Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

バリ島食事情(お気に入りワルンなど)

2011-07-12 17:08:19 | Bali
バリ島に行く前には、バリ島はベジタリアンにとっては天国のような、食事には困らない所だと耳にしていた。そう、ヒンドゥーとムスリムの島だということから、あまり肉を食べない傾向にあるはずだと。そして、ローフード(リビングフード)やベジタリアン系のお薦めの店がいくつかウブドにはあると聞いていた。ガイドブックや知人友人から聞いたベジタリアン系のお店にはもちろん、出かけた。ウブドのKafeというお店、Somaというお店、スミニャックのEarth Cafe等。現実は、そんなに良くはなかったのです。総合的に判断すると、外国人向けのお店なんだな~というのが、ベジタリアンやマクロビの店でしょうか?店員のやる気のなさが気になる店が多かったのですが、それがバリでの普通だと現地日本人の方にアドバイスされました。

結局、一番気に入ったのは、高級レストランでもあるウブドのINDUSの雰囲気とお料理でした。これはアペタイザーのパパイヤサラダですが、美味しかったし、接客やお席などからすると、高くない値段設定。塩・胡椒が葉っぱの器で出てくるところなんて、素敵でしょう。ブームに乗って最近、出来ているという外国人向けベジタリアン店について以下、本音。

 UbudのKafeについては、すごい人気と聞いていたが、外国人のお客様しかいない店内で、店員はバリ人。ちょっとやる気のないバリ人(それが普通らしい)だが、お料理はしっかりとしたローフードが出てくる。それなりに値段設定は外国人価格である。私はベトナム風生春巻きとなんとかバーガーと野菜の何かのジュースを頼んだが、食べきれない量だったので、目の前に居たオーストラリア人にお裾分けした。アペタイザー、バーガー、ジュースで1,500円位。オーストラリア人はほうれん草のカレーと飲み物で千円くらい。彼女も、物価は安くないんだけど、と共感していた。そう、外国人が行くお店、好む店はバリの物価とは無関係。したがって、ローカル人はいない。だって、ローカルのワルンの食事の10倍以上ですから、10回は食べられます。ちなみに、店内はいつも混んでおり、PCをやっている人も多数でなかなか席は空かないので、皆さん合い席です。なので、英語が話せれば、誰かと友達になりやすいかもしれませんが、白人率ほぼ100%でした。お味はそれなりでしたが、なんと・・・バーガーの野菜の中に髪の毛が入ってました・・・でも、そんな細かい事、バリ島でクレーム言う気はありません。。。がっかりというところお店に入ってきたお客様は、皆さん店員に気づいてもらおうと、必死な感じです。

私のベリーダンスの師匠ミシャールがウブドに突然、移住してから1年がたつのだが、彼女のお薦めがSOMAというウブドのベジタリアンカフェです。とても小さな店内で、明るくやる気のある店員さんがお店の規模のわりに多めにいます。お食事はまさに、ローフード、リビングフードをたしなんでいる人でないと、ちょっと無理かもしれません。ジュースは効能別に選べるようになっていて、私はお腹に良いジュースとかを選びました。ランチタイムより遅めに出向いたので、店内は混んではいなかったのですが、2時ごろだったか?食事中にオーダーを取ってくれた男の子が「僕達はシフト制で、もう仕事が終わるので、清算をしてくれませんか?」と言われたので、「えっつお店は続いているのに、なぜスタッフのシフトのために食事中に清算しなくてはならないのだ?」と疑問に思いつつも、お金を渡した。すると・・・30円分のおつり(3000ルピー)が返ってくるはずだったのだが、そのスタッフが「たまたま細かいお金がお店にありません。了解してもらえますか?」というではないか?バリではなぜなのか?1000ルピー以下のおつりに関しては、どこでも「なかったもの」として扱う。つまり多めに払うことになるし、1000ルピー以下は小銭のコインになるので、やり取りを異常に嫌がる傾向にある。コインで払うと、嫌がられるし、お札で払うと、おつりが来ないことはしばしば。つまり10円(1000ルピー)以下はお金の価値を与えられてないような扱いだ。日本人は1円だって、大切にしているので、1円に泣くということわざがある通り、小銭だって大切に扱う。私は「この店のスタッフは明るくやる気もありそうに見えるのに、おつりがないって、どうゆうことなの???」と思った。きっと、ないのではなくて、自分の物になるのでしょう。外国人しか来ないお店ですから、お客様が許してくれるなら、それはOKなはず。1000ルピー以下のおつりがないのはわかるけど、3000ルピーがないとは、考えられませんから。そんなアバウトな商売でいいのか?とそこに居た店長なのか?経営者のような女性がいたけど、私は「OK」とそのスタッフに言った。ランチで一人でジュースとバーガーで1,000円くらいまたは1,000円以上でした。

