な展示方法に、行きすぎてしまい戻ってくるって言う(笑)

入館する時に聞いたところ、その日の朝に羽化したばかりの成虫がいるってことでしたので、それを目指して館内を移動してたんですけどね。

まさかのこれが羽化したての成虫だったのかぁーっっっ



うわわわぁ…

これは、想像以上に大きいではありませんか!!!

ヨナグニサンは、昼間は葉に止まってじっとしている習性があるため、こちらではこのような形でてんじしているとのこと。

残念ながら触ってはいけないと言うことで、絶妙な距離感でじっくりと観察。
どうやら体が大きいだけあって、一度着地に失敗する飛べなくなることもあるそうです。



羽の先には蛇の頭のような模様!
なんて凛々しいお姿!!

モスラ〜



この満面の笑み(笑)



手前がオスで、左奥があるメス

こちらのメスは1日早く羽化したとのこと。羽化した後はオスで4〜5日、メスでま5〜9日くらい生きるとのこと。しかも成虫が見られるのは7〜8月の限られた期間。

これ、つがいで見られたのって、かなりラッキーだったみたい!!!



初日に来てたらどちらにも会えずじまい。相変わらず運に助けられてます。

でも、逆に残念だったのは幼虫に会えなかったこと。

参考画像(ミニシアター映像より)

こんなやつです。

きっと幼虫だって大きいですよね。
残念〜。

で、最後に面白いなーって思ったのがこれ↓



ヨナグニサンの繭で作った小銭入れ。実際島に住んでるおばあは、昔これ作って使ってたんだそうです。

ヨナグニサンの繭はとても丈夫で、物が乏しい島の生活では重宝されていたんだとか…

繊維を取り出して織物に使ったこともあったんだとか…

へえーーーーーっ!!!

ちなみにヨナグニサンは与那国島の林内をよーく探すと会えることがあるそうです。そうとは知らずに素通りしちゃってたかも…。無知破損です(T_T)

ちなみに県の天然記念物&採集は絶対禁止!!!

7〜8月が狙い目です!!!




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