ヤブキリの赤ちゃん

突然ですが、「完全変態」「不完全変態」という言葉に初めて出会ったとき、「え？」ってなっりませんでしたか？

さて、今朝紹介するのは、ヤブキリの赤ちゃん。バッタは不完全変態ですから、幼虫も成虫もサイズは違えどよく似た形です。



長く伸びた触覚なんて、まさに成虫そのもの。ヤブキリはキリギリスの仲間です。

でも、成虫が樹上で肉食系な生活をしているのに対し、赤ちゃんはお花の上で、花粉や花びらを食べて生活しています。

今年も孵化の時期を迎え、姿を見かけるようになりました。

これから脱皮を６回ほど繰り返すごとに、草食系から肉食系へと変貌を遂げます。もちろんその都度体も大きくなり、最後の脱皮では、今はない立派な羽も手に入れることができます。

外骨格をもつ昆虫は、脱皮だったり、蛹化だったり、ちょっと想像を絶する成長をします。そこが、気持ち悪くもあり、興味深くもあります（笑）

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