たまにはマクロビオティックのお食事がしてくて、スミニャックにあるEarth Cafeに行った。お料理はマクロビに忠実だったし、スモールプレートと普通のレギュラープレートがあって、お腹の空き具合で選べるのは親切だと思った。ただ・・・若いスタッフの子はやる気なさげ~。お客様はこれまた外国人しかいないので、呼ばれても「何?」って感じなのだ。テーブルに座っても、なかなかオーダーを取りに来る気配もなくて、自己主張しない限り全然気にも留めない感じ。なので、自己主張することにした。すると、呼ばれても来ない若いスタッフではなくて、奥から40代くらいの男性スタッフが出てきた。それで、安心したところ。。。マクロビ食品やオーガニック野菜の品揃えは日本製が多く、オーサワジャパンの物も多く、マクロビ実践者は困らない品揃えでしょう。が・・・その買い物をしている白人マダムのお買い物の清算は何分かかっているのか・・・という、あり得ないスピードでやっていた。。。なんだか、せっかっくのお料理がまずく感じてしまう。しびれを切らしそうになっていた、5分以上もお会計を待っていた私を救ってくれたのは、別の店員さん。「こっちで会計しましょう。」と声をかけてくれた。あのレジにいた男の子は、どうゆう子なんだろうか・・・私なら雇わないと思った。スモールポーションのプレートランチとジュースで600円くらい。

普段使いで食事をするのはやはり、ワルンだ。バリの食堂といわれているが、私は現地っぽさ満載のワルンにはやはり馴染めない。新しいワルンやお洒落な、少々ワルンとしては割高であっても綺麗なワルンが好きで探していた。

ウルワツ寺院のケチャダンスを見に行った帰りに見つけたMak Joワルン。とても感じの良いお店だったのと、美味しかったし、リーズナブルで居心地が良かったので、書いておきます。場所は私はよくわかりませんが、たぶんジンバランかな?
古い汚いワルンよりお高いかもしれませんが、3階はガゼボというか藁葺き屋根の東屋があって、星を見ながら食事が出来ます。とってもロマンチックな感じですが・・・曇っていたので、何も見えなかった。
バリの人は基本的にチキン好きですし、宗教にかかわらず、肉はけっこう食べていました。インドのヒンズー教徒と大違いだし、イスラム教徒のムスリムだって自由に食べている感じです。メニューにも肉のメニューも多いので、私はいちいちベジタリアンにして下さいとオーダーします。それでも、ワルンで嫌がられたことはなく、それなりにベジタリアンに対応できるのだと有難かったです。Mak Joは店員さんの英語が話せる子がとても親切だったし、とても気に入ったので、デザートやコーヒーまで食べました。二人で500円くらいだったので、大感激。まさにローカル価格。

ウブドのサリ・オーガニックというワルンは高めですが、外国人向けですが、雰囲気ともに大満足できます。公道から徒歩20分またはバイクの送迎をお願いすることになります。夜は蛍が田んぼの稲穂の上を舞っていましたよ。新鮮野菜が豊富なオーガニックレストランなので、野菜三昧できます。二人で3,000円位だったか・・・デザートは食べてない。

また、ウブドのワルンミナ(Warung Mina)もお薦めです。ここも、ガゼボがあって、すごいプライベート感のあるスペースでお食事できます。価格設定は現地人もご愛用なので、少し高めでも、それなりにお安い。二人で1,000円位だったか・・・。

意外に知られてない、エステサロンのAsian Prophecyというウブドでは斬新な建物なのですぐにわかると思いますが、そこの中のカフェの食事がけっこう美味しいです。普通においしいです。日本人にはお手ごろな価格で食べられます。私はシーフードサテと食べましたが、美味しかったです。確か500円くらい。ナシゴレンや他のモノも食べましたが、どれも安心です。経営者が日本人の泰子さんなので、安心です。

ウブドのKueというパン屋さん(オーストラリア人経営)のパンは美味しくて、お値段は日本のパン屋さん程度かちょっとお安めで、ローカルの人は買えません。その2階にカフェがあって、私はテンペバーガーを食べましたが、サラダのバルサミコドレッシングが懐かしく、あ~美味しいと思いました。やはり、ワルンでばかり食べていると、妙にイタリアンとか、アジア系以外の食生活を体が求めます。ここは普通にお薦めです。2階のカフェも白人率100%で、私が食べている時にインドネシア人の友人Aが現れたら、隣にいた何人かわからない白人の男性がすごく嫌な顔をしたので・・・Aは場違い?と思って、すぐに退散したのでした。バリ島にいる白人達って、ワケありとか、世捨て人とか・・・変わり者が多いとも耳にします。

つまり白人率100%の店に私は堂々と生息していますけど、ローカルの人はめったに居ないという、暗黙の住み分けみたいな感じがあります。店員さんはローカルなんですけどね。外国人のために居心地の良いカフェがどんどん増えていくのだろうけど、ローカルの人も気軽に利用できたらいいのに・・・と思いました。



値段と満足度は必ずしも比例しないのです。ガイドブックに素敵そうに書かれているところも当たり外れがあります。


バリで不思議に思ったこと。

2011-07-11 12:00:48 | Bali
バリの女性はバランス感覚抜群です。ただし、若い子は違うらしいですが・・・皆さん、重たい荷物を頭の上に乗せて、普通に歩いている人多数です。デンパサールの市場でも買い物をすると、頭の上の籠に荷物を乗せて歩いています。すばらしいバランス感覚。これは、バリの文化らしいのですが、若い子達は出来ない子も多いらしいです。寺院に持って行くお供え物は、頭の上に乗せて道を一列に歩いている風景は、田舎の方ではよく見られました。繁華街では市場以外に頭に乗せている人はいません。バリのエステサロンを開いている日本人の方曰く、頭で物を運んでいる人々が多かった10数年前は、皆さんスタイル抜群だったとのこと。バリの女性は華奢でスレンダーな人が多いのに、バストは大きいです。この頭に物を乗せる動作がとてもいいらしいです。


こうゆうバイクもよく見かけます。完全にはみ出してる・・・港の近くでは生の魚をそのまま荷台にしばって乗せているバイク、沢山の卵が何段も積み重なったものを荷台で抱えている女性・・・家族4人乗りのバイク等、皆さん、バランスよいのです。こけたりすること、ないのだろうか?と外国人の目からすると、不思議です。












Ubud郊外で泊まっていたvillaの近くで洗濯をしている女性を見かけました。彼女はこの農地を耕している家族のお母さん。田んぼの用水路で手で洗濯です。きっとこの用水路の水はきれいなのだろうと思ったところ・・・この水はアグン山から流れてきているという話なのだが、その上の方で高校生がバイクを洗剤を使って、洗っていた。そう、洗い流していた。そして・・・バイク洗車の少し下の方で、おじさんが裸同然で体を洗っている。。。同じ用水路の水である。私はとても気になった。いいのだろうか?って。しかし、バリ人はそんなこと気にしないのだ。えっつ、別にいいんじゃない?アハハみたいな感じ。

ちなみに電気は通ってますし、洗濯機がある家もあるはずです。ただ、洗濯機を持っている人でも、頻繁に洗濯はしないとか・・・バスタオルを毎日洗っている私としては、「ええっつ?毎日洗濯しないの?」と聞いてしまいました。すると、電気代と水が勿体無いという答えが返ってきました。バスタオルは1週間に1度洗えば、十分じゃないか?という意見まで。。。Lemoneha節電しなくちゃいけない東京に住んでるのに、毎日洗濯しているのは、おかしいとまで、反論された。お宅だけじゃないのか?とも思ったけど、都会化したバリでもまだ生活水準の格差は多いのだと感じます。なので、日本人がオーナーの宿に泊まっていると、タオルは毎日替えてくれるし、トイレットペーパーも毎日補充してくれるし、ティッシュも毎日補充してくれます。水やお湯の出も良いのです。それなりに、気遣うポイント、押さえたいポイントが日本人の方が多いのです。

バリではロスメンと云われる宿では、今でも水シャワーのお部屋とお湯シャワーのお部屋があります。ホテルでもお湯が沢山は出なかった経験がある私ですが・・・一般的にまだ、バリの人々はお湯のシャワーを使える人は裕福な人らしいです。バスタブがある家というのは、お金持ち。どうしてお湯を引いてないのか?と不思議に思うと、湯沸かし器が高くて買えないから・・・ということでした。なので、水が冷たくならない時間帯にシャワーを浴びるのが重要です。そして、水が普通の人が多いわけですから、田んぼの用水路、川、田んぼの中の井戸、湧き水で全裸で沐浴ではなく、シャンプーしている人も多々います。別に誰に見られたっていいのです。気持ちいいんだから・・・って感じでしょうか。。。

工場がバリ島にはないので、色々なモノは輸入品だったりすると、それは相当に高いのです。日本製は日本で買うのと同じ値段なんですから、バリの消費者物価とは程遠い額になります。たとえ、その工場がインドネシアにあったとしても消費者の物価にあわせてないことが多々あります。これも、不思議。。。湯沸かし器の値段については、チェックしてませんけど、その国の物価に合わせた物価で売るべきだと思います。

犬も基本自由で、家の敷地内に居る犬もいれば、路上で自由に歩き回っている吠えている犬も多いです。飼い主の考えしだいだと思いますが、路上にいる犬は本当に多い。また牛も。。。動物も鳥も基本自由です。だからといって、凶暴化している動物はほとんどいない、のんびりムードです。昼も夜も路上に座っている、家の外に座っている人も多いし、バリは人も動物も外が好きだということ。




バリニーズダンスって難しい

2011-07-10 22:26:42 | Bali
初めてのバリ島で初めてバリニーズダンスのレッスンを受けてみた。私は何度かウブド内でバリニーズダンスのレゴンダンスとケチャダンス(ウブドとウルワツ)に行った。ケチャは自分とは関係ないダンスなので、レゴンダンスの方はトライしてみたいと思っていた。踊っていながらも、ポージングが多いバリニーズダンス。

泊まっていたウブド・レスタリのオーナーの美枝さんが、ご自分の先生を紹介してくれた。体験レッスンとダンサー衣装を着けてみる体験で両方で所要時間1時間半~2時間で250000ルピー(2,500円)先生は今もウブドパレスと云われるところで、レゴンダンスを踊っているダンサーの一人である、AAアグンさんだった。レスタリから歩いて5分もかからないのが、先生のお宅。

その日の朝は豪雨で、びしょびしょになりながら、レスタリのスタッフの男の子に案内してもらった。先生のお宅の1階はタイル張りになっており、大きな鏡がある。窓はない、オープンエア~。いきなりレッスンが始まった。宿でストレッチをしてきて正解だった。ガムランの音楽に合わせて、先生が1,2,3と掛け声をかけてくれて、一緒にステップを踏む、腕で形をつくる、バリニーズダンスにトライしてみて、戸惑うのは・・・

1.音楽の捉え方がわからない。ガムランのメロディーはどれも似て聞こえる。どこで、どう形を変えるの?ステップを変えるの?って、歌詞もないのに、全員でそろえて踊ったりしていて、不思議、不思議。どれも似てる音や旋律・・・。

2.こんなに肩甲骨と腕を使うとは思っていなかった。常に肘は上げた状態でなくてはならない。いかに今までの人生が肘を上げた運動をしてないことがわかる。肘を上げてポーズをとりながら、踊っていくということは、二の腕に肉がつかないのだ。先生は40代だけど、二の腕にまったく余計な肉がついてない。というよりつくはずがないほどの運動なのだ。背中も同様。肩甲骨をこれまでに動かす踊りを知らない。

3.手の指でだけでなく、足の指にまで神経を行き届かせる・・・足がつりそうなポーズあり、手の指もつりそうだ。(つってないけど。)

私は1時間ほどのレッスンを受けて、衣装に着替え、メークをしてもらい、いきなり撮影会。先生と先生の旦那さんがやってくれた。1時間ほどで、レゴンダンスの一部を踊って、動画で撮ってくれたのだが・・・私、リラックスしていた。先生も初めてやったのに、こんなにリラックスして踊っている人を見たことないから、2週間位毎日、レッスンに来たらどう?2週間も集中してやれば、形になるわよ。と言われた。

あいにく帰国前日のレッスンだったので・・・残念だが・・・この肘をあげるポーズ、肩甲骨を動かし続ける踊りをしていたら、数日で筋肉痛で動けなくなりそうだ。慣れない動きというのは、本当に体がびっくりするのだ。二の腕を細くするならバリニーズダンスです

レゴンダンスでティルタ・サリという若者のグループのパフォーマンスをプリアタンのバレルンステージという日本人の奥様を持っているある有名なバリ伝統芸能の一族の家の中にあるというステージまで見に行った。



そこで、一場面で出てきた小学生。レゴンダンスというのは本当は処女の踊りだそうなので、本来の意味どおりに小中学生が踊っていて、正解らしい。そこに出てきた小さな女の子にど肝を抜かれた。上手い・・・上手い・・・上手すぎる・・・神がかってる・・・天才と、見ている観客は外国人ばかりたった30人ほどだったけど、どの踊りよりも印象に残った。   
私のこの二の腕は腕を使ってない証拠・・・。





バリ島の温泉はぬるま湯

2011-07-09 22:36:52 | Bali
ブサキ寺院はアグン山にあり、その隣の大きな山がバトゥール山だ。どちらも大きな火山の山だ。バリ島は8つもの火山を抱えているという。なので、地震や噴火の危険性も秘めている。それゆえに、人々の信仰心は強いのかもしれない。ブサキのがっかり度と不平不満を、解消しようと、ブサキからそのままバトゥール湖へと続く道をドライブした。途中、シーニックポイントでパチリ
ガイドブックにはバトゥール山と湖を望めるホテルや高級レストランの記事はあるが、私は道すがらに沢山のワルン(バリ島の食堂)を発見した。なので、その景色のとてもいいワルンでランチをした。車を停め度にどこからか?物売りのおじさん、お姉さんがやってくる。どれも欲しくない工芸品やアクセサリーなので、きっぱり断る。後でわかったことだけど、物売りもこのワルンのお店の人と仲間なのだ。。。そうやって、バリは地域社会なので、皆、協力してやっているということです。私は物売りや押し売りから一度だけ買って、失敗したと思ったので、それ以来一度も買わないことにしている。しつこくされると、本当にもっと買いたくなくなるし、押し売りされるのが大嫌いだからだ。しかし、一緒に行動してくれているAを見ていると、ちょっと可哀想だと思うと、すぐに買ってる。特に子供から。ガムとか、ちょっとした物。子供が来たら、ず~~~っと離れない。私は無視なだけど、歩いていると、ず~~~っと物売りの子は人なつっこくついてくる場合がある。気がついたら、結局、Aは何か買ってあげてるのだ。私は絶対に買わない人。お店でしか買わない。

ここのワルンは本当に景色が良くて、リーズナブルで外国人の個人旅行者も大勢食べていた。
噴火後の荒野と思われるハワイ島のような場所を通ったりして、ここが以前噴火した火口が湖になっているのだという痕跡を感じながら、レイクバトゥールのホテルへ。温泉があるからだ。2つの温泉場があるのだが、綺麗目?というか高い入場料の方を選ぶことにした。お一人様1,500円ほど。。。なので、はっきり言ってローカルの人はいない温泉だった。プールの脇にジャグジーと打たせ湯があって、打たせ湯のお湯は40度くらいあったので、よかったのだが、どこも日本人にはぬるいもちろん水着を着たまま入るので、私はビキニとパンツは短パンのようなナイキのパンツをはいていた。温泉に来たのだから、あったまらないと・・・と思ったいた私の期待は裏切られた。こちらの人々は熱いお湯が嫌いです。苦手です。温泉というのは、39度くらいが適温だとか・・・。温水プールか・・・という感じ。

私がプールサイドを歩いていたら、そこにいた男性全員がず~~~っと、注目しているではにか・・・えっつ?どうして?と思ったのだが、中東から来た男性陣には、ビキニを着た女性が歩いていること事態、もう「大変!」なことのようなのだ。打たせ湯プールに誰もいなかったので、入っていたら、中東チーム(男性6~8人)がいつしか、こっちの打たせ湯に入ってきた。。。なんだイスラム教で戒律が厳しいはずなのに、ガンミしている彼ら。しかし・・・私と絶対に目は合わせない。彼らには、衝撃だったのだろうか・・・なんて、どうでもいい事なんだけど。友人Aは私にこう言った。「こっちでは若い子はビキニ着てもいいけど、年とったら、恥ずかしいからビキニは着ない。着れないでしょう、普通。恥ずかしくないの?」だって
「恥ずかしいとか、恥ずかしくないとか、そうゆう問題じゃないだよね。水着なら、なんだっていいじゃないの?私が魅力的だから見ちゃうんじゃな~い。」と私。あくまでも私の観点はどうも西洋人なのだ。というか、アメリカ人・・・私、アメリカ人だったっけ?みたいな場面が多々ある。


ロッカールームではジャカルタから来たという富裕層のマダムと一緒だったのだが、彼女は水着を忘れてしまったとのこと・・・ホテルの人に貸し水着を借りていた。水着の上にも必ず何かを着て入るイスラム系の女性達。私のビキニのトップスを見て、「それ、ナイス・・・そのブラナイスね~。あら~すごいナイス」とひたすら感心してくれていた。そう、イタリアのミラノに旅行に行った時に買い求めたビキニは、シンプルなのにとても体にフィットして、カバー力もあり、とてもいいのだ。バリでも買おうと思ったけど、買い物する気がなくなったので、何も買ってない。

ここで、異文化の違いを実感する。インドネシアの人々は元々イスラムが多いので、水着の上にTシャツを着たり、なんと肌色のスパッツのような、パッチのようなものを着ている女性がいるではないか水着の上に肌色の肌着はちょっと考えられません。というか、かえっていやらしい気がしますが・・・。異文化なんですね~。皆さん、女性は水着の上に何か着てプールも入っています。特に20代以降の女性はそうです。10代はビキニの子もちらほら。他になぜか?ビキニのロシア人や中東の人がちらほらいました。

ぬるいお湯ですが、ここは人気あるそうです。


外国人は金づる?のブサキ寺院(バリ寺院の総本山)

2011-07-09 21:13:49 | Bali
日本語のガイドブックには寺院について、詳しくは書かれていない。特にバリ島は寺院だらけなのだが、ヒンドゥー教徒が9割というインドネシア内では特異な島なのだが、その総本山でヒンドゥー教徒達には母なる寺院とも呼ばれているのがアグン山の麓にあるブサキ寺院である。ここに観光客が訪れるのが少ない理由が実は訪れるまでわからなかった。満月や新月の日は夜明け前に参拝に行き、朝日を寺院の山の上で観ることが一番良いという噂をアメリカ人から聞いていた。何て素敵なんでしょう。と思っていたのだが・・・。

実際にブサキはウブドからも遠い。アグン山というのはバリ島での信仰の対象となっている日本では富士山のような高い山である。さぞかし霊山なのだと推測される。。。

ブサキ寺院に行く前に、お参りには「チャナン」というお供えのお花と、お線香をセットで途中の街で購入。両方で30円だった。実は同行してくれたムスリムのAはとっても行く気がなかった。実は色々なヒンドゥー寺院についても同様で、ヒンドゥー教徒ではないのに、色々な寺院に行きたがる私がわからないようだ。「なんで、こんなに行く気がないのだ?感じ悪~。」と思っていた。私はガス代を支払って、運転してもらっていたのだが、「普通の個人旅行の日本人はブサキまで行く人いないよ。ツアーで行くならわかるけど・・・個人は薦めないよ。」という口ぶりで、入り口から先は行かないから。という放置宣言をしていた。どうゆうことなの~、日本人の友を一人で放置かい?と思いつつも、わかったわよ、一人で行ってくるから。という感じのやり取りがあった。

以下、日本人の金銭感覚からするとケチとも思われるかもしれないが、とにかく外国人観光客と見れば、「金づる」ということが一目瞭然の事実を記します。神聖であるはずの、バリ寺院の総本山がこういった檀家の男性陣で汚されている、だから観光客はほとんど行かない、ありがたみがないどころか?まったく神聖さやいいエネルギーを感じられないブサキ訪問となりました。私は、目に見えないエネルギーを敏感に感じる体質なのに、そんないいエネルギーは感じなかった。その反対に、その寺院にたむろしているガイドやトランスポートと名乗る男達の強欲さにヘキヘキである。

行くなら、村の男達がたむろしてない夜明け前が一番いいに違いない。まだ、皆が寝ている間に行くしかないのだ。

ブサキの敷地内に入ると、セキュリティーチェックのおじさんに入場料の15,000ルピーを支払った。チケットを手渡されて、そのまま駐車場へ。そして、沢山の男性がたむろしているチケットをチェックする入り口に行くと、そこに居るバリ人全員が私に「ここは神聖なる寺院なので、ガイドの同行が必要だ。今、たまたま浄化の儀式をやっているので、こんな時に来れる君はとてもラッキーだ。でも、この寺院の中を歩き回ることは、色々なきまりがあるので、誰かガイドを連れて行かなくてはいけない。そこで、君はいくら出せる?」と入場料を払っているにもかかわらず、あ~だ、こ~だと大勢の男性に言われる。私は「出したくない!」ときっぱり言うと、「君は本当に日本人なのか?例えばアメリカ人は35ドルくらい払ってくれるし、ドイツ人なら20ユーロ、これは一例なんだけど、君はいくらならいいの?」としつこく言われる。

その入り口から1キロは寺院の階段まであるので、そこでもバイクの送迎サービス車が頼んでなくても、待っていた。往復500円でどう?とまとわりつかれる。たった往復2キロで500円?あり得ないよ、バリの月給基準が2万円の世の中で、たった数分で500円?というハチャメチャな金額。それも断ると、300円でいいから、ということで、とにかくうるさすぎて乗ることにした。

バイクを降りて歩こうとすると、二人のバリ人が先を阻んで行かせてくれない。日本人は普通千円は払ってくれるけど、君は500円でどう?と言ってくる。ガイド料だ。そんなの必要ないって、後ですぐにわかるし、先にもわかるが、本当にまとわりついてくるので、外国人でガイド料を払わないで歩いている人は皆無と思われる。

そして高校生の名前は確か、Aで始まる名前。オーストラリア英語のガイドを仕方なく選択。500円。先に払ってくれと高圧的にその叔父という男が言う。その子は、写真を撮ろうとすると、「僕はこのブサキのガーディアンであり、将来ここの神職につく者なので、写真を撮ることはできないんです。」と、神妙そうに演技をする。そして私のカメラをサービスと称して彼が持つことになる。これは巧妙なサービスである。自分の写真を撮られないようにするため。

寺院の中はとても限られた部分しか案内はしてくれません。沢山の寺院が存在していますが、元々よそ者である私達は一番大きな広場のようなところと、あと誰もがお参りしていいという1箇所の寺院だけです。あとは、ここは?と質問したりすると、そこは入れない。そこは閉まっているということで、どこそこも入れないのが現実です。唯一案内された寺院でチャナンと線香をお供えしましたが、そこでこのガイド君に初めて感謝できました。バリヒンドゥーの参拝の仕方を教えてくれました。

ただ。。。このお寺のお賽銭箱にお金を入れてください。といい、私が100円程度の10,000ルピー札をチャナンの上に置くと、僕が神様のために10000ルピーを出すので、あなたにはそれは少なすぎます。と言う。それ以上払う必要はないと思ったのだが、お参りをする時に眉間に米粒をつけてくれる女性も、そこに居る人々は皆さん仲間であり、グルって感じなので、もうめんどくさくなる。なので、20000ルピーを置いた。やっと、納得した様子のガイド君。

彼の英語はなまっているので、よくわからないところもあるけど、自分の不都合さについては一切口にしない。ある意味すごい賢い子なのだと思った。高校生で学校はお金が高いと言う。でも、それは私には関係ないこと。きちんとした労働には報酬を払うのは構わないのだが、押し売りガイドの上に、たいしたところもまわってくれないし、なるべく早く仕事を終えたい感もあって、本当に最小限にまわりました的で、ここまで数時間かけて来た意味がないと思われた。もっとゆっくり見たかったのだが、1時間弱で終えられた。どの外国人も同様の手口にあっているのだが、避けられない事態なのだ。人によっては、もっとぼったくられるのは確実で、中国人でさえ根負けしてガイドがついているのだ。ガイドというのは名前だけで、特にガイドはしてくれてないことを申し添えたい。ゆっくりと見れない、まわれないのだから。浄化の儀式も結局、受けられず、何しに行ったのか?という心残りがあったが・・・もう二度と行くことはないと心に誓う私。

最後に500円ポッキリと行っていたAは、最後に私に「僕は君のためにベストを尽くしたのだら、チップをください。」と言い出した。50000ルピーぽっきりって言ってたじゃないか!と言い返すと、他のガイドと称するバリ人たちが「プリース、マダム、彼はいい子でベストを尽くしたでしょう?」と。めんどくさくなって、100円程度あげると、「Thank You!」とビックスマイルの全員ブサキ寺院ビジネスとでもいうのだろうか、外国人目当てで1時間500円以上でバイトをするということ。それも村の男達全員がグルである。きっとここに来た外国人は、二度と来ないからあとくされはないのだ。これが総本山といわれる寺院の現状というのは、本当に残念だ。神様はこれでいいのだろうか?

インドネシア人にはしつこくしないし、ガイドは追いかけないのだ。この入り口にたむろしているのが、親切そうな笑顔で迎えてくれるブサキ寺院の男達です。本当のガイドではまったくないと思われますが、村の人または檀家なんでしょう。ツアー以外では訪れないほうがストレス具合からすると、懸命です。本物のガイドと一緒にまわらないと、理解が深まらないのは確実です。

バイクで入り口まで戻り、駐車場へ戻った。Aに「こうゆうことなら、最初に言って何で、あなたは来なかったのか?私を一人で行かせたのよ。」と愚痴を爆発僕はここへは最初から来たくなかったし、ここは嫌い。あの人たちはこの寺院を汚してると思う。だから、神様は悲しんでるに違いない・・・とか、だいだい親切じゃないんだよと、嫌々来たのにAはしばらく私の愚痴をず~っと聞いていた。

駐車場から車を出す時に、セキュリティーのおじさんが立っていたから、Aはお財布を用意したたのだが、今回はフリーパスだった。それくらいが唯一ラッキーというのだろうか・・・お金、お金、お金と言われるのは、本当に気分が悪いものだ。

インドの寺院の方がとってもスピリチュアルな感じがするし、とっても敬虔な人が多い気がする。一日3~5回もお祈りをしているバリ島の人々なのに・・・なんだか納得できないブサキ寺院。。。もう二度と来ないぞ!